拉致問題解決は難しいと思うなぁ

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毎日毎日、米朝首脳会議に向かって新たな情報がどんどん出てきて、こりゃ本当にある程度の結論は出そうだなという感じはしますよね。

でも拉致問題に関しては何も話が出ない。

そりゃ当たり前で、これは日朝の問題だし、お坊ちゃまにしたらその優先順位は下の方で、北が世界に向かって拉致問題に関して新たな話をするわけもなく、でも「解決済みだ」なんてのは日本に対する牽制だけで気にすることはないと思ってます。

朝鮮戦争も終結し、核問題も筋が見えてきて、でも今の時点では「核・ミサイル問題が解決しなければ制裁解除はしない」ということになっていて、お坊ちゃまは「核廃棄の道のりの間に制裁解除ができないか」と習近平に聞いていたようで、もしそういう風に決まったとしたら日本もそれを受け入れるしかないと思うんですよ。

でも拉致問題は別で、それが解決しなければ「日本は1ミリも動かない」という基本方針は大事だと思うんですよ。「一億年」どうてらこうてらお坊ちゃまは言っていますが、じゃぁそうしましょうか?と日本が言えば困るのは北朝鮮で、今はじっと実際の交渉が始まる時期を待つのが良いんじゃないですかね。アホな野党連中、メディアはまだ「日本だけ蚊帳の外」と言っていますが、日本は戦争当事国でもなく、北に軍事的圧力を掛けられるわけでもなく、問題の焦点は「核」であって、日本がしゃしゃり出る場面じゃないじゃないですか。せめて日本に「交戦権」があれば話は別だと思いますが、日本が出来ることは経済制裁のみじゃ、制裁をしている他の国と同じ立場で、今回の話し合いの場に出ても何の意味もない。

でも日本の出番はいつか来るわけで、制裁解除、支援となれば日本が主役なるんでしょう。

でも当然、拉致問題の解決が先。

でも拉致問題の解決ってどういう風になれば解決なんですかね。

10人返ってきたら解決?それとも50人?100人?

そもそも日本は拉致被害者の特定も出来ていなければ総数もわかっていないのに、解決とは何を意味するんですかね。

私としてはとりあえず「数十人」規模で返ってきて、なおかつ「北朝鮮国内に日本の【拉致被害者救援センター】を設置し、その行動を妨げない」という約束が必要じゃないんですかね。

でもねぇ、拉致された人たちって、「ただ北朝鮮で生活しているだけ」じゃないわけで、多くの人達は北朝鮮の国家機密に接してるはずですよね。そういう人たちを全て開放してしまうと北朝鮮としてはかなりうまくない。

もし私がお坊ちゃまだとしたら、「返しても良い人しか返さない」と決めるはずで、では「返せない人(知りすぎた人)」はどうなるのか。その人達が存在したという足跡からなにから全て消去することになるんじゃないですかね。

でももしそんなことをして、それがバレたら「話は全て帳消しになる」という覚悟がお坊ちゃまには必要になるわけで、トランプ氏がお坊ちゃまに拉致のことを話すとしたら、ここがポイントになるんじゃないかと思うんですよ。

「お願いだから、日本のために返してあげてね」的な話で終わるわけがない。

◯ 過去のことは問わない

◯ 拉致被害者からの情報は国家機密指定する

少なくともこの約束が必要なんじゃないかと。

でもそれをどう約束するのか、そしてその約束をお坊ちゃまが信じるのか。またその約束があれば返しても大丈夫だと考えるか。

少なくとも、下手に返せ返せと大騒ぎをすると、拉致被害者の命が危くなるってことは絶対に考えないとうまくないですよね。

そもそもシンガポールでの会談ですが、北のポンコツ飛行機は問題なく飛べるんだろうか。飛んだにしてもそれにお坊ちゃまは本当に乗るんだろうか。私がお坊ちゃまならあの飛行機でシンガポールに行こうとは思わない。いろんな意味のリスクが高すぎますから。お坊ちゃまはクーデーターを心配しているようだけれど、北を離れている間に何か起こる可能性も否定出来ないんじゃないですかね。

だんまりを決め込んでいるロシアは何を考えているんだろうか・・・。

 
 
 

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