「日本からのEMS」に課税された~~~~

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どうも最近、飛行場の税関チェックが厳しくなったらしい話をマレーシア関連ブログで読みましたが、これってマハティールさんになってからの変化かなと思ったり。

私が知っている限り、マレーシアほど飛行場の税関チェックがいい加減な国ってみたことがなくて、まともにやれば密輸も減るし徴収した税金も結構な額になるんじゃないかと思ったり。

つーことは、EMSなどの荷物検査も厳しくなるのかな、な~~んて思ったときにPOSから電話がありました。

「日本からのEMSに関して納税が必要だ」と。(@_@;)

これってタイミングが良すぎじゃね?

その電話で、「POSに納税の代行をお願いする」ことも可能なんですね。って、彼らがそれを聞いてくる。でも私は最近、何か変化があったのかどうかは飛行場のPOSに行ってみればわかると思ったんです。だからPOSの納税代行は断りました。

行ってきましたよ~~~。KLIAっていうかCargo、F1サーキットの近くのPOSに。

モントキアラとの往復の時間、POSでの手続きでどうしても3時間以上掛かってしまうけれど、ま、行ってきました。

もしここが混雑していたら、変化があったのがわかると思いましたが、全く変化は無し。それどころかいつもより空いてるんでやんの。私みたいなのが3,4人いただけで、明らかに職員の方が多い。職員ってPOSじゃなくて税管吏ね。

ということは今回のEMSが課税されたのは、飛行場の税関が厳しくなったのとは全く関係がないってことですね。

もしEMSなり海外からの小包のチェックを厳しくするとなったら、職員数も何倍、何十倍にしないとならないし簡単にはいかないでしょうねぇ。ちなみにオーストラリアの場合、全ての小包をチェックしていると言ってもいいくらいで、25年間、家に届いた小包は全て開封した跡がありました。なおかつ商品を一品ずつチェックしていて「この健康食品には輸入許可が必要な成分が含まれていますので保管しています。廃棄するか送り返すか決めてください」なんて手紙が来たこともある。半端じゃない厳しさです。でも課税された覚えはありません。

オーストラリアの飛行場の検疫、税関の検査も厳しいなんてもんじゃない。私も今までいろいろと飛行場で捨てさせられましたっけ(イクラ、梅干し(種が問題)も駄目だった時期があります)。ああ、それとああいうのって「没収」じゃないのね。「廃棄してください」ということになっている。でもそれを断れば裁判へと続くんでしょうね。

マレーシアのPOSにある税関はガラガラ。暇そうでした。

ちなみに私が払った税金は34リンギ。この内訳が書いた紙があったんですが、それは後でゆっくり見てブログに出そうと思っていたのですが、税金を支払った後は簡単なレシートみたいなのしかくれないんでやんの。これっておかしいと思うけれど大した問題じゃないのでそのまま。

荷物の内容は「煎餅がたくさん」であとは「帽子」とか「カメラのフィルター」とかで12000円ぐらいかなぁ。これに「送料が加算されて総額に税金がかかる」。それと課税されたのは今回が3度め(4度目?)なんですが、インボイスに書いてある価格を彼らは考慮しているのかしていないのかよくわかりません。彼らは彼らの「価格基準」みたいなものを持っていてそれを基に計算するみたい。

いわゆる高価でいかにも「税金が掛かりそうな物」ってないんですよ。インボイスを見ても、ああ、個人がおやつ、スナックを送ったんだなと言う感じ。

でも彼らは課税しようとした。なんでですかねぇ。いつもはすんなり課税無しで宅配されるのに。

でもま、インボイスの内容にしては「箱が大きい」のは間違いがありませんでした。私もなんでこんなにでかいんだ?と思ったくらい。

税関吏の前で初めて小包を「私が」開けるわけですが、それを彼らは見ていて、これは何?それは?と聞いてくるわけです。彼らが実際に物品に触ることはまず無い。

でも箱を開けたらまた箱がいくつか入っていました。それぞれに煎餅が入っているのね。

これって高価な贈答用品じゃなくて、そこそこ人気があるだけの「堅焼き煎餅」ばかり。最近、なぜかマレーシアの日本食品屋に「堅焼き煎餅」がないんですよ。子供か歯の悪い年寄りが食べるようなものばかり。私はと言うとトンカチで割らないと食べられないような堅焼きが好きなので、マレーシアで売っている煎餅にはイライラしていたんですよ。じゃぁ、日本から買っちゃえということで買ったわけですが・・。

結局ですね、いちいち煎餅を箱に入れるってのは日本特有のサービスなんでしょうね。「バカヤロ~、割れてるぞ~~」というクレームを避けるため。あるいは袋には空気が結構入っていますから、強い圧力が掛かれば袋が破ける可能性も高い。となると「シケっちゃう」なんてことも起きるんでしょう。

でも私としてすれば外側のダンボールだけ頑丈なら、中のいくつかのダンボールは無くても良かったなぁ。重さは大したことが無いにしろ、郵送料は重さで計算されるわけだし。

私がいつも使う「御用聞キ屋」という海外転送サービスは、一つ一つの荷物を開けて中身を確認し、なおかついらないもの(個別の梱包、パンフレットとかクッションの新聞紙やプチプチ)は捨てて軽量化してまとめて送ってくれます。でも今回はそれぞれの煎餅の箱に「届けるまで開封するな」みたいなことが書いてあって、やっぱり割れちゃったみたいな事故は頻繁に起きるんでしょうね。あああ、そういえば箱に「Handle with care(取扱い注意)」のシールがベタベタ貼ってあったわ。

でももしまた次回頼むことがあったら、そういう箱は全部開けちゃって、中身だけまとめてくれと連絡するつもり。

でもね、これも良し悪しなんですよ。

かつて「魚の干物」を頼んだのですが、それの梱包が貧弱で、そして押しつぶされて「汁」みたいなのが出てしまっていた事もありました。これはビニール袋一枚使って、包んでくれれば問題なかったはず。

こういうところの細かいことをちゃんと考えてくれているのが「御用聞キ屋」の良いところなんですが、余分な梱包材を「どうして捨てなかったんだ?」という客もいれば「どうして捨てたんだ?」なんて客もいるんでしょう。客ってワガママで、梱包がしっかりしていると「余計な金が掛かる」と文句を言い、商品にダメージがあると「梱包もまともに出来ないのか」と怒る。(笑)

今後はこちらもしっかり考えてインストラクションを出そうと思う。

ということで、課税が強化された感じはまるでありませんでした。

でも今週末に別便が到着するはずなので、その様子も見ましょうかね。私がブログに何も書かなければすんなり通関できたと思ってください。

 
 
 

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