ヨメさんと息子の「マレーシアの運転免許証の更新」に行ってきました。
新規に取ったときはかなり面倒でした。私達が持っていた免許証は「オーストラリアのクイーンズランド州発行」のもので、オーストラリアの運輸局で「運転免許証の証明書」を現地にて入手し、それをマレーシアのオーストラリア大使館で翻訳をしてもらい、書類を揃えてWangsa MajuのＪＰＪに行きました。英語での説明なんか皆無で何がなんだかわからなかったのですが、ＪＰＪの入り口に何人もたむろしている「私設代行屋」に頼むことに。でもこれは正解でちょっとのお金で全ておまかせでしかも早く出来ました。これってマレーシアあるあるの「裏稼業」が関係しているようで、代行屋も役人に賄賂を渡してやってもらうシステム。（これは代行屋に根掘り葉掘り聞いてわかりました）
書き換えもあそこに行かないとならないのかと思うと意気消沈してしまいます。なんせ遠いし、駐車も面倒で、広くて人がごっそりいてわけがわかりませんから。
でも調べてみると「更新」は各所にあるＪＰＪで簡単にできるようなのでPUDU SENTRALにあるＪＰＪに行くことに。
営業時間は
Office Hours :Monday – Sunday : 8.30 am – 9.30 pm (Closed on Public Holiday)
Friday : 7.45 am – 12.15 pm / 2.45 pm – 9.30 pm
Remarks : Counters closed during Friday prayers.
ですので良いですね。場所はセントラルマーケットのすぐ近く。
大きな駐車場もあってわかりやすかったです。ＪＰＪは大きなビルの中に入っているのですが、イミグレとか職業安定所とか、そんな公的機関、それに準ずるような施設が同居しているようなビル。ＪＰＪもすぐにわかりました。
ただし、行く前に「更新に何が必要なのか」を調べてもよくわかりませんでしたので、パスポート（ヨメさんは新旧）、パスポートのコピーとパスポートサイズの写真１枚を用意していきました。
ヨメさんも息子も一切運転しませんし、運転免許を持っていることさえ忘れていたようで、実は「有効期限切れ」になっていました。２ヶ月ほど。でもそれに関してはなんの問題もなく、何を聞かれることもなく、罰金があるわけでもなく、簡単に済みました。
ただヨメさんの場合はパスポートを更新していますので、新旧のパスポートとそれぞれのコピーを持っていったのは正解で、それが必要でした。窓口に行く前に必要な書類に書き込むこともなく（そもそもなんのフォームも置いていない）、順番待ちの番号札を取って席に座って待つのですが、並んでいる窓口の上に非常に見やすい電光掲示板で「何番の人は窓口何番へ」と案内が出るので混乱することは一切なし。
でもイミグレなどと同じで「英語表記の案内は皆無」なんですね。でも周りの人を見ているとただ番号札を取って待っているだけなので、我々もそうすることに。
長男は有効期限が切れていましたが、古い免許証とパスポートを見せ、パスポートサイズの写真を渡す。そして１年６０リンギット。５年分で３００リンギットを渡して終わり。更新申請のフォームも何もありません。そして５分ほど待たされると名前を呼ばれ、新しい免許証をもらって終わり。簡単すぎて気が抜けるほど。
ヨメさんの順番が来て窓口に行き、「パスポートが変わった」と言いましたところ、「このフォームに書いて提出してくれ」と窓口でフォームを渡されました。これもマレー語だけでわけがわからないと一瞬思ったのですが、Old Passport とか New Passportとか、あるいはパッと見ただけで何を書く欄か簡単にわかりましたので、新旧のパスポート番号、住所、日付とサインをしたフォームに、新旧のパスポートのコピー、パスポートサイズの写真を（順番に関係なく）先程の窓口に提出しました。程なく呼ばれて、３００リンギを払って終わり。そして５分後には名前を呼ばれて新しい免許証をもらいました。窓口の職員は「英語に問題はない」ので助かりました。
行く前は有効期限が切れているし、パスポートは変わったし（ヨメさん）、結構面倒なことになるんじゃないかと思っていましたが、あまりにもあっけなくなんのトラブルもなく更新できました。
写真屋も、コピー屋もＪＰＪと同じフロアにありますし、更新には古い免許証とパスポートだけ持っていけば大丈夫なはず。