またまたカメラの話題です。
前にソニーが凄いミラーレスを発売したというニュースを書きましたが、それにちょっと遅れて、高級コンデジの分野でかなり売れているRX100シリーズに7世代目の新型が発表されました。
これがコンデジか?というような性能で、フォーカスも早く追尾能力も凄い。そして私がこだわる「瞳AF」も搭載してきた。
私が凄いと思った点は
◯ AFの追従が正確で早い。
◯ 瞳AFを搭載。
◯ タッチトラッキングが着いた。
◯ 手ブレ補正が良くなった。
◯ マイク端子が着いた。
その他、第六世代から引き継いだものとして
◯ レンズは24mm~200mm
この200ミリってもろ望遠だし、24ミリは風景画にも適しているしどんなシチュエーションにも対応できてしまう。
このカメラのAF性能が良いってのは凄いことで、普通、動き回る子供やペット、スポーツを撮れるカメラって意外に少ないんですね。でもそこをこのカメラは超えてきた。
そして今の時代の流れに乗っていて、「自撮り可能」というのも大きなセールスポイントじゃないですかね。背面液晶が跳ね上がって「前からも見れる」わけですが、この「カメラの上にモニターがある」ってのは非常に大事で、良くあるバリアングルで、「カメラの横にモニターがある」場合は、自撮りの時にどうしてもモニターを見ながら撮影しますから、「目線がカメラ目線にならない」のね。どこか変なところを見ながら撮っているようになる。
ところがモニターが上に出ると、それを見ながら撮影しても「目線はちょっと上にずれるだけ」ですから、モニターを見ながら撮影しているとは思えないような映りになるんですね。自撮りをする場合はこれも非常に大事なポイントだと思います。
いい事ずくめですから欲しいなぁとは思うものの、私にはどうしても受け入れられない点があるんです。
それはレンズ。24mm~200mmって良いとは思うものの、レンズが暗いんですよ。F2.8~F4.5なのね。
これって私みたいな「ボケ命」だとどうしても受け入れたくない。でもこれだけの倍率のズームレンズで明るいものは存在しない。
実はこのRX100シリーズって第5世代までと第6世代からと「レンズが違う」んです。
私が今まで使ってきたRX100シリーズは第3世代と第5世代なんですが、レンズは24mm~70mmでF値はF1.8~F2.8なんです。
このF値の違いってボケ好きには大きな違いで、「ボケ方」が違うのね。レンズが明るいほうがボケる。
新しいRX100 VII は望遠まで着いていて良いとは思うんですが、私としては暗いレンズは受け入れられない。
だからもしこの第7世代の別バージョンとして、24-70mmのF1.8~2.8搭載のカメラが出てきたら、私も真剣に考えようと思いますが、このRX100 VIIは素晴らしいとは思うものの、今ひとつ踏み出せない。
RX100ファンは結構多いですが、私と同じことを考える人も多いハズ。
でも一般論として言えば24mm~200mmって半端じゃなく凄いと思いますわ。オールマイティに使える。旅行にも最適。
そして忘れてはならないのは、このRX100シリーズって小さくて薄いのね。胸のポケットにも入ってしまう小ささ。これだけは他社のどんなカメラも追いつけない。
スイッチを入れてレンズが一番伸びた状態。
スイッチが入っていない状態。小さなバッグ、胸ポケットにも入る大きさ。
あああ、この新型には問題があります。発売は8月30日ですが、価格はな、な、なんと14万円を超える。 (@_@)
でもきっと、このカメラもベストセラーになるはず。
ソニーはこのRX100シリーズを面白い売り方をしていて、初代のRX100から今までの歴代のRX100をラインアップして売っている。もちろん古い機種は安い。