日本で美味しいと思った食べ物「番外編」

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渋谷のホテルにチェックインしてから、ヨメさんはホテルに「籠城」に決定。風邪の具合が芳しくありません。

私もヨメさんに付き合って「籠城」し、食事はルームサービスなんてことになるととんでもない経費がかかりますので、ホテルと同じビルに入っているセブンイレブンでごまかすことも多くなりました。

このセブンイレブンは馬鹿にできず、オニギリもお弁当も美味しいし、パックに入った洋食もいろいろある。部屋には電子レンジは当然ありませんが、セブンイレブンで温めてもらって部屋に持ち借りすぐに食べればなんの問題もなし。

本当に美味しくて変な店に行ってがっかりすることを考えたらセブンイレブンの圧勝。(笑)

私はというと買い物もありますし、渋谷の街をうろうろしては「お寿司」ばかり食べていました。一人ですし、豪華な寿司ではなくて回転寿司レベルのものばかり。

そして東急のれん街に行ったり、ビル地下で惣菜を買って持ち帰ったり。

そんな中で、なんてこれは美味しいんだ~~~と驚いたものを紹介します。

これはセブンイレブンで売っている「カニカマ」なんですが、「タラバガニ」を模したもの。

味はかなり美味しく、そして食感がタラバガニそのものなんですよ。タラバガニの「爪肉」の食感ってわかりますかね。普通の蟹身とは違って、「ツブツブが集まったような食感」。

私はタラバガニの美味しいものに合ったことって記憶にないのですが、変なタラバガニよりこれのほうがよっぽど美味しいと思いました。

渋谷に泊まった4泊の内、これを何個食べたかなぁ。かなり食べました。(笑)

そして、久しぶりに食べたこれ。

崎陽軒のシュウマイ。

こんなに美味しかったっけ?と思いました。冷えても美味しいし、大したもんだわ。

その他、あちこちの店に行って驚いたのは、寿司でも刺し身でも食べれば付いてくる「大葉」。これの美味しさにびっくり。

マレーシアで食べる大葉とはまるで違う。

これなんですよね~、私もマレーシア上陸後、すぐに「欲しい葉物」を栽培しましたが、結局は諦めたのはこれが理由。

見た目は立派なんだけれど、食べるとだめなのね。これは三つ葉も同じだし、ニラもそう。

ニラってマレーシアで使う機会は多いのだけれど、あのニラ独特の匂いが少ないのね。だから餃子も日本の餃子の味が出ない。日本の餃子にちょっと入っているだけのニラはちゃんと仕事をするけれど、マレーシアでは大量にニラを使ってもなんだかいまいち。

これはネギも同じ。薬味が薬味にならない。

日本って本当に不思議ですわ。あれもこれも美味しいものの宝庫。

でもこれって日本の気候とか風土がどうのというより、「流通がちゃんとしている」からだと思っています。その時期その時期、日本中、世界中のどこからか最高のものが集まってくるわけで、「日本産だから美味しい」ってわけじゃないのね。だめなものはいくらでもあるけれど、それじゃ競争に勝てないし、仲買人が値段をつけないから生産者も市場に持ってこない。これは魚も同じ。

だから近年増えてきた卸売市場を通さない「産地直送もの」ってめちゃ安いけれど、全然美味しくないものがあったり。魚も同じ。

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