日本のアマゾンで1ヶ月ぐらい前に小物を買いました。安物です。
でもそれは「中国から送られてくる」もので、それが日本の転送業者へ送られ、後日まとめてマレーシアに送るつもりでした。
小物の安物ですが、世界中を調べてもその業者しかそれを扱っていなかったもの。
時間が掛かるのは経験でわかっていましたが、それにしてもいつになっても「発送」のマークも付かないんですよ。
何やってるんだろう・・と思っていたら、昨日、「発送」「配送中」になって、やっと送ったかと思っていたんですよ。
そうしたらすぐにアマゾンからメールが来まして、
お世話になっております。
この度、弊社の商品をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。本当に申し訳ございませんが、先ほど配達業者から「荷物を紛失されました」連絡がありました。そして、ご注文をいただきました商品の在庫を確認したところ、現在、在庫が切れておりました。
再入荷予定日は未定ですので、こちらは返金対応させていただきました。
後はアマゾンより処理いたします。少々お待ちくださいますようお願い致します。
紛失ってのも在庫がないってのも眉唾ですが、やっぱりコロナウィルスの関係なんだろうなと。
こういう「中国からの部品、製品が届かない」ってのは私みたいなものにはどうでもいいですが、仕事関係での支障がどんどん拡大しているみたいですね。中国からの輸入野菜って半端じゃない量とのことですが、それが入らなくなって大変な状態だという食品関係の報告もある。
韓国では自動車の電源周りの「ハーネス」が中国から届かないというだけの理由で工場がストップしたそうで、日本でもその影響がちらほら出てきているという報道が出てきた。
極端に言えば、100円の安い部品が来ないだけで、100万円の製品を作れないなんてことも起きるんでしょう。中国は医療リソースでも大きなシェアを持っていて、アメリカの抗生物質の原料の98%だったかが中国製とのこと。コロナウイルスの蔓延での需要増と生産減を考えると、このままだと「深刻な医療リソース、薬品、医療機器の減少」も起きるらしい。マスクがないどころの話じゃないと。
また中国は以前と違って、「消費地」としても大きいわけで、経済的な打撃はどうしたって小さいとは思えない。
日本政府は「消費税増税の影響は軽減できる」なんて大ぼらを吹いていたのに、10月ー12月期のGDPでさえ前期比1.6%減、年率換算では6.3%減。だから財務省の言うことを聞いては駄目だというのを半端じゃない数の経済学者、評論家が大合唱していたのにこのザマ。元は消費税増税反対論者の安倍さんがもういかに力がないかを証明したようなもんだと思います。
これプラス20年1月-3月期からはコロナウィルスの影響が出てくる。
日本経済、大丈夫か?