しかしまぁ、株式市場だけじゃなくて為替市場も何がなんだかさっぱりわからず。そして株式市場と為替市場は密接な関係があるわけで、話は益々ややこしくなる。
豪ドルの動きが異常。
これだけオーストラリアドルが動く理由が私には全くわからず。
私は「豪ドルと心中するつもり」なんてブログに書くほど豪ドルにどっぷり浸かっていたのに、2018年には綺麗サッパリ豪ドルとは縁を切って米ドルに乗り換えたのはブログにも書きました。
その時期はちょっと遅かったものの、「債券の償還日」との関係もありその時期になってしまいました。そしてそれは大成功で豪ドルは「下げ足を早めた」。
そもそもなんで豪ドルは危ないと思ったかというと、豪ドルって「世界の景気に敏感」なんですね。景気が良い時には買われるけれど、「世界になにか起きると真っ先に売られる通貨」。そして私は米中関係が激しくもつれて世界は大きく変化すると読んでいて、当然、アメリカは中国共産党つぶしをやる気で「米中貿易戦争」なんて生易しいものではないと考えていました。
そしてその考え方の大筋は間違えておらず、トランプ氏はありとあらゆる方面から中国とぶつかるようになってきた。
となれば世界経済は「波乱」となるわけで、その影響を一番受けやすいのがまさに「豪ドル」なんですね。
で、コロナ騒ぎで世界経済はかなりやばいことになってきて、米中間の争いもどんどん進んできたわけで・・・・・。
「豪ドルはもっと売り込まれる」
と私は見ていました。
ところがこれですよ。
この動きもまた今の株式市場と同じで「私の想定には一切無かった動き」です。
こう動く理由も私にはわからない。
まぁ株式市場も為替市場も「先の動きがわかれば大金持ちになれる」わけで【わからないのは当たり前】といえばその通りなんですが、やっぱり世界の動きを見ていると「そこそこの検討はつく」んですよね。
でも今回の動きはさっぱりわからない。色々なケースを想定するわけですが、「この動きは一切想定してなかった動き」で、天気予報は晴れなのに大雨に降られたような気分です。
マレーシアリンギットも上げてる。
MYR/USD
MYR/JPY
まぁ驚くほどの上昇ではないですが、私は逆に「どこまで下がるか」という見方をしていたんですよ。大外れなんてもんじゃない。
USD/JPYを見ると「円安ドル高」ですが、「米ドルも下がっている」のが他通貨とのペアを見るとわかる。
ややこしいなぁ。
こういう大きな動きを見る時は当然「ファンダメンタルズ」で考えるわけですが、私にはさっぱりわからず。
自分の中に持っていた「相場の動きを見る基準」がどんどん崩壊していくような気さえします。
でもこれもまた良い方へ考えることにします。
「ファンダメンタルズ分析が出来ないお前は、テクニカル分析だけに没頭しろ」という神の啓示かもしれない。(笑)
「相場のことは相場に聞け」という格言がありますが、これの意味をしっかり噛み締めてやっていこうと思いました。
「自分の読み」と「相場の動き」とどちらが正しいのかと言えば、当然、「相場の動き」。真実はこれしかない。となればそれだけを見ていけばいいのに、ああじゃこうじゃと余計なことを考えるのね。そして「自分がわからないだけ」なのに「市場の動きがおかしい」とか「異常だ」とか言う。(笑)
おかしいのは自分だというのに気が付かない。
「相場の先行きを【読んではならない】(予想してはならない)」なんてことを前に随分ブログに書いたような気がするけれど、それってデイトレ(スキャル)や短期売買のことだけじゃないってのを今、学ばされているような気がします。
どうせ私は「ファンダメンタル分析が不得手」なのは昔からのことだし、この際、一切、世界経済、情勢なんて見ない、考えないようにしてみますかね。
67歳のジジーになってもまだまだ学ぶことばかりって、人生って厳しいね~~~~~~~~~。
でも私は絶対に諦めない、蛇年生まれの粘着質。(笑)