ことごとくハズレる相場観。生き残るのって大変だし、疲れますねぇ。

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しかしまぁ、2020年、今年の相場の動きは全て自分の読みと「真逆に動いた」感じがします。

我が家は「長期投資はしない」と決めていますから読みが大外れでも実害はないのですが、下手に自分勝手な読みを基本に動いたら大変なことになっていたのは間違いがなく、自動車事故に巻き込まれそうになってヒヤッとしたのと同じ様な感覚を今、持っています。

今年の相場の動きに乗れた人って凄いと思うし、どうして乗れたのかが不思議。

唯一、考えられることは「動きの方向に乗った」ということで、ファンダメンタルズを分析して乗ったのではないのではないかと想像しています。また「安くなったときに仕込んでおこう」と考える人は決して少なくないのもわかる。でも前の高値まで買い進むか?

今では「世界中にジャブジャブになったお金の行き場がないから」と言われていますが、4月からの株式市場の爆上げを説明できた専門家はあの時点ではいなかったように思います。

未だに私としては、いくらお金が世界にジャブジャブになろうと「実体経済」を考えれば、やっぱり世界の株式市場の「現在の位置」は異常にしか見えません。コロナが終息したところで、米中激突の世界的影響は甚大だろうと考えていますから

でも本来は「ファンダメンタルズは一切気にしない」「動く方向に乗る」のが私の基本中の基本ですが、それはあくまで超短期売買の話で、それは職人が毎日仕事をして糧を得るのと同じようなもので、では資産運用は?となれば、世界の動きを見ながら「どの通貨を持つべきか」「いつ交換するべきか」「我が家にとって一番重要な債券の動き」「金利動向」を気にしながら大筋の作戦を練るわけですが、それは当然、ファンダメンタルズ中心に見るわけです。

ただそれはすぐに動かせない資産なわけで、また自分が読んでいた方向と真逆に動いていますので、私は金縛り状態みたいなもので全くなんの手当もしませんでした。

株式投資はしていませんから、世界市場の暴落、そして暴騰はまるで関係がありませんが、やっぱり為替の読みも大外れで、実害はまだ出ていないものの、二年越しで構築した我が家のポジションの優位性は壊れつつある。唯一うまく行っているのはオマケと同レベルの「金(ゴールド)」だけで、これは大勢に影響なし。

がっくりしているのは、例えばリンギットの上昇。私はコロナが始まってリンギットが暴落し、「シメシメ、読んだ通りだ」とほくそ笑んでいたのですが、その後の上昇は「そんなはずはない」と見続けていただけ。

マレーシアリンギット/USドル (このブログの画像は全てクリックすると大きく表示されます)

私は日本円の資産も収入も全く無いのと同じですが、マレーシアリンギット/日本円の動きも堅調。

株式市場なんて、私にはどう考えても異常としか言えなくて、「2月の時点で高値感が言われていた」のに関わらず、そしてコロナで経済が大混乱しているのにも関わらず、あっさり高値を更新し、史上最高値も更新って、私には想像もできなかったし、今でも嘘だろ?と思うくらい。現実を受け入れることが出来ません。

アメリカのS&P500の動き。

日経平均ですが、私は15000円割れは当然来るだろう、優良企業でも買うべきではないと思っていました。大外れ。(笑)

私は資産のほとんど全部を米ドルにするのをこの二年間やってきたわけですが、その理由は何度も書いている通り、世界経済は大混乱するであろうという2018年からの読みがあったから。当然、世界は「リスクオフ」状態になり、今までだと「リスクオフ時には円高と考える」わけですが、円を持っていてもそこから利益を生み出すのは難しいし、これからの世界は、私は「日本売りが始まる」と見ていて、円を持つ優位性は全く考えていませんでした。

ま、多くの日本人が「円の動き」が気になるようなことは私にはないし、もし円高になっても関係ないと思っていましたが、「米ドル安」の動きはやっぱりうまくないし、それは全く読めていませんでした。それどころか、世界がリスクオフになれば、私はかつてのような「有事のドル買いに戻る」と思っていたくらい。

それもまた大外れ。

米ドルの動きを見るときに、多くは対日本円、対ユーロとかで見ることが多いと思いますが、「米ドルインデックス」というのがあるんですね。これは「ドルインデックスとは、ユーロ・円・ポンド・スイスフランなど複数の主要国通貨に対する米ドルの価値を指数化したもの。ドルインデックスの数値が高いと主要通貨に対して米ドルが買われていることを示し、低いと米ドルが売られていることを示す」数値。

これを見ると目眩がしてきそうです。

US dollar currency index

コロナの世界的蔓延がはっきりした3月に、米ドルが暴騰していますが、「良し!来た!読んだ通り!」と思ったわけです。(笑)

当然、コロナの出現を読んだわけではなくて、私が2年前から書いてきた様に「米中激突が本格的になり、それは世界経済に多大な影響を与えるだろう」「そして米ドルは上がる」と読んでいたわけです。

ところが暴騰したのはそのときだけで、その後は、全く想像さえしなかった「大きな下げトレンド」に入った。読みとは真逆の動き。(T_T)

かなり長い間、高金利でお世話になり、一時は「豪ドルと心中するつもり」なんてこのブログにも書いていたことがある豪ドルですが、世界に不穏な動きがあると「すぐに売られる」という性質がありますので、世界経済は混乱するだろうと読んでいた私は、豪ドルとは別れを告げ、米ドルに乗り換えたわけです。そして思惑通り豪ドルは下げ続け、助かったと思っていたら、急騰。私が豪ドルから米ドルに乗り換えた平均値にはまだ達していませんが、この動きは私の読みとは正反対。大外れです。

ただ良かったことは一つあります。もし豪ドルを多く持ち続けていたら、ダラダラ下げて不安が増しているところでコロナで対米ドルで55セント近くまで下がった瞬間に、私はきっと精神崩壊を起こしたかもしれないってこと。この半端じゃなく嫌な思いはリーマンショック時に豪ドルが3ヶ月の間に半値に暴落したとき(当時40億年に一度の確率だと言われた)に経験しました。もう俺は終わりだって本当に思いましたもの。でも今回はそれを再び体験せずに済んだのは良かったのかもしれない。

AUD/USD

そもそも私が「ファンダメンタルズを無視する」ようになったのはこういうことが頻繁に起きるから。

そりゃ「読み方が悪い」わけですが、ファンダメンタルズ分析ってプロでさえも簡単ではないわけで、私のファンダメンタル分析力なんて幼稚園レベルでしかないものの、その読みって自分の中では重視してしまうのね。

そして読みのとおりに動いているときには「シメシメ」なんて思うものの、逆の動きになると「自分の読みが甘かった」ではなくて「市場の動きがおかしい」と思うようになるのね。「俺は正しくて、市場が間違えている」と。(笑)

個別株でも同じで、「上がるはずなのに下がった時」にどうするべきかって難しくて、「流れに乗るのが重要」だとしても、自分の読みは逆ですから、「この動きはダマシに違いない」「すぐに流れは変わるはず」だと思ってしまうのね。

これってまさに「損切りできない大きな理由の一つ」なわけですが、私もこの「罠」から逃れることはできないのが、今回のコロナの動きで再確認できました。

ま、個別株とか利益追求のためのFX、先物なら「損切りポイントを最初から決めておく」ことは可能だし、そうするべきですが、「資産運用、資産防御」の観点からいうと、そう簡単に方針を変えることは出来ないんですね。すでに持っている「債券、定期、不動産」などを現金化して乗り換えるのは簡単には行かないですから。

じゃぁヘッジをすれば良い、となりますが、「個別の投資対象のヘッジは可能」でも「資産全体のヘッジ」ってとんでもなく難しい。ヘッジの為だけにもかなりの原資が必要になりますし、それに向けられる遊んでる大きな資金なんて無い。

だから「分割投資」「ポートフォリオ」が大事になるわけですが、これって「安全策」ではあるものの、「利益を追求する」場合、「全体がローリスクローリターン」になるのは間違いがないと思うんです。それは「ポートフォリオの構築の仕方に問題がある」と言えばその通りなのでしょうが、今のような低金利時代に入ってくると「選択と集中」をしないと「資産とは絵に描いた餅」になってしまう

ちょっと気になるのは、「低金利時代だからと言って、リスクの高い高利回り商品をいろいろ買う人」も少なくないのね。これって「倒産確率のリスクコントロールになっていない」わけで、ポートフォリオの意味はないと思っています。万馬券を何種類も買ったところで、リスクヘッジにならないのと同じ。

結局、これの対処法って無いに等しいと私は思っていて、「爪を伸ばさないこと」と「万が一のことが起きても生活を資産や収入に合わせるしかない」と思っています。積極性とかチャレンジ精神は重要なのはわかりきっていますが、私の人生で覚えたことは「守りを徹底的に行わないと、すぐに破綻する」ということでした。これは一般的な企業や店舗経営も同じで、「良いことは絶対に続かない」し、「逆の動きは必ず起きる」し、「進路変更は簡単ではない」し、「一度破綻すると再起は簡単ではない」ということ。

それを前提にしながら、どこまで攻められるかがポイントなわけですが、これもまた難しいし、人それぞれ何を重要視するかもそれぞれで、正解って無いのだろうと思います。

だから「生活を、資産や収入に合わせるしかないという前提って大事」であって、将来を悲観的に考えるぐらいが丁度よいと思っています。そして私は一切、借金はしない主義。これは若い頃から、そして昼の一般的な仕事をしていたときも、日本でもオーストラリアでも同じ。

でもそれもまた「年寄っぽい考え方」かなという気はしています。ただの小心者かもしれませんが。

若いころは怖いもの知らずで、小さな可能性に全てを賭けるなんてことをしましたし、それがまた「将来の道を拓くことに繋がる」のだけれど、波乱万丈の生き方になるはずで、後に自分でその生き方で良かったと思ったり、あるいは成功者として評価を受けるにしても、それは「勝ち残った人だけだ」というのも長い人生で自分で経験したり、周りの人達を見てわかることなのね。

だから歳を取ると保守的になるのは当然だと私は思っていて、年寄なのに「チャレンジが大事だ」というのは「勝ち組だから言えること」の様な気もするわけです。それは「チャレンジ精神と無鉄砲さは限りなく近い」と思うから。実際に自分もそして友人知人、親戚の中でも「チャレンジを続けているうちにとんでもない災難にあったり、いつの間にか消えていった人たち」がどれだけ多いことか。これが現実だと私は確信するくらい。

でも「安全重視の生き方」ってつまらないと思う。

どこか丁度よい「落とし所」みたいなものがあるんじゃないかと、そんな気もするのだけれど、そんなことはわからない。

だからやっぱり「常に積極的な考え方を維持するのは大事」で、しかし何かとんでもない想定外のことがいつか起きて資産を失う、お金が紙っぴれになることも想定しながら、「資産防衛は守りに徹し」、「毎日稼ぐ手段を得ることに関しては積極的になる」ことが重要だと私は考えたし、そして「いつどんなときでも毎日稼げる手段」を考えた場合、やっぱり「短期売買やスキャルしかない」というのが私の人生で得た結論でした。今、コロナで職を失ったり、中小企業、店舗が半端ではない苦労しているのを見ると「いつどんなときでも毎日稼げる手段を持つのか持たないのかで人生が変わる」のをはっきり見たような気がします。

ただし、その手段は「短期売買やスキャル」だけってことはありえないわけで、やっぱり「手に職を持つ」のは重要ですよね。私は残念ながら「プロと呼べるようなや知識や技術を何も持っていない」ですから、一般的には「ばっかじゃないの?」なんて言われる「短期売買やスキャル」に道を見出しただけのこと。

若い人たちは、「いつどんなときでも毎日稼げる手段」を考えるべきだと思います。「今はどうにかなっている」としても、「来年の今日はどうなっているのかわからない」のが人生だと思うから。そのときに、誰に頼ること無く、自分の足で立って歩いていける方法を持っていれば人生は変わる。

そして「そこにこそ真の自由があるのだろうと思う」から。

今の仕事を止めてということではなくて、私は若い頃から「職業は複数持つべき」という考え方でやってきましたが、それは「それぞれの仕事に相関性、関連性がないことが重要」だし、「いつどんなときでも毎日稼げる手段」を得る、育てることを忘れてはならないと思うんです。そのスキルをすぐに得ることは出来ないにしても、副業ならゆっくり育てることも出来るはずなのね。あるいは「稼ぎが少なくてもそれを本業にして真剣に学ぶ、腕を磨く」のも一つの手で、その代わり、他に稼げる副業を持つのも良いのかもしれない。ブログやユーチューブで稼ぐなんても、たとえそれが一過性のものだとしてもチャレンジするのは良いと思う。

これって、20代、30代の若者だけじゃなくて、40代、50代でも同じだと思うんですよ。

若いって本当に素晴らしい。無限の可能性があると思う。

こんなコロナで大騒ぎになっているときだからこそ、「自分にどんなスキルが有れば良いのか」を真剣に考えるチャンスじゃないですかね。絶対に「元に戻ることを待つ」なんてことをすべきじゃないし、政府や自治体に文句をいったところで何も変わらないんじゃないですかね。

私は長期的な相場の読みがことごとくハズレて、小さな自信も木っ端微塵となってがっかりしているジジーですが、どう生きるべきかを考えるとやっぱり上のような結論になる。

 

 

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