【米国大統領選】本当に不正があったにしてもトランプの負けは負けだと思う

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普通では考えられないことが米国では起きていますね。一言で言えば「あっちもこっちも感情的」で、支持者同士が戦うような雰囲気はどうしても馴染めないものを感じます。

メディアもあからさまに支持者を持ち上げるし、CNNは「バイデン支持者というべきところを【We】と言う」とか、なぜこれほどまでに感情的に分断されているのか理解不能。

でもバイデン支持者は言う、「アメリカを分断したのはトランプだ」と。

ここまで感情的になったらまともな話し合いなんかできるわけもなく、話し合いの必要もないんでしょうが、訴訟が起きているようで裁判でどうなるんですかね。そして確率的にはどうなのかはわからないものの、「トランプ勝利もありうる」というのだから益々理解不能。

ただ上院は共和党優位できまりそうであること、最高裁は保守派の方が数が多いことを考えればそれもあるのかもね。

でも私は思うんですよ。

選挙選ってのは何年も前から行われているはずで、そりゃあの手この手いろいろ使うんでしょう。買収や恫喝を含めて合法、不法なことが裏で行われているであろうことは世界中同じだと思う。

選挙での不正だって「数多くの中の一つの戦略」と考えることが出来ると私は思うわけで、そういう陰謀策略がある中で皆が戦うのは一般の世界とて同じで、「相手の仕掛けたそれに乗ってしまった」としたら、それで負けてもしょうがないんじゃないですかね。

「真面目に道を歩いていたら、誰かが掘った落とし穴にハマった」とすれば、それは落とし穴に落ちたやつが負けというのが世の中の決まりだと私は思う。

民主党が何かやるだろうということは前から言われていた中で、トランプが「対策を講じなかった」とするなら、その不正が事実だろうと噂、捏造だとしてもトランプの負けだと私は思うなぁ。

これって私は大事なことだと思っていて、例えば北朝鮮や中国と交渉し合う中で、当然、相手の手の内を読んだり揺さぶったりするわけで、まさか「その場の雰囲気、思いつきで交渉することはあり得ない」んじゃないですかね。そのためにインテリジェンス要員は世界各地に入りこんで情報を取り、工作もしているはずで、そういう国の大統領がですよ。一番大事な自分の大統領選で「相手の不正によって負けた」なんてなんかおかしくないですかね。他国の選挙に介入するのはアメリカのお家芸のはず。

その逆ならわかるんですよ。大統領権限を使って、そしてプロを使って不正なことをするのはあり得るかもしれない。

でも今回は挑戦者であるバイデン、民主党が大々的な不正をしたって・・・・・・・・・、その動きを事前に感知し押さえこむことが出来ない、はっきりした証拠を掴むことも出来ないトランプって・・・・。何か変だと思うわけです。

そういう意味では「トランプが悪あがきをしている」と言われてもしょうがないんじゃないかなぁ。

もし不正があったにしても、その不正に負けたらやっぱり負であって、トランプ陣営の不手際が原因と言えるんじゃなかろうか。

世界にはスパイがうようよいるわけですが、そのスパイが情報を掴んだり、工作に成功すれば、「スパイの勝ち」であって、やられた方は「負け」なんじゃないですかね。

これはコンピューターのハッキングも同じで、「データを盗まれた。改ざんされた」としたら、それは一体誰の責任なのか。

戦争とて同じで、偽情報を掴まされたり、待ち伏せされて部隊がやられてしまったら、一体誰の責任なのか。

私はトランプ支持だけれど、トランプ陣営やトランプ支持者が「不正だ~~~」と騒ぐのには違和感があります。これは日本のトランプ支持者も同じで、「民主党は不正を大々的に行った」というけれど、その不正を野放し、あるいは見逃し、そして確固たる不正の証拠を(今の時点では)出せないトランプ陣営の責任に言及する人はいない。

でもこれから裁判が行われるわけで、トランプは世界中が驚く何かの隠し玉を持っているのかもね。

ま、どちらにしても裁判に注目したいと思います。

 

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