【米大統領選】不正を内部告発した人に何が起きているのか。これを見逃しちゃまずいでしょ。

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ペンシルベニア州の郵便局員が内部告発しているのはネットで知っていました。

リチャードホプキンスという人で、実名も顔も自らさらし、「期日後に郵便局に到着した無効投票に対し、【日付を変更しろ】と上司(この名前も公表済み)に命令された」と。内部告発ですね。

これを共和党の上院議員(リンジーグラム)が重要視し、バー法務長官に捜査要請。それを受けたバー法務長官は【捜査する】と発表。

これがどうなるか気になっていたのですが、こういう展開。

○ ワシントン・ポスト社は「内部告発した郵便局員は【訴えを撤回した】」と報道。

ありゃりゃ、これじゃ法務省の捜査はどうなるんだ?って誰でも思うじゃないですか。そして追い打ちするようなこんな発表。

○ 米国郵便公社は「ホプキンスは話を捏造」し、嘘を認めて「宣誓供述書に署名」した。

ところが~~

○ ホプキンス氏は「そんなことは無い」「私は撤回していない」とネットに投稿。

これってワシントンポストも郵便公社も【嘘を報道した】ことになる。

そして彼は連邦捜査官から「尋問を受けた」ことも公表。

そしてそして、彼はなんとその尋問を【録音】していたんですね。で、それも公開した。連邦捜査官の名前も何を言ったのかもバレてしまった。

その連邦捜査官がホプキンス氏に言ったこと。

○ 君のおかげでクレージーな状況になる。

○ 上院議員も法務省も関係している。

○ 君の話を変更したい。

○ 君の心をコントロールしたい。

○ 君を怖がらせる。

これらが録音され、公になった。

このホプキンスのことをずーっと追って報道していたジャーナリストは彼にインタビューして、「捜査員は不正選挙を本気で捜査する気はあったか?」という質問に「正直、その気はなかったと思う」と。

次に起きたことは

○ 米国郵便公社が報復。ホプキンス氏に「解雇通知」を送った。

こんなことがあるんですねぇ。

8:00 辺りからその話。

私としてはワシントン・ポスト社も郵便公社も嘘の報道をしたことは忘れまいと思う。

今回の「不正疑惑」が深刻だと思うのは、ワシントン・ポストという老舗メディアや国の機関である郵便公社もこういう動きをしているってところ。

ワシントン・ポスト社って全米で6位の規模。そして首都ワシントンでは最大の新聞で国家・政治に特化し、世界的に影響力がある「高級紙」の部類。リベラル系。

私は「バー法務長官が不正を調べる」と報道された時に、さてさてどこまでやるかな?ポーズじゃない?と思ったわけです。(大阪都構想で、賛成に回った公明党がいつものように組織を使ってまで維新に協力しようとしなかったのと同じ。選挙で維新とぶつかりたくなかっただけなのがバレバレ)

ま、こういうことは今回は氷山の一角だろうと私は思っていて、トランプは内部告発者にどんどん出てきて欲しいと言う。

でもこれも私はおかしいと思うんですよ。トランプはそんな内部告発者をあてにしているのか?って。

トランプは最初から民主党は何かするだろうと読んでいて、最終決着は最高裁でとトランプは言っていたわけだから、当然、不正があればすぐにわかるように、そして証拠も残せるような仕掛け、人材の投入もするのが当たり前だと思うんですよ。

それらは今の時点では発表されないものの、裁判では世界が驚くような「不正の証拠」を突きつけるのかもしれないけれど、どうもここのところの動きは「たいした証拠もないのに騒いでいる」感じがしてしかたがない。

とは言うものの、中国から大量に「投票用紙」が送られてきた証拠も出ているし、その他いろいろあるのだろうとは思うものの、世界が驚くほどの確固たる証拠があるのかないのか。

今のままならトランプは「イチャモンを付けただけ」になるんじゃないですかね。

しかし今回の選挙って、2001年の911NY同時多発テロを思い出すんですよ。それとボストンマラソンの爆破事件。

どちらも偽旗作戦(自作自演)であると言われて、摩訶不思議な現象や証拠が山のようにあるのに、的はずれな内容や問題があるような調査報告書だけで終わってしまった。自作自演なんてまさかと思うけれど、様々な分野のスペシャリストが「ありえない」ということが起きたのは間違いがないと思うんですよ。

911の時はテレビにかじりついて見ていましたが、何もわからない私でも「これって、なんかおかしくない?」と思うことはいくつもあったのを思い出します。

私は陰謀論を信じるわけではありませんが、どうにも「事実とは思えないこと」が米国では良く起こる。だから「そんなのは陰謀論だよ」とバカにするようなことは、私はしない。

米国のベトナム戦争への参戦のキッカケになった「トンキン湾事件」もでっちあげで、元マクナマラ国防長官も戦後に「勘違いだった」なんて公言したし、NSA(国家安全保障局)も「何も起きなかった」と発表した。これってとんでもないことじゃないんですかね。

私達がリアルタイムで見て覚えているのは「イラク侵攻」で「イラクは大量破壊兵器を持っている」と騒ぎ立てて米国とイギリスがイラク戦争を始めたじゃないですか。でも終わってみれば「大量破壊兵器はなかった」なんてしゃーしゃーという。そして世界はそれを全く問題視もしなかった。

当時、日本は小泉政権で、「イギリスのブレアから【支持してくれ】と言われ、小泉さんは何も調べることもせずにYesと返事をした」と、当時、官房長官だった「福田康夫(後の総理大臣)」が朝日新聞のインタビューでバラしてしまった。

これには余談があって、私が今、住んでいるマレーシアは「ブッシュとイギリスのブレアを(不在)裁判にかけて戦争犯罪として有罪判決」をだしているのね。その音頭を取ったのがマハティール氏。

まぁ、世の中って本当にまさかのことがあって、多くは闇に葬られていて表には出てこない。またメディアも知っていても「報道しない」こともあるんでしょう。

だから私達は「世の中に陰謀なんてないんだよ」なんて思っちゃうわけですが、歴史的にもいろいろあるんでしょうね。陰謀や策略はバレないから意味があるわけで、「そんなの聞いたこともない」というのがあたりまえでそうじゃないと陰謀は成立しない。

今回の大統領選に、本当に民主党の組織的工作があったのかどうかは私には全くわからない。ただかなりの「変な話」は多く、でもそれはトランプ側の捏造かもしれないし、わけがわからない。

今回の郵便局員の内部告発、そしてその後の動きも「トランプ側の捏造かもしれない」匂いはするんですよ。この事件が発表された前後に「アメリカのベテランズデー(復員軍人の日)11月11日」があって、これは「祖国のために戦った人たちを称える非常に大事な日」なわけです。こういう盛り上がりがある日に、【不正を内部告発した勇気ある愛国者】が出てくるって、どうしたって国中から注目を浴びる。ましてや内部告発者はまさに「元海兵隊員」でアフガンやイラクに従軍した「アメリカのヒーロー」。これってなんだか出来すぎのような気がするわけです。

でもま、これが嘘なら、ワシントン・ポストや郵便公社は「彼が嘘をついている証拠」をすぐに出してくるはずで、もし沈黙を守っているとしたら、告発者の言うことは真実なのかもしれない。

しかしまぁ、私が思うアメリカって本当におかしなことが普通に起きる国なので、「不正があったかもしれない」とは思っています。

でもその立証責任はトランプ側にあるわけで、立証できなければ実際に不正があったところでトランプの負けは負けだと思う。

陰謀策略ってのは「それに引っかかったほうが負け」だと私は思うし。

不正があったと内部告発したホプキンス氏の最新の情報はこれ。全て英語ですが、彼は私生活でも追い詰められているようで可哀想だと思いますわ。

彼は元海兵隊員でアフガニスタンにも従軍した人。(アメリカではヒーロー)

「最終的に誰が大統領になろうが構わない。ただ公正で正確な選挙であって欲しいだけ」だと。

私はアメリカ人が持つ正義感って好きで、それのみがアメリカがアメリカでいられる理由だと思うくらい。

たとえ信条は違っていようが、性格が曲がっていようが、そして「正義そのものも立場によって違う」にしても、正義はやっぱり大事だと思う。

どんな手を使ってもトランプを落とさなければならないという正義も存在するのかもしれないけれど・・・・。

私達は今、世界の歴史が変わる大事なポイントにいるのかもしれない。

ブログにアメリカの大統領選のことばかり書いて申し訳ないけれど、これほど大事なことって無いと私は考えているわけです。

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