今年は頑張って稼がないとうまくない・・・【投資・トレード関連】

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しかしま、長期予想が当たったときほど楽勝なことはなくて、逆に外れると悲惨なんてもんじゃない。

私は長期投資が全く駄目で、予想が本当に当たらない。

でもそれでも「金利がそこそこの時代」って、「含み損は金利でカバー」できるのね。だから怖いことってあまりなくて、【売買ポイント】を間違わなければどうにかなってしまう。

ところが金利が低いと相場の動きがそのまま損益に直結してくるわけで、余裕がない。

私は2018年から、米中の貿易戦争は「文化と文化のぶつかり合い」で大変なことになると予想して、そういう風にこのブログにも書いてきた。その読み自体は外れていなかったし、当然、私は「アメリカに賭けた」わけです。

でも株式に投資はしませんし、「米ドル建ての債券」に【集中】した。

利回りは5%を確保できていて、そして2020年に入ってからは米ドルが上げだして、「読みは間違えていなかった」と一人ニヤニヤしていたんです。

そんな時に伏兵の登場。その名は「新型コロナ」。

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これは「米ドル」の世界的な位置の変化。日足。

新型コロナが世界中に蔓延すれば本当に大事になると思ったし、「アメリカしか残れない」ぐらいに思いました。近年、言われることがなくなった【有事のドル買い】が起きると読んでいました。

これが大ハズレ。(T_T)

要は「為替の読みが逆に動いた」ってことで、元の木阿弥。結局ですね、「コロナ対策」で【とんでもない巨額の財政出動が始まる】というのを読みきれなかったんですね。今、思えば、世界が「リーマンショック」を抜け出たのも巨額の財政出動であったわけで、財政出動を渋った日本は円高に悩まされたことを忘れていた。

なおかつその巨額なお金は「行くべきところがなく」て【株式市場に流れ込んだ】。

この株式市場の動きも私は全く読めていなかったし、大底から上がりだした時には「二番底を取りに必ず下がるはずだ」と思っていた。

これも大外れで、株式市場は快進撃。

経済的にはとんでもないことになっているのに、【株式市場が爆上げするはずがない】と信じ込んでいました。だから「今に急落する」と思い続けて今に至る。(笑)

市場は急落するどころか、「史上高値を更新」した。

これも嘘だろ?としか思わなかったし、その後もまだ上げ続けるなんて、その可能性は「0.001%以下」ぐらいの見方をしていました。

でも現実はこれ。コロナショックが起きる寸前の2019年2月を思い出してください。「世界中で高値警戒感」が出てきていたんですね。そんなところにコロナですから、そりゃ暴落しても当たり前。

この辺までは誰でも読めていたことだと思うんです。

でもねぇ、まさかコロナがどんどん酷くなる中で、「高値更新」ですよ。そしてその後も【快進撃】。

アメリカのナスダックの日足。

私は今でも夢を見ているような気分で、現実が全く理解できていません。

日本円に関しては、日本円の資産もないし、収入もないし、遠い将来は日本に帰るにしても日本円の動きは自分には関係ないと思っています。というか、「日本円が有利」だとしても「日本円で持つことは考えられない」わけです。日本円を持っていてもそれをどう運用したら良いのか私にはさっぱりわからないから。

とりあえず、USD/JPYの日足。円高ドル安傾向がはっきりしていて、日本も巨額の財政出動をしてアメリカに合わせないと、またリーマン・ショック後の円高の恐怖が再び襲ってくるのは明白。

マレーシアに住んでいますから、やっぱりマレーシアリンギットの動きは気になるものの、私は発展途上国への長期投資はやっぱり難しいと思っているし、ましてや上に書いたように「米中激突」となれば、発展途上国はかなり危ない状態になると読んでいたわけ。

当初はその読みは当たっていた。米ドルは高くなり、発展途上国は弱含みで、株式市場も下がってきた。

ここに出てきたのがコロナ。そしてそれが「リンギット安を【加速】した」。ここまでは予想通り。でもそれは最初だけ。

MYR/USDの日足。

ところがその後が予想と全く逆の動き。米ドルはマレーシアリンギットに対しても下がり続け、今に至る。

多くの日本人が気になるのは「MYR/JPY」のはずですから、そのチャートも出しておきましょう。ま、コロナが始まってからは「大きな変化はない」と言っても良いんじゃないですかね。つまり「米ドルの一人負け」ってこと。

マレーシアの株価総合指数「KLSE」の動きもこんなで、コロナ?それが一体どうした?みたいな動き。

ついでに、日経225のチャートも出しておきましょう。棒上げです。

これって「コロナのおかげで株式が上昇した」という言い方で良いと思うのですが、これに皆さん、違和感を感じませんかね。2018年の消費税増税で、年末から2019年の初めには「景気の落ち込みはすでに見えていた」ところにコロナが出てきたんですよ。

でも爆上げ。

なんだか世界的に、この株式市場の値上がりで「富裕層は益々稼いだ」と言われていますし、暴落時に「買い時だと株式を仕込んだ投資家」は凄いことになっているんでしょうね。

でも我が家は全く関係なし。見ていただけ。(笑)

ついでと言ってはなんですが、「ビットコイン」も凄いことになっていますね。もう「オワコンだ」なんて言われていたのが、高値を大幅に更新。

皆さんはこの動きに乗れていますか~~?

我が家はただの傍観者。(笑)

ま、この1年の動きで我が家に実損は出なかったし、金利がより下がったことによる「債券価格の上昇」で含み益はありますが、「償還まで持つ」のが我が家の方針ですからそれは全く関係ない。ただ、ほとんどが「米ドル建て」ですので、「米ドルの下落による【含み損】」が出るか出ないかの瀬戸際。これは「豪ドルからの乗り換え」がうまく出来たからそれで済んでいますが、今後、アメリカはもっと巨額の財政出動をしますし、まだまだ下落する余地はあって、そうなると我が家はかなり落ち込むことになります。

でも世の中を見渡してみると、我が家は幸せな方で、「株式投資でがっぽり含み益が乗ってる人たち」を除外した場合、「コロナによる経済的な打撃をもろに受けている個人や企業」は多く、「収入を減らし」「資産も減らした」ケースはとんでもない数じゃないんですかね。

それどころか、これから縮小、倒産、廃業が増えると言われているくらいで、株式市場が好調だろうと、コロナが去った後には「大きな経済の伸びがある」という専門家もいるけれど、【体力を削り取られた個人や企業、店舗】、ましてや倒産や廃業に追い込まれた企業や店舗、職を失った人たちに明るい未来が来るなんてことを簡単に言う経済評論家は頭がイカれているんじゃないかと思う。

今を生き抜くことさえ出来ない人たちをどうするのか。日本はここに集中しているとは思えないし、この大災害が過ぎた後に、体力を失った企業、店舗、個人がどう復活するのか、復活できるのかは甚だ疑問。

結局、「格差が拡大するだけ」みたいな。

でもま、そんな時代でも生き抜かないとならないわけで、コロナや政府に文句を言ってもどうにもならず。

じゃ、どうすりゃいいのか。

私の信念ってやっぱり変わらないんですよ。それは「どんな時代でも、どこに住もうと【十分な収入を得ること】に尽きる」(資産は関係ない)と思っています。もっとはっきり書けば「日銭」と言っても良いかもしれない。あるいは週単位、月単位で「必ず収入を得ること」が何よりも重要だと考えます。

資産とは「収入を得るための元」になるだけで、農家で言えば「田んぼ」みたいな見方をしています。しかもちゃんと面倒を見ないとインフレで【必ず】毎年毎年、目減りしていく。

お金は所詮、「紙っぴれ」だと私は思っているし、「資産」は単なる【計算上の数字】でしかなく、今年、68歳になる私としては「お金は天下の回りものでしかない」と思うようになってくるのね。だから今日、明日を生きるための「キャッシュ」をいかに、どんな時代でも、どこに住もうと得るかが何よりも大事。それがあれば、「大きな資産」なんていらない。また逆にそれがあるから「資産も作れる」

私はここは重要なポイントだと思っていて、世の中はちょっとした資産が出来るとすぐに「早期退職」だの「海外移住」だと考える人が多いけれど、注意が必要」だと思うし、「資産はあるけれど食えなくなる人たち」って結構多いのは今まで随分見てきました。

ましてや「その資産を運用すれば良い」なんて、資産運用を簡単に考える人も多くて、「そんなことがド素人に出来るのか?」という発想も大事だと思うんですよ。「マレーシアの預金金利が高いから」なんて喜んでいた人たちが今、静かなのはなぜ?マレーシアもゼロ金利に近くなったらどうする?資産を食い潰す?それとも新たな投資に手を出す?

そんなんでうまく行った人って本当に少ないんじゃないですかね。「世界は常に変化する」中で、常に収入を確保するのは簡単ではないけれど、それをしないかぎり生き伸びることは不可能。

5年10年は問題がなくても、20年30年と経つうちには世の中も大きく変わってくる。

「(株式)投資をしろ」という声が巷では高まっていますが、私はこれは「悪魔の囁き」だと思います。投資なんてのは「勝ち組が後で好きなことを言う」世界でしかなくて、「誰でも投資をすれば儲かる」なんてことは絶対にありえない。

それどころか、「損をした人」「消えていった投資家」「一家離散、首をつった人」が多いのがこの世界だというのは「長くこの世界を見ていた人にはわかる」はずなのね。自分の周りを見渡しただけでも【何が現実か】というのは簡単にわかるはず。(ダボ家にもかなり危ない危機は何度もあったのはブログに書いています)

そもそも投資の世界、トレードの世界では「80%以上の人が損をする世界」だと言われているのはご存知ですよね。ましてや「たまたま利益を出したケース」を除外して、「常に利益を出している人」は5%以下かもしれない。十分な利益をとなったら1%以下でしょう。

でも世の中では「勝ち組をもてはやす」し、「どうやって稼いだのか」の話がどんどん広がるし、「私にもできるかな?」なんて思う人達を呼び込もうとする「落とし穴」はどこにでもある。

いくら野球好きでイチローを研究しても、イチローにはなれないってことを自覚するのは重要じゃないですかね。これは「ウォーレンバフェット信者」も同じで、それでどうにかなるなら誰も苦労しないのね。この落とし穴にハマるのは「高学歴」で「自分の頭は良い」と思っている人が多い。

ここで大事なことですが、「相場の世界はカモがいないと成り立たない世界」だと断言しても良いと私は思っています。ゼロサムの世界と言っても良い。だから「常に損をする人たちが、常に流入してくれないと困る世界」でもある。

いやいや、株式市場は違うと言う人もいるでしょう。株式の場合は【ゼロサムではない】という人も多い。でも私はこれも「悪魔の囁き」だと思っていて、そりゃ「株式が上がっている時は【皆で利益を分かち合える】」にしても、では「下げ相場の時」はどうですか?セロサムより酷いじゃないですか。下げている中でどう利益を確保して行くんです?

下がっている時にはしょうがないよ、なんていうのは私は一切認めないし、そもそも日本の株式市場だってバブルが弾けた後にどうなりました?未だにあの時の高値には戻っていないじゃないですか。

つまり、「泣きながら消えていく人は消えていった後に、また新たな人が動き出して【同じことを繰り返す】のがこの世界だ」と私は確信しています。

1989年のバブルの頃からの日経225の動きはこれです。これを見ただけで、どれだけの人が泣いたのか想像できませんかね。「投資が大事だ」なんて偉そうなことを言う人達が台頭してきたのは2013年移行だというのがわかりますかね。

それより前は、「株式投資をするやつは馬鹿だ」というのが世間一般の考え方。

ところが、それって「日本の場合」なんですね。では世界は?アメリカは?

アメリカのダウの推移はこれ。1986年から。

日本のバブルが弾けて、多くの日本株投資家が長い長いトンネルに入って悩んでいる間に、「株式投資ならアメリカ株っしょ」とアメリカに目を向けた人は、単純計算で10倍以上の資産を作った計算。

結局、何がなんだかわからない世界で、「結局は運でしかない」というのもある意味、大正解だと思うんです。本当に長期投資って難しいと思います。

でも今日の日記みたいに、「過去を見てみれば」【逃した魚が大きいことを悔やんでしまう】事が起きる。【ああすれば、こうすればよかったと悔やむ】。でも事前にどうなるかはわからない。後悔先に立たず。

これを相場の世界では【猫の○玉】と言います。後ろから見ないと見えない。(笑)

ここで、最後に大事なことを一つだけ、書いておきます。

上に多くのチャートを乗せましたが、「値動きにはトレンドがある」のがわかりますよね。そして私は(いつもの通り)ぐだぐだと書きましたが、トレンドに関しては何も言及していないのがわかりますよね?

実はですね、私達が「投資をする上で、何よりも大事にするべきもの」があるとしたら、それは【トレンドのみ】ということ。あえてここのところを上には書きませんでしたが、ここに焦点を当てていれば、何も悩むことはないんじゃないですかね。でもああじゃこうじゃと考え悩むのが人間であるってこと。そしてそれを延々と繰り返す。

相場の世界の格言を一つ書いておきます。

「下手の考え、休むに似たり」

少なくとも「これさえわかっていれば、【負けることは無い】」と断言できると思います。【ああじゃこうじゃと考えても無駄】ということ。「トレンドだけしっかり見る」「相場のことは相場に聞け」というのもそういう意味。

さぁて、今年は私も頑張って稼がないと~~~~~。(笑)

でも私は株式などの長期投資はしない。見ているだけ。今日はこの理由の細かい説明はしませんでしたが、今日の日記から何か「ハッと気がつくこと」がありましたでしょうか。

だから我が家は「短期売買に徹する」(短期的な収入を重視するという意味)ようにしています。でもこれは我が家の単なる決め事。

どうなりますか・・・・。

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