中国で「利回りの良い債券」が出てきても、よーく考えたほうが良いかも

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このブログではたまに「債券」のことを書きますし、投資の一つとして「債券投資」を考える読者も多いと思います。

そして、読者の中には【利回りが良いと買いたくなってしまう人がいる】のは今までのメールやコメントのやりとりでわかっていますので、注意喚起を。

中国は今、お尻に火がついちゃっているのはおわかりだと思いますが、その打開策として「新たな債券を出してお金を回す計画がある」様子。

それは「不動産業界にお金を流したい」からなわけですが、どうも【他の債権と組み合わせて、一つの債券を作る可能性がある】とのこと。

これってまさにリーマンショックのきっかけとなった【(危ない)サブプライムローンを他の債権と混ぜた】のと同じで、実質的には「投資不適格」だとしても、「信用度は悪くない体裁を取った債券となるかもしれない」のね。まさにサブプライムローンはそれをやられて多くの投資家が乗ってしまったわけですが、同じことが中国発の債券で起きるかもしれない。

世の中は右も左も泥棒ばかりと考えるのは正解かもしれませんね。

その中から「投資しても大丈夫なもの」、なおかつ「利回りが良いもの」を私たちは探さないとならないわけで、それなりの努力と覚悟が必要だということですね。

ま、詐欺に合わない、危ない投資に乗せられない方法って意外に簡単で、【うまい話は世の中にはない】ということと、そもそも【良い話が自分に回ってくるわけがない】ということを知るべきじゃないですかね。

「良い投資案件があります」と言われたら、【じゃぁ、貴方がそれに投資すれば?】と答えるのが一番。

でも最近は、それに対してどう答えるのかのもっともらしい応対マニュアルを持つ詐欺集団もあるようで、うまい話には耳を傾けないのが一番。

でもねぇ、私が詐欺師、あるいは危ない商品を売るとしたらこう言うと思う。

「確定利回りは一般的な5%ですが、市場の動きによっては10%以上期待できます」とか。それもそれをメインに話すのではなくて、「こういうのもありますが・・」なんてね。

こういうのって私も「話ぐらいは聞いてみようか」なんて思ってしまいます。(笑)

で、耳を傾けてしまうと「釣り針の餌に噛みついた貪欲な魚」みたいなもので、それを釣り上げる術をプロは持ってるから怖いのね。

「君子危うきに近寄らず」

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

貴方はどちら?

私は後者ですが。(笑)

でもそれは「投資することも考えたい」からではなくて、【彼らの手の内を研究したいから】です。(^_^)v

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