日本からの小包がまた【税関で止められた】 (┰_┰)

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我が家は日本からの【取り寄せ】がないと生活できない状態で、月に最低でも「一便」は日本からなんらかのものをマレーシアに送り込んでいます。主に食料品関係ですが(笑)、薬や健康食品、ヨメさんの化粧品、雑貨もある。

いつのことだったでしょうか、日本からマレーシアへのEMS料金が値上がりになって、私が使っている「御用聞キ屋」という海外転送業者では【EMSよりDHLのほうが送料が安い】ことが頻繁に起きています。基本的には「軽くて大きいものはEMSの方が安い」ですが。

ただし、「日本のアマゾンで買って、直接海外送付して貰える場合は、メチャクチャ安い」のね。まず(輸出だから)消費税が掛かりませんし、金額が張る商品なら「日本で買うよりも安く買えることも起きる」のね。つまり本来掛かる消費税よりも「送料と諸経費(税金含む)の方が安い」事が起きることがある。

ですから、最近はEMSではなくてDHLばかりなのですが、今回、久しぶりに税関で止められました。(┰_┰)

でもDHLってやることが早くて、普通【通関は輸送中に行う】のね。日本からマレーシアに来る間に、香港を中継したりするわけですが、その輸送中に通関をするんですよ。ちょっと理解しがたいシステムですが、つまり、実際にマレーシアの税関が品物を確かめて通関するのではなくて、【種類だけで簡易通関】をするのでしょう。

だから前にも「課税されたこと」はありますが、マレーシアの税関で止められることはなくて、すぐに品物は届けられて、同時に「税金を払う」ようになっています。(課税される場合は連絡が事前に来る)

ところが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回は、トラッキングを見ていると「輸送中に通関をします(Customs clearance status updated. Note – The Customs clearance process may start while the shipment is in transit to the destination.)」と出ていて、その後、品物はマレーシアに届き、そしてSUBANG に回されて、そこで止まったままになりました。

DHLのトラッキング上ではこの様に出ていました。

Clearance Eventとありますから、なにか問題があって税関で止めているのでしょうが、DHLからは何も連絡がないし、待っていれば通関も終わって税金が確定して、届けられるだろうと思っていたんですよ。でも宅配される様子はない。

ということでDHLに電話で連絡をしたところ、【通関するにあたって、品物のもっと詳しい説明が必要だ】というのね。インボイスだけでは駄目だと、メールも来ました。

やっぱり・・・・って思ったんですよ。実は今回、ヨメさん用の化粧品が入っていたのね。薬もあった。これらのものって「認可されていない含有物」があったり、薬品だとすれば「輸入許可が必要なもの」もあるわけですよ。でも今までは「明らかに個人的に使う少量のものなら問題はなかった」のね。

ですから、インボイスの内容とともに、どういう化粧品かの説明と「個人使用目的」だと書いて、DHLにメールを送りました。

それでも進展が無いんですよ。止まったまま。

そうしたらメールが来まして、「catalog or brochure or photo of the item」を送れと。

カタログなんて無いし、ブローシャーにしても日本語だし、PHOTOでも良さそうなので、写真だけ集めて送ったのね。そして【これ以上詳しい情報が通関に必要だとしても、これ以上のものを私は提供できない】から、これで足りなければ【日本に送り返すか】【廃棄】するしかない、と書きました。

そうしたらまた数日たって、こんなメールが来ました。

これじゃ駄目ですと。

Please be informed, provided catalog is not sufficient enough for clearance .

しょうがないので、DHLに電話をして、「メールに書いた通りに、これ以上の詳しい情報を提供できないから、日本に送り返すか、破棄する手続きをして欲しい」と話したんです。

そうしたら、【あと2,3日待って欲しい】というのね。待てば何が起きるのかはわからないけれど、待つしか無い。

そうしたら、突然の【配達】ですよ。

税金はRM152.50(約4600円)支払いましたが、「これは輸入できません」なんてのもなくて、商品は全部揃ってました。

全く、一体何がどうなっているのか。

でも良かったです。日本に送り返すことになったら、当然、その送料も1万円以上掛かるし、日本の「海外転送業者」に届いてもその後それをどうしたら良いのかわからない。当然、「マレーシアで廃棄」なんてのは「その心づもりもある」という意思表示をしてみただけで、本当はそんなことはしたくないし。(笑)

結局、日本の川崎で出荷されたのが、4月の27日。早ければ29日か30日には配達になるぐらいDHLは早いのに、今回、配達されたのは5月の10日。

ま、届くのに2週間掛かった。でも課税されたと、結果的には大した問題じゃないと言えばそのとおりなのですが、今回は化粧品、健康食品、薬、食料品、その他雑貨もあって、それにDHLの料金じゃなんじゃを合計するとそこそこの額になるので、これが全部パーになる可能性もあると考えたら、心穏やかではありませんでした。

商品内容としては無くても構わないものじゃないし、どうしようもなければ「日本に行って買って持ってくるしか無いのか?」と思ったし。

今回、学んだことですが、【税関や検疫で引っかかりそうなものの場合、DHLではなくてEMSの方が良い】ということ。

EMSなら税関で止められてもKLIA近くのPOS+税関に自分で出向いて説明するなりなんなりできますから。

で、自分で商品を出して税関吏に説明すると、「問題なし、課税もなし」とか、課税されてもなぜか非常に安かったり、そして【結構、泣き落としも効く】のね。(笑)

でも数年前に「輸入許可が必要なものが入っている。まずは検疫を受けろ」と言われ、検疫の事務所に行ったり来たりして、結局は「廃棄」することになったこともありました。

ま、しょうがないですね。多くの場合は、飛行場での検疫・通関もそうですが、【荷物のチェックもしない、課税もされない】のがいつものことで、【規則としては課税されるのが当たり前のものでも、課税されない】わけですから。

ちなみに小荷物はRM500以下なら非課税と聞いています。でもそのRM500は【郵送費も含めた総額(CIF価格)】だから、我が家の場合は「本来はほぼ全ての小包は課税される」ことになります。でも「課税されないことが圧倒的に多い」。

だから今回みたいなことがあっても文句は言えない。(笑)

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