オーストラリア、アメリカの「教育費」が異常に高い

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息子とオーストラリアの教育費の話になりました。

シドニー在住の次男坊には1歳の息子と、まだお腹の中に入っている息子と二人の息子がいるわけですが、オーストラリアでは「生まれる頃に入学の予約をする」なんて学校もあって、チンタラしていると良いところには入れないなんてことが起きます。

とりあえず、息子たちが出たゴールドコーストにある小中高一貫の私立学校ですが、今の時点の学費を調べただけでびっくり。

赤枠が1タームの学費で、1年は4タームだからこれの4倍となる。

小学1-3年生で16000ドル。日本円で年間約160万円。

12年生、つまり高校3年生で35000ドル。年間約350万円。

もしもシドニー在住でこのゴールドコーストの学校に入れて、寄宿舎に入ると7~11年生で年間23000ドルで約230万、12年生で31000ドルで約310万円。学費とプラスしたら毎年600万円以上。

関係ないけれど、もし海外からの留学生だとして寄宿舎に入ると、学費込みで12年生で70000ドルで年間約700万円。

ふ~~~~。

これって今の時点の料金だから、孫たちが「パパや叔父さんと同じ学校へ行きたい」なんてことになると、早くても5年後で、オーストラリアの例年のインフレを考えると三割アップぐらいにはなるんでしょう。そして高校生ぐらいになって寄宿舎に入ると今でも600万円ということは年間1000万円を超えると考えるのが妥当。

私達がゴールドコーストに住んでいるころはまだまだ物価も安くて、小学校時代は一人年間50万円ぐらいでした。でもその後のインフレは凄くて、次男坊が12年生の頃は年間200万円近かったはず。今では350万円ですかぁ。寄宿舎に入ったら600万。( ̄口 ̄∥)

ま、次男坊の子どもたちがゴールドコーストの学校へ行くとは思えないけれど、大都会シドニーの有名私立校なんてことになるときっと凄い料金なんでしょうね。

当然、公立校は安いけれど、良い学校は入学もかなり難しくてどうしても「滑り止めの私立校」を考えないとならない。普通の公立校って「ドラッグや異性関係がメチャクチャ」なところも多くて、できる子とできない子の格差も結構あって、親としては不安がある。子供は環境で大きく変わりますから。

大学、大学院ですが、我が家の場合、二人の息子たちはそれぞれメルボルン、シドニーで生活費もプラスされたものの「出費が凄かった印象はない」んですよ。オーストラリアの大学って【ほぼ全てが公立】で、留学じゃない限り学費が異常に高いということはないし(私立高校の方が高い)、二人共、しっかり「貧乏生活」をしてくれたし(そうしてくれと私は頼んでいない)、次男坊は(返済義務のない)奨学金をもらっていたし。

しかしこれからの時代、どうなっちゃうのかは想像もできない。

まだ先のことだなんてボーっとしていられなくて、予約もそろそろ入れないとならないから費用のことも考えて準備しなくては。学費は「一族でサポート」しないとどうにもならないことだけは間違いない。

アメリカに留学したいなんて話も出てくるかもしれないけれど、ちょうどいつも見ているユーチューブ動画でこんなのがあった。

アメリカのIBリーグ(有名私立校グループ)が値上げをして、日本円で1年1400万円を超えると。これって普通のアメリカ人が支払う額で、これプラス、アパートじゃ生活費じゃとなると年間2000万円超えなんでしょうか。それを4年間って恐ろしい金額になるわけだけれど、一般学生に払えるのだろうか。もちろんローンを使う学生が多いにしても、何千万円ものローンを抱えるなんて考えられない。

昔は、アメリカの良い大学へ留学させると「卒業までに片手は掛かる」、つまり5000万円は覚悟しろなんて言われていたけれど、アメリカの普通の学生でも学費だけで年間1400万超えとなると、留学生は卒業までに生活費じゃなんじゃで軽く1億超えってことなんでしょうね。

返済義務のない「奨学金」でもなければ無理じゃないんですかね。

恐ろしい時代になったもんだ。

そしてアメリカはインフレが再燃しそうだし、日本は「構造的には円安方向」だし、どうなっちゃうんでしょうか。

一般的な旅行も恐ろしいことになっていて、私が若い頃は「ハワイに行ってきた」なんてのは「すげ~~~、良いなぁ」という時代で、私よりもっと上の世代では「憧れのハワイ航路」なんて歌が流行っていて、このまま行くと、第二の憧れのハワイ航路の歌が流行るかも。

なんだか混乱する世界情勢を見ても、「新しい時代が来た」感じがしますね。

我が家は新しい時代に適応できるんだろうか。

懐かしいこの頃。

 
 
 

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