Bitcoinのデイトレに再び参戦することにしました

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前に、「暗号通貨はデイトレに適さない(出来高が少ないから)」と結論付け、撤退したことをブログに書きましたが、取引所によって「出来高が大きい」ところがあるのがわかり、今一度参戦することにしました。

ただビットコインの現物ではなくて「先物」と呼ばれるものね。

しかし暗号通貨の世界はややこしいですね。株式やETF、あるいは商品先物みたいに簡単に売買できない。というか、まず「口座開設」で躓くのね。そして「入出金」のハードルが高く、「銀行から普通に振り込めば良い」みたいには出来ていない。中には「現金の入出金はできない」取引所もあって、そこへの入金は「暗号通貨のみ」というややこしいことがあったり、一般常識からかけ離れた世界だと思う。

だからまず「現金を振り込んで暗号通貨の売買ができる取引所」に口座を作るのが始めの一歩。

そして暗号通貨を手に入れてから、それを「実際にトレードする取引所」へ移し、トレードをするという手順。

またトレード対象は、とりあえずビットコインの先物ですが、米ドルでそれを売買するのではなくて、USDTという「Tether Limited社が手がける米ドルペッグ型のステーブルコイン」を使います。

ですからまずUSDTを手に入れないとなりませんが、これにもいろいろ方法があって、手数料が安いとか、金額の限度が低い、高いとか、P2Pを使って個人と売買するとか、ここでも私みたいなド素人は躓くのね。

その他、先物の売買手数料を安くする方法がいろいろあったり、使わないUSDTを貸すことによって利益が出たり、本当にややこしい。

これって私みたいなジジーが自分で一から調べてやるのは無理とは言わないけれど、ハードルがメチャ高いと思います。

私の場合は、前にもシドニー在住の次男坊に手取り足取り教えてもらい、また彼の口座を使ってお金の移動をしたりしましたので、どうにかなったという経緯があります。今回も、ほとんど彼におんぶに抱っこと言うか、彼の助けなくてはまず無理。

でも彼はシドニー在住で、オーストラリアの事情は理解しているものの、他国のことがわかるわけでもなく、また私はマレーシア在住で、彼と同じ取引所を使うことも出来ず、やっぱりかなりややこしいのはややこしいと思います。

また以前は額も小さいし「とりあえずやってみよう」という感じでしたから、「彼のアカウント」を通して入出金しましたが、これからは額も大きくなりますし、下手をすると次男坊がマネーロンダリングの疑惑を掛けられたり、税務署からお尋ねが来るだけでも立場上うまくないので、基本的には彼のアカウントにはタッチしたくない。

ですから、ビットコイン先物のデイトレをしようと決めたものの、それが問題なく出来るようになるまでに、どこかで引っかかって断念しないとならないことも起きるかもしれない。

「とりあえずやってみる」というのは、前回やってみましたし、今回はそれなりに真面目に取り組むつもりですので、それなりの資金も投入しないとならず、それなのに「入出金は月に2000ドルまで」なんて決まりがあったり(額の変更は可能だけれど、無制限に出来るようになってはいない)、そんなところでも躓きそうです。

当然、出金も簡単には出来そうもなく、ここが詐欺師や泥棒が一番悩むところのはずで、ルールも厳しい。だから将来的には「問題なく出金するための取引所」も探さないとならないかもしれない。まさか昔のFXみたいに、出金させてもらえないとか、約定が取り消されたとか、そんな馬鹿な事は無いとは思うものの安心はできない。そもそも取引所は「規制がうるさくない国や地域」に拠点を置いているケースが多く、バックに有名な銀行が付いているわけでもなく、それなりの不安もあります。トレーダーの口コミだけで大丈夫だろうなんて思える私ではないし。

そういう意味で、日本在住者が「日本の取引所を使う」のは良いかもしれない。自由度が低いにしてもです。でも海外在住者は日本の取引所を使えない。証券会社と同じ。

また今でもあちこちで起きている詐欺や暗号通貨を盗まれたなんてこともあるかもしれないので(マレーシアでも事件はあった)、利益が出たら頻繁に出金するとか、一定の額以上は持たないとか、コールドウォレットに入れておくとか(ネットから切り離す)、そんなことにも注意しないとならないと思っています。

「とりあえずちょっと買ってみる」程度ならどうにか出来ますし、今ではETFという手もありますが、私は中長期で持つつもりはまったくなく、先物のデイトレをやるつもりですので、そこでも「使える取引所」は決まってしまうのね。取引所によって「出来高がまるで違う」し、どこでも同じ様に出来高が大きいのなら、前回も「撤退」する必要はなかったわけです。

今の段階では私自身が理解できていないことばかりですので、何か聞かれても自信を持ってお答えすることは不可能です。

でもいつの日か、細かい話が出来る時が来るかもしない。

あるいは、「やっぱり無理だ~~」なんてことになるかもね。ただ、シドニーの次男坊はかなり経験を積んでいて今でも継続して「デイトレ(スキャルというべきか)」をしていますので、以前よりは多くのことがわかるようになってはいます。でもまだまだ他人様にお話できるほどではない。

しかし一般論として、やっぱり暗号通貨が多くの人が使うようになるとは「全く」思えません。口座を開設するだけでもややこしいのだから。

そしてやっぱり「詐欺が多い」のは間違いが無いようで、それを防ぐためにもややこしい手順を踏まないと簡単には売買できないようになっているのね。

そして取引所も「国によって規制が違う」し、お金のやり取りや交換があっても普通の「金融機関」ではないから、【独自のややこしいルール】もあるのね。特に先物ではレバレッジも100倍以上も掛けられるようなケースもあるし、レバレッジを掛けた時の【マージンコール】や【強制売買】にも株式や先物市場とは全く違う(まさかと思うような)ルールもあって、私の本音としては「こんな市場に多くの人が入ってくるわけがない」「入るべきでもない」と感じています。

普通の通貨のように「管理する国家、省庁がない」のは良いようですが、それだけに【何でもあり】の危険が多いと私は感じます。私は「通貨を管理する国家や省庁があるから良い」と考えるタイプで、「誰にも管理されないのが良い」という【自由主義者】ではありません。だから「国家が管理する暗号通貨」には興味があります。

でもま「リスクのないところに利益もない」ですし、自己責任という基本を理解している人なら良いでしょうが、暗号通貨の先物にそこそこの資金を投じるのは「かなりの危険が伴う」と言っても良いかもしれません。でも結構大きな出来高が動いてる世界。ちなみにCMEのビットコイン先物は閑散としていて、(ダボ流の)デイトレは不可能。

また「ボラティリティ」がかなり大きいですから、利益も大きい代わりに損失も大きく、【それなりの手法】を持っているトレーダーじゃないと危ないと思うし、「逆張りが得意なトレーダー」、「損切りが不得手なトレーダー」は瞬殺されるかもしれない。

また「ボラティリティが大きい」ということは「オプション取引」も面白いはずで、そこに活路を見出すトレーダーもいるのかもね。

保守的な考え方を持っている私としては、本音は暗号通貨を売買する必要もなく、昔からのドイツのBund先物とFXのUSD/JPYだけでも良いのですが、シドニーの次男坊はサラリーマンをやっていますから、それらを私と一緒にやるのは時間的に難しいのね。でも暗号通貨は24時間、土日祝日も動いていますから、次男坊と一緒にトレードをするとなると暗号通貨のほうが自由度が高い。

だからビットコインのトレードを再開するというだけのことであって、私はそもそも「アンチ暗号通貨」と言ってよいほど暗号通貨の存在に価値を見出していませんし、将来性があるとかないとかに関しては「ない」と思っています。ただ「賭けの対象」としては面白いと思っていて、真面目に投資対象として見ている人達って本当にいるのか疑問に思っています。射幸心が強い人向けの新たな市場、新たな商品って感じ。

多くの暗号通貨に投資する人達は「将来大きく儲かると思うから」というのが原点だと思うし、それってペイアウト倍率が高いカジノ、パチンコと変わるところはないと思っています。宝くじが好きな人向け、みたいな気もします。

ただ「ブロックチェーン技術」に関しては話は別で、これが広く利用され発展する将来はあるとは思っています。

私としては「値動きがあるもの」には全てチャンスが有ると考えるだけで、本音を言えば「暗号通貨を馬鹿にしている」部分があります。「世界が認める賭博」って感じですかね。

ただし暗号通貨が「アセット」としてはどんどん巨大になりつつあるのは間違いがなくて、無視することは出来ないし「しょうがないからポートフォリオの中に入れておく」と考える投資家は、機関投資家も含めて多いのでしょう。だとすればETFがベストのはずで、CMEにはビットコインの先物もあるし、参入障壁はないのも同じで、売買は簡単だし、入出金で戸惑うこともなく、取引所も証券会社も信用できるところを使える。

デイトレに限って言えば、私はやっぱり商品先物や為替市場の方がはるかに市場規模は大きいし、そこに参加するトレーダーも守られていると感じます。だからデイトレのビッグプレイヤーは暗号通貨先物のデイトレに入っては来ないんじゃないかな。ただ暗号通貨は24時間、土日祝祭日でもトレード可能というのは「特筆すべきメリット」なのは間違いがない。私が今回、デイトレを再開するのもそれが理由で、暗号通貨じゃないとデイトレを学ぼうとするサラリーマンの次男坊と一緒にトレードするのは難しいから。

ちなみにビットコイン先物の1分足はこんな動き。Y軸の目盛は100ドル単位で、1ビットコインで一マス100ドル。そして出来高から判断すると、数分~数十分のデイトレの1売買単位としては、そして「成行注文」が主だとすれば、1単位10ビットコイン程度が限界だろうと思うし、それ以上だと「値が飛ぶ」のを覚悟する必要がある。でも、トレンドの中で連発する、ピラミッディングも出来るわけで、ビッグプレイヤーも参入できるんじゃないですかね。そしてこんな動きが24時間、休み無しに続く。

年中無休、24時間営業の世界最大の賭場と言っても良いかもね。ただし、小幅狙いだと手数料が高く付くので思うほど簡単にはいかないはず。やっぱり「青い鳥」はどこにもいない。(笑)

Bitcoin先物 1分足

値動きそのものはUSD/JPYの1分足でも下の画像のような動きがあるので、私はビットコインのデイトレに優位性があるとは思えず。でもボラは間違いなくビットコインのほうが大きいし、24時間、365日、休み無くビットコイン先物は取引されているところにメリットがある。ただし、「為替は万人に大きく関係がある(特に海外在住者)」ことから、為替で「利益を出せる状態をキープする」のは大きな意味があると思っています。自分の資産のヘッジにも使えるということ。

USD/JPY1分足

ま、デイトレと言ってもそれぞれ考え方、手法も違うからなんとも言えませんが、値動きが自分の手法に合わないのに無理やりトレードするのだけは止めたほうが良いと思っています。

ボラが大きくなく、のんびりと利益が小さくても積み上げていくのが良いと思うなら、やっぱりドイツのBundが私はベストだと思うし、デイトレーダーとして大きくなる長期的な計画が立てられるところも無視できない。10年以上も前からこれをこのブログで推してきた私はやっぱりBundがベストだと思う気持ちに変わりはない。ただし、トレード可能な、あるいは最適な時間帯には制約がある。

Bundはドイツの国債の先物ですが、国債は皆、似たような【緩慢な】動きをするので、そして【出来高が非常に大きい】ので興味がある方は日本の国債でもアメリカの国債でもトライしてみたら良いと思います。S&P500やドイツのDAXのような値動きは「目が回る」ような気がする人向け。先物は銘柄によって「動きの癖がまるで違う」から【自分にあうものを探す】のは非常に重要だと思います。そして「売買手法をその銘柄に最適化する」のね。

Bund FGBL 1分足

税金に関してですが、マレーシアでは「暗号通貨の長期投資の場合は非課税」ですが(だから暗号通貨長者がマレーシアに渡ってくる)、職業としての頻繁な売買の場合は課税対象となるとのこと。でもその「線引き」はどこにあるのかはわからず。

でもま、いろいろ経験してみるのは良いのかもしれない。

普通の人と同じ発想で同じことをしていたら、「うまく行っても普通レベル」なのを忘れてはならないと思います。

人の行く 裏に道あり 花の山

 

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