株式市場も為替も恐ろしいことになってますね~ 日経225は【史上最大の下げ】

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株式市場も暴落と言っても良い下落、そして円の急騰。日経225は「史上最大の下げ幅」ですと。

日経225 日足

皆さん、大丈夫ですか~~?

我が家は株式の長期投資はしませんから株式市場がどう動こうと関係ないのですが、ドルの高値からの急落は、前から何度も「ドルの下落」に関しては書いてきましたし、その時がとうとう来たかという感じで、でも積極的な「ヘッジ」はしていませんから、【直撃弾】を食らったようなもんです。

USD/JPY 日足

実損は出ていませんが、我が家の資産のほぼ全ては「米ドル建て」で、「対円で考えた場合の損失」と言いますか【目減り】はかなり大きくて、あのクレディ・スイスのAT1債で出した大損失よりも大きな額が消えてしまった計算。( ̄口 ̄∥)

でも実損ではないというところが救いですし、まぁ為替変動による(他の通貨で換算した時の)資産の増減はしょうがないといえばしょうがないし、「為替売買を生活の一部とする」ことで「時間は掛かるけれどどうにかなる」のは見えてきましたし、慌てふためいているという感じではありません。

でも「あ~~あ、しょうもねぇなぁ」とは思うし、冗談でも笑って見ていられる動きではない。

でもここのところ、良かったこともあって、それは先日、先行きのアメリカの金利低下がはっきりしたと思った時点で、キャッシュポジションを減らして債券を買ったのはまずまずのタイミングだったと思っています。でも買ったのは「米ドル建てのヨーロッパの債券」ですから、【円建てで考えれば】目減りをしているのは同じこと。

我が家は日本に住んでいるわけでもなく、円建ての収入も資産もなく、これから日本に帰る計画があるわけでもなく、円建てで考えること自体、必要ないことでもあるのですが、やっぱり日本人としては常に「円建てで考える癖がついている私」としては無視はできない動き。

今回の動きは、昔から株式投資をしていた人はまだしも、つい最近、新NISA熱に乗せられて株式投資を始めた人は厳しいんでしょう。

でもま、「長期で持てば必ず勝てる」「下げれば買増するチャンスだ」なんて張り切っていた方が多いですから、今の動きも「想定内」なのかもしれませんね。私はそういう考え方は全く持っていないわけですが、そういうふうにブログに書いた時に「お前、馬鹿じゃないか」ぐらいの勢いで反論してきた(多分若い)読者が今、何を考えているのかちょっと気になっています。

「長期で持てば大丈夫なのは歴史が証明している」とか「安いところを買えば大きな利益になったのも歴史が証明している」というのは確かにその通りで、でも「うまくいくまでにどれほど待たなくてはならないか」に関してはいろいろで、日本の場合は34年間程度は我慢しなくてはならなかったし、アメリカはドットコムバブルの崩壊後、もとに戻るのに17年の歳月を要したことがあるわけで、これからの将来、どうなるかは誰にもわからない。

そして「長期で持っていればOK」というのは【安値で買った人の言う言葉】であって、流行りに乗り遅れまいと「高値で飛びついた人」がどうなるかは、私がここに書く必要もないでしょ。それは「この世界の常識」ですから。

でもま、自信があるならそれを貫けばよいし、安くなってきたのだから「買い増しすれば平均取得単価も下がる」わけで、上がった時には利益も大きくなりますから、頑張って買い向かうのも良いんでしょう。

ただ「買い増しをする」にしても、相場の格言で「落ちてくるナイフは掴むな」というのがあって、「買うなら陽転を確認してから」にするべきだと私は思う。「陽転の確認って?」なんて思う人だったら、そもそも相場に手を出すべきじゃない。そして「買い増しした」にしろ、また陰転したらそこで損切りするのが普通。そもそも「損切りが出来る人なのかどうか」も大きな問題。

嫌味っぽく聞こえるでしょうが、どういう結果になるのかは誰にもわからないのね。それで成功して、あの時、悩んだけれど我慢してよかった。買い向かってよかったという経験を持つ人も決して少なくありませんから。

でも私はそういう「運を天に任すのが嫌い」で、「階段は一歩ずつ自分の足で登るべき」という考え方ですし、私は投資やトレードの必勝法は「上がりだせば買う。下がりだせば売る」という【トレンドを重視する】だけのことだと思っていて、でもその動きがいつ来るのかを考えても無駄。そうやっていても「途中で滑り落ちることもある」わけですが、根が小心者なんでしょうね。ギャンブルは好きですが、遊びとしてのギャンブルが好きなだけで、「XXXはいつか絶対上がる」とか「資産運用」に関してはギャンブル的な発想は排除しています。それでもクレディ・スイスでやられたわけで、今、思い返せば「あれは間違いのないギャンブルだった」と思っています。

「リスクのないところに利益もない」のは間違いがないとは思うものの、「リスクを取る」ことと「ギャンブルする」のに明確なラインがあるわけでもなく、難しいですね。

でも「たまたま負けた」と考えると、またいつか同じことが起きるかもしれず、より慎重にこれからはやっていこうとは思っています。

そして「もっと短期売買で頑張ろう」と思う。

これは「サラリーマンでしっかり稼いでいる」「個人事業主でちゃんとした仕事を持っている」人も同じことで、そちらのほうがうまく行っていれば、「株式投資で多少の穴を開けたところで、あるいは為替の変動で資産の増減があっても大きな問題ではない」のと同じ。

でも「株式の長期投資」で生きていこうとか、それを老後資金の足しにしようと真剣に考えていたり、「それがないと困るような状況」だとしたら、新NISA熱に乗せられてしまうのは自殺行為かもしれないと思うのに変わりはありません。少なくとも、自分の人生を誰かに預けた「他力本願」に私には見えます。

やっぱり収入や資産ってのは「将来も安定している」ことが重要で、株が大暴落しようと問題ない状態を維持しないとうまくありませんよね。

そして大事なのは「将来の大金ではない」のであって、「今日の小金が重要」だと私は考えるタイプです。小商人的と言えばそのとおりですが、私には今日明日、ちゃんと生きていけるように家族を見守らなければならない義務と責任があるから。

ここで「ある事実」に気がつく必要があるはずで、多くの人も本音は「毎日、毎月の安定した収入を大きくしたい」と考えているはずなのね。でもそれを大きくするのは難しいから、不安があるけれど「株でも買ってみようか」と考えているんじゃない?

これって虫が良すぎませんかね。そしてこの思考パターンって「詐欺に引っかかる人と同じ」だと私は思うんですよ。

自分の問題に正面から向き合うことを諦めて「楽をして儲けよう」という思いが根底にあるんじゃないですかね。それを「投資」という耳障りの良い言葉でごまかそうとしていませんかね。そもそも「株式、あるいはアメリカ、オルカンのインデックスを買って長期保持していればか確実に儲かる」なんて話って出来すぎだと思いませんかね。

実は私は若い頃から私自身がそういう「楽をしたい」と常に考えるタイプで、それで苦労してきましたから、ジジーになった今ではそういう考え方はもうしない。(笑)

だから将来儲かるとか、10年後、20年後に大金が入る「かもしれない」なんてことに一生懸命にはなれません。暗号通貨に投資をしようとも思わないのはそれが理由。それよりやっぱり今日明日の1万円2万円が重要で、いかにそれを5万円、10万円と大きくしていくかのほうが遥かに大事だと考えます。そしてその中からチビチビ貯めるのがダボ流。(笑)

そして貯めたものは「大きなリスクにさらさない」のがダボ流の考え方で、比較的安全で将来の利益が見える「債券投資」に回すわけです。だからその資金を「将来どうなるか全くわからない株式投資」になんて絶対に回さない。でも比較的安全と言われる債券投資ですが、今の時代でも年率6~7%には回るように考えているし、リスクも取っています。

次男坊には「投資に対して消極的すぎる」と言われ、「株式やインデックスファンドの長期投資をするべきだ」と言われ、私もそうかもしれないなぁと思ったことがあるのはブログにも書いてきましたが、やっぱり「頑張るならもっと短期投資に力を注ぐべき」と考えを新たにしましたし、今では次男坊もその考え方を理解するようになって、彼自身が私に内緒でやっていたオーストラリアのインデックス投資を止めたと先週、聞いたばかり。

本当に考え方っていろいろで、「こうするべきだ」なんて思っても【そういう生き方が嫌いなケース】もあるわけで、ま、好きなように生きるのが一番ですね。好きなように生きないと必ず後に後悔しますから。

私は「蟻」のように、自分を犠牲にしても一族を大事にして毎日を生きるのが良いと思うし、それが好きなだけ。

だから一発狙いの大ホームランを打とうとも思わない。

とかなんとか言いながら、ビットコインの先物のデイトレードにのめりこんでいます。

これ、面白いわ~~~。

このブログの読者で、私が書くトレードに対する考え方に共感を感じる人がいたら、ちょっと「ビットコインの先物」を調べてみてください。私がなぜそれが面白いと思うのかわかるはず。

でもそれに将来性を私は感じておらず、というか、将来のことはわからない。そもそも暗号通貨の業界そのものを私は信用していないし。

あえて将来のことをいうのであれば、やっぱりそれはドイツの国債であるBundであり、絶対に外してはならないのが「FX」だと思っています。特にFXですが、それで多少は稼げる自信があるだけで、「為替変動に不安を感じなくなる」のは間違いがないと思います。これって非常に重要で、特に海外在住者は「収入も資産も大きくなれば、為替変動に対する不安も指数関数的に大きくなる」のが普通だと思うから。

でも「好きでもないものを続ける」のは苦痛以外のものではないし、長続きもしないし、勝てもしないと思います。

ちょっと付け足しておきます。

今回の円高ドル安で、「ドルが暴落した」と気になっている方も中にはいらっしゃると思います。我が家のように「米ドル中心」で生きている方はこのブログの読者には少ないとは思いますが、このブログの読者で「やっぱり米ドルを持つべきなんだろうと思う」とコメントに書いていた方がいらっしゃったのが気になっています。

本当に米ドルをどう考えるべきかは難しくて、「いつまでも米ドルの覇権は続かないだろう」と考えるべきだとは思うものの、では「何を持つべきか」が私にはさっぱりわからず、やっぱりまだまだ米ドルの優位性は続くと考えています。でも「米ドルを持つこと」を推奨しようとも思わない。というか、私には何もわからないんですよ。将来はやっぱり「神の領域でしかない」と思うし。

今回のドル安で心が乱れている方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は「円が上がった」と考えるべき部分が大きいのね。「ドルが下げたと慌てる必要はない」と思っています。

それはドル円ではなくて、「ドルインデックス」を見ると、決して米ドルが暴落したわけではないのがわかるから。

ドルインデックス 週足

ドルインデックス 日足

そしてこの数日の動き。今回の下げは決して小さくありませんが、何が原因なのか、それが市場に与えるインパクトを考えた場合、慌てるほどの暴落が起きたわけじゃないのがわかるはず。

ドルインデックス 4時間足。

下のチャートのドル円の4時間足を見ると「ドルが暴落した」様に見えますが、今回は「円が暴騰した」と見るのが正解で、上のドルインデックスを見ると「ドルそのものの下げは決して暴落ではない」のがわかると思います。

今回の「円の暴騰」は【日銀の無理な利上げ】と「アメリカの経済見通しが悪くなった」のと重なったからこれだけ大きく動いたのだと思いますし、【円安を放置するのか】と言われてきた日銀としては、ある意味【大成功】なのかもしれない。でも日経225も暴落してしまったことを考え合わせれば、「無理な利上げをした日銀の責任は重い」と思います。この下げで政府や基金が持っていた株式、ETFの目減りはとんでもない大きさのはずで、今までの努力も水の泡。

やっぱりこの日経225の下げの影響は大きすぎる。日本史上最大の下げですし。

日経225 日足

だから日本にとっては大問題だけれど、アメリカから見れば、そして米ドルを考えれば、決して大事件ではないと言って良いと思います。ただし、このドル安の動きが今後どれほど大きくなるのかはわからない。そして「ドルの覇権は終わるかもしれない」という考え方も重要で、決して安心はできない。

でも「為替を売買する」のを生活の一部として小さくても利益を出し続けることができれば、それは「その心配は杞憂に終わる」と私は楽観しています。過去には「日本円から豪ドル、豪ドルから米ドルへ」と中心になる通貨を替えてきましたが、もう今の私にはそんな恐ろしいことが出来るとは思わないのね。それってまさにギャンブルだと思うくらい。

やっぱり為替は株式のように「何倍になることはない」し、「何分の1になることもない」のであって、そして「常に上下を繰り返す」という循環性があるのは素晴らしいことで、その中に為替トレーダーとして身を置いておけばどうにかなることは多いと思います。

でも「短期売買で利益が出せるのか」という最大の重要課題があるわけで、それに関してはトレード対象がなんであれ、「勝てるように日々努力をしなければならない」のは基本中の基本だと思います。

また株式を持っていてどうしようと悩んでいる方も多いかもしれませんが、少なくともこのブログでは「長期で持っていれば大丈夫なんてことはありえない」と書き続けてきましたし、「上げだしたら買い」で、「下げだしたら売り」を繰り返し【トレンドに乗るしか無い】とも書いてきました。

それに少しでも耳を傾けていれば、「今の時点で持ち株があることがそもそも間違い」なのは上の日経225のチャートを見てもわかるはずなのね。売るべきポイント、あるいは【とりあえず逃げるべきポイントがある】のがチャートを見ても全くわかりませんかね。

もう一度同じチャートを出しましょう。よーく見てみてください。今回の下げだけじゃなくて、過去の動きを見て、「こういうところで買うべき、売るべき」というのがボンヤリと見えませんかね。当然、それを見るのは簡単ではないし、いつでも正確にわかるわけもなく、失敗することも多々あります。でもトレンドを無視して「持ち続けることの危険性」はわかるんじゃないですかね。

「上げ続けた部分だけ」を見れば、「長期保持でオッケイ」と思うのは当たり前だけれど、それって「見たいところだけを見て、臭いところには蓋をしている」のと同じだと私は思う。

日経225 日足

そして下のチャートは日経225の月足で1980年からの動きです。お願いですから、このチャートを2,3分で良いですからしっかり見てください。そしてこの45年の間に何が起きたのか。この動きの中でどれほど多くの人が泣いたり笑ったり、破産したり大儲けしたり、あるいは一家離散したり首を吊ったりしたのかを想像してみて欲しいのです。

私はこのチャートを見ていると「日本と日本人の歴史が詰まっている」と思うし、この動きの中で皆が学んだことを絶対に無視するべきじゃないと思うんですよ。

このチャートを見て「長期保持すれば必ず儲かる」なんてどうして考えることが出来るのか。

いやいや、だから「アメリカのインデックスであり、オルカンなんだよ」という人もいるでしょう。ま、好きにすればよいと思いますが、私にしてみると「かなりの重症だ」としか思えないのね。アメリカだって「ドットコムバブルが弾けたあと」は17年間も値が戻らなかったんですよ。

相場の世界は「負けた人は退場する」ケースが多いのね。で、残ってる人は「勝ち残った人」。そして最近の値動きを見ると「勝った人が圧倒的に多い」わけで、だから「株を買って寝かせておけば儲かる」という人が多い。特に若い人は過去の恐ろしい経験をしていないから、「持ち続ければ良い」なんてことを簡単に言う。

投資は投資対象はどんなものでも「1にタイミング、2にタイミング、3,4がなくて5にタイミング」と言われるほどタイミングが重要だというのは誰にでもわかるはずなのに、どうして「長期で持てば大丈夫だ」と多くの人は信じるのか私には全く理解が出来ないんですよ。

この「タイミングに支配される」のは「毎月の積立」だろうが、「ドルコスト平均法」だろうが同じで、「自分がいつ始めたのか」「自分にお金が必要になる時はどうなっているのか」がとんでもなく重要なのは誰にだってわかるはずなのね。

でも「一発勝負」をするより積立て、ドルコスト平均法は「負けても痛手は小さい」程度とか言いようがないと私は思います。でもそういう「消極的な勝ち方」に将来を賭けるのが良いこととは、私には思えない。

でもそれに賭ける人はごっそりいて、あえて言えば、「不確かな世界だから宗教に逃げ込みたい」のと似たような心の動きがあるのかと思うぐらい。

でも「もう過ぎたことはしょうがない」として、今後どうしようか、一歩踏み出したいと思う方には、いつもこのブログで取り上げている「Nobu塾のNobuさん」をオススメします。彼の考え方も手法も私とは違いますが、私がもし初心者だとしたら、そして悩みを抱えていたら、「Nobuさんの完全コピー」を狙おうと思いますから。

そしてそれを「自分流」に段々と改良すれば良いんじゃないですかね。

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【量子論ハイボールバラエティー系プロトレーダー】 はじめまして、金融の格闘技FXや株で得たファイトマネーを前途ある若者…

そして相場に向き合う基本的な考え方としては、私は「石原順氏」の考え方が正しいと思っているのはいつも書いている通り。

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毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

ただ同じ様にいつもこのブログに紹介する「レバナス一本リーマンさん」「モハPチャンネルさん」の考え方は「常に変化する市場をどう見るか」という意味において非常に有益で、絶対にチェックするべきだと私は考えるだけで、彼らの「投資論」的な考え方は私はトレーダーに取ってプラスになるかどうかは疑問に思っています。ここは注意が必要な点。

私から見ると彼らは「トレーダーではない」し、「トレンドを重視する」という考え方もないのね。でも「いわゆる投資家と呼ばれる、ファンダメンタルズを重視する人達の考え方」だと思う。でもそういう考え方が「当たり前」だと考える人も多いし、そういうのが好きな人も多いですから、その辺はご自分の好きなように考えればよいと思います。

ただし、長期投資という意味で「債券投資」に興味があるとしたら、この「ヨウヘイさん」のYouTubeチャンネルは重要で「彼の知識は全て頂く」ぐらいの気構えで見る必要があると思っています。

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※週2回(木曜19時と日曜19時)で更新予定! 投資商品を一切売らない独立系ファイナンシャル・プランナーの「ヨウヘイ」…

誰しもが山の頂上を目指して登っているわけですが、「登る道はいろいろある」のは間違いがないものの、自分にその道を登れるか登れないかという大きな問題があるし、現実的にはたくさんある小道を「針の穴を通す」ぐらいの感じで自分に合う道を探さないとすぐに立ち往生したり、滑落したりするんだろうと思っています。

しかし面白いと思うのは、こういう時に「どう対処すべきか」「今後どうするべきか」の話をホリエモンもしているけれど、やっぱり株式にしても「トレードの真髄(予想をするから勝てない)には気がついていない」と私は感じます。でもま、真剣さが違うし、余剰資金で「増えたら良いなぁと思う程度の個人投資家」ならそれでよいのだろうと思う。でも本当に利益を追求したいのなら一歩踏み込む必要があると感じます。でも個人投資家が大手の企業や機関投資家と同じようなことを考えていては駄目だと思うのはいつも書いていること。我々雑魚には我々の「勝ち方」ってのがあるんですよ。

しかしまぁ、どこを見てもホリエモンと同じようなことを言うところで止まってますね。これで儲かるなら、本当に苦労なんて無いのも一緒。

私が今、一番気になるのは、上に紹介した「石原順氏」がどんな解説をするかというところ。こんな時に一番的を得た事を言うのは石原氏だろうと思う。

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毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

本来、こうやって皆が慌てている時に「ニヤッ」と笑える状態じゃないと駄目ってことなんですね。私も笑える状態じゃありませんが。(笑)

人の行く 裏に道あり 花の山

ただし、「ツッコミ買い」「吹き値売り」という【世間の動きとは逆のことをする技法】もありますが、それらは「利確をする時」には非常に有効だと思いますが、「新規買い(売り)」「追加買い(売り)」に使うのは、これは「逆張り」ですから、トーシロにも簡単にできると思わないほうが良いと思います。

今の時点では「狼狽売り」が多いと思いますが、これも「不安と欲望に勝てない人がやること」なのは間違いがないと思うし、しかし「安いところは買っていく」にしても【落ちてくるナイフは掴むな】という格言も絶対に忘れないほうが良いと思います。有名な「テスタ氏」は買い出動したようですが、ああいう天才のマネが自分にも出来るとは思わないほうが良い。

何度も書きますが、私は「上げだしたら買う」「下げだしたら売る」(わからない時には何もしない、ポジションも持たない)という【トレンド重視】しか安定して勝つ方法はないと思っています。私が息子たちに伝えたいのも「それのみ」と言って良くて、後は技術的にどうやるかのノウハウを学び経験を積めばだれでもどうにかなる世界だと思っています。

とにかく、今自分が「恐怖と欲望に囚われていないか」を自問自答することが一番重要で、相場で負ける理由は「そういう自分をコントロールできないから」だけだと言っても良いと思っています。この世界は「パニック状態」で勝てるようには出来ていない。そして「自分の深層心理こそが最大の敵」であって、【深層心理は必ず負ける方向にしか動かない】ことも心に留めておく必要があると思います。

ここに気が付かない人が大半だから、相場の世界では「80%以上の人が負ける」ことになるのね。

でもそれに気がつけば、自分は20%の側に立てるという意味でもある。

値動きって、「上がる、下がる、横の動き」しかないわけで、それこそ「コインを投げて、その裏表で買うか売るか決める」ことをしても【半数は勝てる】はずなのね。でも80%の人が損をする。

なぜか?

これの理由を知ることが始めの一歩じゃないですかね。

 
 
 

 

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