週明け月曜日の株式市場がどうなるのか

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誰が総裁に選ばれるかはマーケットも気にするのは当たり前で、「高市優勢」が言われるようになってジリジリと日経平均も値を上げてきた。

ところが総裁が決まったのは「場が閉まってから」で、株式の動きは止まったけれど、「先物」は動いていたわけで、まさかの「石破に決定」となった瞬間、暴落と言っても良い動き。

総裁が決まる時間は「株式市場が閉まったあと」に設定していたんでしょうね。要人の発言も「取引時間外に行う」のは決まりみたいなもん。

私もリアルタイムで開票状況をみていたし、為替に注目をしていましたが、石破総裁に決まった瞬間、一気に円高に動いた。一瞬に3円以上の円高。

円安で困ったと思っていた人は「良かった」と思うかもしれませんが、日本経済にとっては「円安」のほうが良いのはこのブログで何度も書いてきましたし、円安だと株価も上がる。で、今回はその逆のことが起きた。

為替の動きを見ていた私としては、当然、こういう時には「手出し無用」と考えますし、そもそも「皆が高市に決まる。円安だ」と思っていたところで「石破に決定」ですから、この円高で痛手を被ったトレーダーも多いかもですね。

円買い介入より凄いと思った。(笑)

でも下げだしてから安値までは「44秒の出来事」で、介入よりはスピードは遅いから、デイトレーダーも入ろうと思えば入れたかもね。

私の記憶の中では「新政権が決まればご祝儀相場となる」のが普通で、この様に「マーケットがその決定に反するように動く」のを見たのは初めてかもしれない。

これから「石破も良いじゃないか」となるのか、「ボロが出まくって景気が落ち込むのか」ですが、私は「日本が奈落の底に落とされるのは決定」みたいな気がしています。

石破氏は「経済オンチ」で有名ですし、総裁選で語っていた彼のやりたいことを聞いても多くの人が「こりゃ駄目だ」と思ったんじゃないですかね。

でも「良いブレーンが着いているだろう」と誰しもが考えますが、高橋洋一教授は「彼の周りにはポンコツばかり、どこへも行くところがないような人が集まっている」とその名前まで挙げていた。石破氏の主張を聞くと、それを誰が入れ知恵したのかもわかるんでしょう。

まだ先ですが、石破氏がどんな組閣をするのかが楽しみです。

まず功労賞として「お仲間」が入閣するんでしょうが、その顔ぶれがまず楽しみ。「昔の名前で出ています~~♫」的な、しかもマイナーで「この人、誰?」みたいなのが入ってきそう。そして総裁選を戦った相手ですが、それぞれ支援者も抱えているわけで、「手を携えて頑張りましょう」と演出せねばならないのもお決まりですね。

高市、進次郎をどう使うのか。この石破政権は「短命に終わる」と思っていますが、その次を考えると「入閣しない方が良い」とも言える。

河野太郎はどうなるんですかね。まるで人気も人望もないのがわかってしまったし。そして「麻生派」をどう扱うのか。また最後に「石破に行け」と号令をかけたと言われている「岸田、林の陣営」の扱い。

石破氏は「岸田政権を踏襲する」なんて自分の路線を曲げて岸田氏にすり寄ったわけですから、岸田派を無視することもないはず。

でも石破氏が石破氏として「嫌われる理由」があって、それは「自己中であって責任も取らない」と言われていましたから、「俺が総理だ」と独自色を強く出すのかもしれない。でもそれは「短命政権を自ら選ぶ」ようなもので、どうなりますか。

マーケットの反応は正直ですから、彼もこのマーケットの動きには驚いているかもしれない。でも路線変更をするのかどうかは疑問で、岸田氏に近づいたことからも【増税、緊縮財政路線】は確定だと私は思うし、頓珍漢な彼の安全保障の考え方はすぐに引っ込めるにしても、「日本を良くするには痛みを伴うのは当たり前」ぐらいのことを言いそうだし、「夫婦別姓」や「女系天皇」で大揉めに揉めそうに思っています。

早いところ大恥もかいて「退陣」して欲しいと私は願っていますし、「議論せねばならない」という名文句をそのままを続けて余計なことはしないで欲しい。

それとも「石破氏はけっこうやるじゃないか」みたいな事が起きるのか。

どちらにしても彼は「保守ではなくリベラル寄り」なのは間違いがなくて、それと同じ岸田氏に寄り添うというのだから、私としては全くあてには出来ないと思っています。

外遊して世界の要人に会っても「議論せねばならない」を続けるのか。

でもハリスが大統領になれば「かなり相性は良い」かもしれませんね。でもトランプになったら・・・。

とにかく私としては今回煮え湯を飲まされた保守系議員をどう応援、支援していくか考えようと思っています。

日本保守党の支援者も増えて大きくなりそうですが、どうなりますか。

私の石破評が大間違いで、日本がどんどん良くなることを願っていますが、そう上手くいくのかどうか。

しかしまぁ、ため息しか出ない・・・。

ああ、週明けの株式市場がどうなるのか。

先物の下げは大きいですが、日経225インデックスを見ると先物の値まで下げても「大暴落」という感じではない。

今後の予想ですが、そんな事が私にわかるわけもなく、まずは「様子見」なんでしょうね。

で、「下がってきたら売る」「上がってきたら買う」を淡々と続けるしか勝つ方法はないと思う。「上がるだろう」「下がるだろう」と予想するのは勝手ですが、それを知るのは「神のみ」だと思う。

私は株価にしても「大きな動きを見る」時には「日足ではなくて4時間足を見る」のが決まりですが、日経225先物の4時間足はこれ。

「下落トレンドに突入した」としか言いようがなくて、でもそれは「過去と現在」からそう判断できるという意味でしか無くて、今後その下落トレンドがはっきり見えて続くのか、それとも近々反発して上がるのか、そしてその時期もチャートからは「絶対にわからない」とするのがダボ流の考え方。

でも過去と現在がわかれば十分だと思う。「安値は拾う」方針の投資家も、まだ「底値は全く見えていない」わけで、この下げがどこまで続くのか、どの辺で反転するのか、それを見てから「買い出動」するのが正解だと私は思います。「安値拾いは時期尚早」だと思う。

でも巷で言われる「石破ショック」は今だけかもしれない。すぐに上げトレンドに戻るかもしれないけれど、それは誰にもわからないし、今、ギャンブルする必要はないんじゃないですかね。

ま、私の場合は「下手な予想はしない」「誰の言うことも聞かない(その想定は否定しない)」で、ただただチャートから見える過去と現在という【絶対に間違いのない事実】から【今の方向と力強さ】を判断して行動を決めるだけ。非常に単純です。

 

 

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