いろいろと今後の日本での活動を考えて、日本で合同会社を設立したのですが、銀行口座が開けないので困っています。
詐欺やマネロンが多い時代ですから、簡単ではないのはわかっていましたが、かなりハードルが高い。
事務所も借りて社員も数名いて、運用資金も１億円ぐらいあるというのならまだしも、事務所も知人宅の間借りで常駐の社員はゼロですし、まさに学生のスタートアップ企業みたいな。
日本に住んでいるとか、何らかの経済活動をしていれば様子もわかるのでしょうが、１９９１年に日本を脱出して以来、日本の状況はわからないし、日本在住のパートナーもいない状態で、個人的な取引銀行も年数はそれこそ４０年以上ですが、担当者もいなければ支店も統合されて店舗もなく、相談するにも一般的な顧客窓口しか無い。
簡単に考えていた私がバカなのはそのとおりですが、その合同会社に運転資金さえ送れない状態。
司法書士や税理士も、銀行口座を開くのは彼らの仕事ではないし、私みたいな「雑魚」の為に動いても特になることはないし、「自己責任」でどうにかするしかない。
まさかここまで厳しいとは思いませんでした。昔々の話ですが、「飼っているペット名義の銀行口座」もできたのにね～～～。
零細企業からスタートするにしても、銀行口座でつまずくなんて考えていませんでした。
世界の国々のスタートアップ企業設立の簡単さランキングは日本はずーっと下の方にあるのはこういうことなんでしょうね。
どうすんべぇ・・・・ (┰_┰)
非常に親しい海外在住の銀行マンに相談したら、「半端じゃなく難しいですよ」とのこと。「海外を噛ませた送金、入金もかなり面倒になった」と言っていました。私としては彼の古巣や日本の知り合いを紹介してもらおうなんて思っていたのですが、この件は一切タッチしたくない感が満載でした。
また必要書類を不備なく用意しても「海外から返ってきたばかりの人」「特に女性」はややこしことになるらしい。当然、過去に何をしていたのかの実績、これから何をするのか根掘り葉掘り聞かれるわけで、「簡単には行きませんよ」とのこと。
ましてや海外在住者や外国人が、「日本で仕事を始めようか」なんて思ったらもっと難しいってことですよね。まるで鎖国をしているみたい。
やっぱり日本にしっかりしたパートナーがいないと無理そうな感じ。誰か良い人を見つけて、その人を代表にするとかしないと駄目かもね。
もう半分、諦めモードに入っています。今までの時間も経費もドブに捨てることになるけれど、勉強不足の自分が悪いわけでしょうがない。