海外の情報、日本の情報も「視点がちょっと違って面白いユーチューバー」がいた

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私はありとあらゆる情報をネット情報から取っていますが、世界の情報や日本の出来事でもユーチューブやブログの情報って「なんか違うんでないの?」と思うのが非常に多いのね。

そういうユーチューブ番組って「本人が出てしゃべる」のではなくて、「原稿をボットに読ませる」タイプが多い。そして文字のスーパーも入るのだけれど、誤字脱字も多い。バックに使われる画像や映像も「内容とは全く関係がない」とか「最近のAIで作らせたもの」も多く、見る価値もないと思うのがどんどん増えてる。

要は「どこからか拾ってきた情報を焼き直して発信」していて、そこに「独自性もない」し、「誇張も多い」し、まず「その情報の出どころ、一次情報がまったくわからない」のが普通。でも「日本大好き人間には刺さるような日本礼賛」とか、「中国人韓国人嫌いには彼らの酷さを誇張した内容」とか、まぁそれは「大手メディア」も「各種専門家、インフルエンサー」も「視聴者やファンを集める、売上を上げる」のを目的としているから「偏向している」「視聴者が喜ぶ内容を出す」のはしょうがないと思うんですよ。

でもこちらとしては「真実はどこにあるのか」わからないわけで、困りますよね。

これは最近増えた「AIに文章を作らせたブログ」もそうで、そこにあるのは「新鮮味のある情報ではない」のであって「どの様に何を書けば視聴者が増える」のか、あるいは「定着する」のか、そして「検索ボットでヒットする内容にするか」が重要で、「ナマの情報を届けたい」といういちばん大事なところが抜けていると感じます。とにかく「お金儲け」が重要であり、自分が有名になって「承認欲求を満たしたい」のが目的で、視聴者のことを考えているところは非常に稀だと思っています。

あるいは「視聴者のため」のつもりなんだろうけれど、X(ツイッター)やフェイスブックも含めて「陰謀論」「都市伝説」「(時々)真実」、そして「伝達の伝達(引用)」がごちゃまぜの情報もなんだかなぁとは思う。でも「こんな話が巷では出回っているのか」がわかるわけで、それを「出発点」としてより詳しい内容、違う説明、反論などを探してみたり。

ユーチューブやブログじゃないと情報が入らないことっていろいろあるわけで、困ったもんだといつも思っています。

そんな事を考えながらまた海外情報を見ていた時に、ちょっと変わった人を見つけました。

女性なんですが、海外在住で英語+8か国語を教える女性らしく、彼女も「見つけてきた面白い情報」を発信しているのだけれど、テイストが違うんですよ。また彼女は「自分がどう思うか」も自分で喋る人で、そこには「彼女が自らした体験の裏付けがある」から、私もそれなりに真剣に見ることができるし、納得することも多い。

当然、情報は彼女の価値観で選んでいるわけで、それも「偏向している」といえばその通りなんでしょうが、そこらで普通話されている内容とは違うから面白い。

本来はユーチューブにしてもブログにしても、こういう「個性が重要」だと私は考えるし、「検索すれば出てくるような内容」とか「形だけ整っている情報」「自分の体験や考えが全くない情報」って【1+1は2です】みたいな説明と同じで全くおもしろくない。でも「世の中は1+1も3になることがある」という主張や自分の体験や考え方でそれを言う人って面白いじゃないですか。

そんなことを感じたユーチューバー。

例えば彼女が説明する「インド」に関しても、私が全く知らなかったことも調べこんでいるし、彼女は語学に堪能だから、英語や韓国語、その他のX(ツイッター)も見ていて、外国人の「動向」も調べている。ここが重要だと私は思っていて、「多くのインド人が話す【日本に対する印象や思い】」「外国人が考える日本とインドの関係」なんてのに私達が触れることはないじゃないですか。当然それは「旅行でインドに行ってきました~」「インドでXXXを食べてきました~~」「詐欺師ばかりです。気をつけましょう~」みたいなのとは全く違う内容。

ドイツの話も面白いと思った。

彼女が感じる「ドバイの真実」や、「海外の人達の本音」「ある出来事に対する外国人の反応」の話がいろいろあるけれどどれも面白いと思った。こういう視点を持つ人って大事にしたいと思う。

オススメ。

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医薬翻訳を辞め、2018年から海外ノマド生活。 このチャンネルでは、言語、海外の社会問題など多岐に渡っています。 20…

 
 
 

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