嬉しいなぁ。「カイワレを育てたい」という読者が現れた~~~。\(^o^)/

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誰も興味がないであろう「カイワレ大根」のことを書き続けていましたが、なんと「私も育てたい」という読者が現れた~~。マレーシア在住の方です。

な、なんとその方は「私のオーストラリア時代からの読者」で、つまりもう10年はこのブログを読んでくれていた常連中の常連さんですね、でもコメントを頂いたのは始めて。

その方も「大葉とカイワレ」があればマレーシアの食生活は良くなると考える方で、たまたま「カイワレを育てようかな」と考えていた時に、私がカイワレのことを書き出したとのこと。

もしかしたら「やってみようか」と考える方も他にいらっしゃるかもしれず、その方のコメントに付けたリプライを本文の方にも載せようと思いました。

◯◯◯◯さん、いらっしゃいませ~。コメントをありがとうございます。

オーストラリア時代からの読者ですか?あらま~~。それを聞いて本当に嬉しいです。

大葉とカイワレがあるだけで食生活が変わるのは我が家と全く同じですね~。

マレーシアでの栽培が難しいのは、今、私が思うに「温度より水管理かもしれない」です。とにかく水が悪くなるのが早いと感じています。

だからよくネットにあるように「毎日水を替える」のは良いと思います。面倒ですが。ただし、「水を替える」ということは「水が溜まっている状態」なわけですが、もしできるなら「湿っている状態を確保する」と考えるほうが良くて、【乾かさなければ大丈夫】だと思います。でも「水でジャブジャブ」だとすぐに【溺死】する。

だから間違いがないのは、普通の家庭菜園みたいに「土、ポッティングミックス」みたいのを使うのがベストで、そして「スプレーで1日に2度」水やりをするって感じでしょうか。

「土、ポッティングミックス」を使うのは嫌だとすれば(私も同じ)、トイレットペーパーやキッチンペーパーを重ねるだけでも大丈夫ですが、やっぱり「根が良いように伸びれない」のは間違いがなくて、2種類並べて育てますと、やっぱりキッチンペーパーを使うほうが成長がバラバラ、伸びるのが遅いです。

ですから、できれば「手芸用」の「ポリエステル綿」というのでしょうか。安い「枕の中身」みたいなものがあると良いですが(板状の物を手に入れる)、わざわざそんなのを手に入れるのも面倒ですよね。手芸店で売っていて安いことは安いですが。

あるいは「タオル」を使うのも良くて、栽培後にタオルは「根だらけ」になりますが、煮沸して綺麗に洗えば何度でも使える。ただ根っこが残っていると必ず腐りますので、その辺も考えないとならない。

どちらにしろ、栽培するのに「プラスチックコンテナ」が2つ必要で、デリバリで使うようなペラペラの安いものでじゅうぶんですが、2つを重ねて使います。上の方は「千枚通し」で穴を開けて【水がたまらないようにする】し、その上に【直接種を蒔く】のもOKですが、上に書いたように「土」や「ペーパー」「綿状のもの」を敷いて、その上に種を蒔く方が間違いがない。下のコンテナは「水を受ける」ためのもので、この辺をうまくやれば「水をためておく」ことによって「頻繁な水やりは必要ない」ようになります。

日記にも書いたように、「茶こしに小分けして育てる」のも後々便利で、それを4個6個、水の入ったコンテナの中に置くのでうまく行けば一番良いかもです。

私も「手がかからず、ちゃんと育つ」方法で、マレーシアにあった方法を常に模索していますし、その情報はブログに書くつもりでいますが、常にカイワレを観察して、「何が問題か」を考えているとアイデアはいろいろ出てくるはずで、それを試すのが良くて、「ネットに書いてあること」をそのまま信用するのは止めたほうがよいと思います。「真夏の沖縄」ではどうやっているのかがわかれば参考になると思いますが。(笑)

何かわからないこと、気になることがあったら遠慮なく書いてくださいね。一緒に考えたいと思っています。

カイワレの種はShopeeで買いました。下の画像をクリックすると販売ページに飛びますが、この3.9リンギ(130円ぐらい)の小袋で、4人家族でも十分な量を7~8回は作れるはず。

私はこの「普通のカイワレ大根」と「茎がピンク色」のカイワレ大根と2種類買いました。その他、ブロッコリーや他の業者から「緑豆」(モヤシを作る)を買ったり。

また「どんな容器を使えばよいか」はあまり悩む必要はないと思うし、ところがネットに書いてある「日本でのカイワレ大根栽培方法」はどれも【簡単です】という内容ばかりで、問題が出た時の解決方法を探すのは簡単ではありません。

私はと言うと、「アメリカのマイクログリーン(カイワレ)製造販売」をしている人達のユーチューブ動画を見る事が多い。かれらは大手企業ではないですが、様々な「カイワレ」を育てて販売しているので、それはそれは詳しいし、ありとあらゆる方法を試しているし、「これがベストだ」というのを紹介しているので良いと思います。その内容は「日本によくある【簡単です】」というのとはちょっと違っていて、さすがプロだと思うし、それらを見ていると「自分に問題が起きた場合」「思ったように育たない場合」に【何が問題なのか】がよく分かる。

例えばこんなチャンネル。

YouTube

Education for Indoor Microgreens, Sprouting, Gardening and H…

もしかしたら「買ったら良い」のは、上の種の販売業者(Shopee)で売っている「栽培用のトレイ」もそこそこ使い道がありますので良いかもしれない。3.9リンギ。150円もしない安さです。下の画像をクリックすると販売ページに飛びます。大きいですが、これの3分の1、4分の1の部分だけ使えば良いから「大きすぎる」ということはないはず。

また「大きな容器を使い、狭い範囲で育てる」のは【水が潤沢にある】ことを意味するし、「水やり、水の交換」の【手抜きができる】ことになります。

このトレイに「そのまま種を並べる」と【穴から種が落ちてしまう】ことがあると思います。栽培前に4~8時間ぐらい「吸水させてから撒く」様に私はしていますが、その時、「種はかなり膨れるから【カイワレならそのまま撒いても大丈夫】かもしれない。でも種が小さな「ブロッコリーなど」は穴から落ちてしまう。そういう「小さな種」を使う場合は、この業者が販売している「シリコンのメッシュ」もあれば大丈夫(何度も使える)。あるいは「トイレットペーパーを薄く敷く」のも良いかも。根が伸びだすとトイレットペーパーを破いて下に伸びて、穴から根を出し、「下の水に届く」ようになりますから。

あるいは「網戸の様な目の細かいネット」でもよいし、「ガーゼ」があれば完璧。水分も保ちますから。根が伸びてくると簡単にガーゼの下に伸びてきますから心配する必要なし。

私は今現在、「豆苗」も育てていますが、このトレイを使っています(培地は無く、白いトレイに種をそのまま撒いただけ)。ただ下に水が貯まるわけですが、それの深さが薄すぎるのね。豆苗は「根もしっかり育つ」し、「もっと深いトレイ」があればいいなと。そうすれば「水やりも4日に一度」ぐらいで済むはず。大きくそだってきた今は、一日に二度コップ一杯の水を下の緑のトレイに入れています。水換えは一度もやったことがありませんが、私としてはもっと「手抜き」をしたい。(笑)

豆苗を育ててみて、どうしてレストランで食べると高いのか、スーパーでも良い値段がするのかは良くわかりました。(日本ではとんでもなく安い)

要は「育てるのに日数がかかる」のね。

育てるのは簡単ですが、日数が掛かりますからその分、「コストがかかる」ってことなんでしょう。カイワレの2~4倍の時間が掛かりますから、それなりの値段をつけないとやってられないってことだと思います。またカイワレなら「少量」でOKですが、豆苗なんて炒めたら本当に少量になるので「大量に買う」ことになる。上の写真も我が家の家族3人で「一回分」にしかならない。でもやる気を出して「大量に作る」のも面白いかもしれない。少量でも大量でも「手間暇は同じ」ですから。

私も正直言って「待ちくたびれる」感じがしています。

また豆苗は「何度も収穫できる」から良いとは思いましたが、やっぱり「プロはそんなことはしない」わけで、二度目以降は「収穫量が落ちる」「味も落ちる」という専門家も多い。「何度も収穫できます」というのは、いわゆる「キッチン菜園」の【楽しみ】でしかなくて、「食べるために育てたい」と考えるなら、やっぱり「一度きり」で考えるべきだと思う。種も恐ろしいほど安いわけで、種のコストは考える必要がないと私は思っています。

どちらにしても、何を育てるにしても「毎日どんどん育つ」のは見ていて飽きません。本当に可愛いと思うし、「生命の神秘」を感じっぱなし。

カイワレは家にあると本当に便利で、何にでも使えるし、良いと思います。

みなさんもいかが?

私はこのレベルで作るのが精一杯ですが、手抜きの育て方ばかり考えていますのでこんな程度なのでしょう。でもちゃんと【毎日】面倒を見ればもっとうまく育てられるかもしれない。

ただし、「簡単にできるだろう」とたかを括っていると、こんな風になる。これは「マレーシアに来て初めて作ったカイワレ」です。ゴールドコースト時代は簡単に育ったので「同じような手抜きの方法」で育てたら、こんな風になった。がっかりしたどころじゃありませんでした。でもま、諦めなくてよかったと今は思っています。と言うか、「基本」を真面目に守っていれば大丈夫。

興味がある方は遠慮なくコメントを下さい。お手伝いできるかもしれない。

私も「いかに簡単に効率よく育てるか」を常に考えて実験していますので、お役に立てることもあるかも。

ただし、何度も書きますが、上にも書いたようにネットの「簡単に育ちます」というのは【日本の話し】であって、「高温多湿のマレーシア」ではカイワレの成長適温より5度以上高い、水も腐りやすいことを考慮しないとうまく育たたない。

だからどうしても「こまめに面倒を見てやる」ことが必要で、「種を巻いたらあとは育つのを待っていればOK」というわけにはいかない。

私も最近、なぜかやる気が出ていて、マレーシアに来てからトライしても美味しく育たたなかった「大葉」や、そもそも大きく育たたなかった「三つ葉」もトライしてみたいと思っています。

「大葉の種」はマレーシアで手に入るし、直径20センチのポットがあれば「一株」は育てられるはず。私は何度か間引いて最終的には3株を30センチ程度のポットで育てましたが、「育てることそのものは成功」しましたが、「大事に育てすぎた」反省点があって全く美味しくなかった。だから次回、できれば「プロが言う様にいじめ抜いて美味しいのを作りたい」なんて考えています。葉物類は「温度が高すぎる」と思いますが、もし「バジル」に興味がある方は「バジルはシソ科」ですし、育てることは不可能ではないでしょう。また「ミント」あたりも問題なく育つはず。

実は「豆苗」も生育適温は「カイワレより低い」のね。だから「暑すぎて育ちが遅い」のだろうとは思いますが、どうにかなっているので、その辺を考えて育てれば「三つ葉」もどうにかなると思ったり。でもマレーシアで三つ葉の種は売っていないし、日本から送ろうとしたものは「転送屋で止められて、結局、廃棄」しました。

我が家では「大葉、カイワレ、三つ葉」は【三種の神器】みたいなもので、どうにか育てたいのですが・・・。「芽葱」も素晴らしいですが、暑いところでは全く駄目で、そもそも伸びるのも遅いですからもうトライするのは諦めています。

また、今、「普通の(緑豆)モヤシ」も作るべき、種を手配中。

モヤシ?どこでも激安で売っているのだから買えば良いじゃんと私も思うのですが・・・・。(笑)

上の豆苗も緑豆モヤシも、どこの家庭にでもある「ザルと洗い桶」が一番良いと思う。

こんなのがあれば簡単に作れる。カイワレもこれで大丈夫だけれど、いかんせん大きすぎ。でもこの手で直径15~20センチのがあれば「ベスト」と言っても良いくらい。よく「栽培キット」とか売っているけれど、そんなものは全く必要ない。

もしかしてこの大きさの容器なら、「この一部だけ使ってカイワレを育てる」ようにすれば、「種まき後は収穫まで放置」か、途中で一度か二度の水換えでOKかもしれない。それもまた実験してみます。桶とザルの間に「銅製の何か(ナットみたいな)」を挟んでザルの位置を高くすれば、それだけ「多くの水をためられる」し、【銅は殺菌作用がある】から面白いかもしれない。昔、「銅製のツボに入れた水は腐らない」と言われていましたよね。とりあえず「ビー玉」でも揃えて噛ましてみましょうかね。ああああ、アルミフォイルを丸めてかますのが一番簡単ですね。

やっぱり生き物を育てるのは良いと思う。

精神的にもプラスが大きくて、私みたいな「引きこもり」にはばっちり。仲間が増えたような、子どもが生まれたような、そんな感覚があります。また「一生懸命生きる彼らの姿」を見るのは歳を取っていろいろと考えることが増えたジジババにも良いかもしれない。(笑)

 

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