【お詫びと訂正】ここで紹介したウォーレン・バフェットの発言ですが、日にちは5月3日であって10月18日ではありません。10月18日は動画が投稿された日付でした。本当に申し訳ない。お詫びします。 m(_ _)m
ネットをフラフラしていたところ、ウォーレン・バフェット率いる「バークシャー・ハサウェイ」の年次ミーティングを発見。
その中でウォーレン・バフェットは「金(ゴールド)投資に注意喚起をしていた」。( ̄口 ̄∥)
それは10月18日のこと。5月3日です。申し訳ない。
金(ゴールド)が下がりだしたのはそれから3日後の10月21日からで、ウォーレン・バフェットの発言がキッカケとは断定できませんが、タイミングが良すぎ。
ただ、金(ゴールド)価格はかなり過熱して値は伸び切っていたし、「冷水をかけた」のはやっぱり間違いがないのかもね。そしてダブルトップをつくって下落。
ただこの動きを見ると、金(ゴールド)から投資家が離れたと言うより、「買われすぎれば売られる」のが相場の常で、それこそ私が考えたように「利食い売り」が多く出ても全くおかしくない場所だし、決して「下落が始まった」とは【まだ断定できない動き】ですよね。
これがまた上昇するのか、下落の始まりなのか、今の時点では「ちょうど分かれ道に来ている」「方向がはっきりしていない」という動き。
ただバフェットの話を聞いていると、金(ゴールド)は皆が思うような利点はない、インフレに勝てると考えるべきではないというような、【過去の思い込みを捨てろ】と言っているのがわかる。
私もそれには一部、賛同できるところもあって、前から「金の値動きは私には難しい」と何度か書きましたが、まさにそれなのね。上がってよいはずなのに上がらない場面が結構あって、本当に金(ゴールド)が資産防衛に使えるのか疑問に思う事が結構あったんですよ。
また私がHSBCシンガポールに勧められて1200ドルぐらいのところで買ってから、すぐに1800ドルになってHSBCシンガポールからは「売ってください」とサジェスチョンがあったものの、私はそのまま持ち続けて「ヘッジの練習をした」事も何度も書いています。いわゆるつなぎ売と同じ事。
でもその間、金(ゴールド)は結構フラフラとヨコヨコの動きが長く、本当に長期投資に向いているのか疑問に思ったものです。そして過去を見ると、「20年に渡って下がり続けて70%も下落した」ことがあるのね。当然、その高値に戻るのに25年ぐらいは掛かったわけです。リーマンショック時には「爆上げ」するかと思ったら下がるし。ま、その理由も後にはわかりましたが。
こういう値動きをする金(ゴールド)が本当に資産防衛に使えるのかどうか。私はこの当時は全く金(ゴールド)に注目していませんでしたからよくわからないのですが、逆に「注目すべき動きには思えなかった」ということでもある。
結局、株でも石油でもあるいは為替でもなんでもそうですが、「上がっているときにはまだまだ上がる」と皆が騒ぎ、「下がっているときにはまだ下がるぞ」というのは同じじゃないかと思う。それは暗号通貨も同じで、良いにしても悪いにしても、その時その時、何らかの理由をつけて大騒ぎするのが相場の世界。
このバフェットの話を聞いていて、私も今更ながら「目が覚めた」気がします。
この世界にあてにできるものなんか存在しないのだと。
”Something terrible will happen to Gold” “Sell everything now!” なんて預言者みたいなことを値下がりの数日前に話していた。
結局、後半はウォーレンらしい「地に足がついた投資をしろ」ということで終わっている。そして「金(ゴールド)はその対象にならない」ってこと。
金(ゴールド)の【神話】は終わっているということですね。
前の日記に、もし今回、崩壊が起きた場合、前と違って「逃げ場がない崩壊」になるだろうと書きましたし、リーマンショックのときには私は大打撃を受けましたし、なんらかの「回避策」「根本的な解決策」が無いか悩んでいるとも書きました。
でもそれはやっぱり私の「弱さ」「何かにすがりたい思い」があるからなんだとバフェットの話を聞いていてハッと気が付きました。
そんな弱腰でどうにかなることじゃないんだろうと今は思う。