忍び寄る「大型の不景気」& チャート分析の重要性

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これから世界はどうなるんですかね~。

私は実業に携わっていませんので、これから世界が良くなろうと悪くなろうと大きな影響はありませんが、今、AIバブルで世界は盛り上がっていますが、他の業界はかなりうまくないことになっているのは経済指標を見ればすぐにわかること。

またAIバブルも「莫大な投資を回収できるのか」という問題が明るみに出ていますし、先日もブログに「AI導入企業の95%はAIからの利益を得られていない」「AI導入率も下降している」ことを書きました。それでもAI開発競争は「武器の開発競争と同じ」で止めることはできないし、これからは「巨大なデータセンターが必要」「その電力が全く足りていない」ことから「AI関連の投資はもっと増やさないとならない」状態。

ただアメリカ政府、トランプも決して「無策」ではなくて、特に「景気の落ち込み」「株価の下落」は政府への風当たりが強く、トランプも来年の「中間選挙」を考えると放置はできない。

これに関しては11月29日のエントリーに書いた通り、「お金のバラマキは再開する」し、「2000ドルの支給」もそうで、これを「市場は好感するはず」で、実際に今の時点ではナスダックも値を戻していますが、そういう「表面的な動き」だけを見ていたらうまくないんじゃないですかね。

これは日本も同じで、高市政権が誕生してスピード感のある改革が進んでいるようには見えるものの、補正予算の18兆3000億の効き目はどうなのか。高橋洋一教授は「ちょうどよい額」のように言っているけれど、「高市政権になって良くなった実感」が出てくるのか、あるいは「更なるインフレを呼び込んでしまう」ことにならないのか、その辺は全くわからず。そして「利上げ」は間違いなくありそうで、それの影響はどんな風になりますかね。

ただアメリカも日本も「健全な状態ではない」のは明らかで、それは中国も欧州も同じで、私は「世界規模の大きな地殻変動が起きつつある」ような気がして仕方がありません。

「出るか出ないかわからないオバケを怖がってもしょうがない」とは思うものの、私には「これから良くなる将来は全く見えない」状態。

だからやっぱり「南海トラフ地震への準備をする」のと同じ様に、自分の仕事や生活に「万が一のこと」が起きないような対処を考える必要があると思う。

ただ「株式、インデックス、金(ゴールド)や暗号通貨をどうするか」に関しては、【流れに乗る】しかなくて、「上昇する」なら【その理由は関係なく着いてくべき】でしょうし、「下がる」となれば同じくその流れに乗るしか無いと考えています。つまり、「撤退する時には撤退する」という考え方、そして【下落の場面では空売り、ショートをする】ことに関しては「やるべき時にはやる」ような状態を作るべき。これは「CFDを利用すれば簡単にできる」わけで、まずは「CFD口座を持って売買の練習をする」のは良いんじゃないですかね。

かつての日本って「真面目に働いていればどうにかなった良い国」だと本当に思うし、あの当時が懐かしいです。

これからの日本、世界はどうなるんだろうか。私はこの動画の内容とは違う考え方を持っていますが、彼の言うようになってしまう可能性は間違いなくあると思う。

あらためて、「相場との付き合い方」「自分はどうあるべきか」をしっかり考えることが大事だと思う。

私はいつもこの「石原順氏」を勧めていますが、私は多くの投資家が彼の考え方を理解し実践すれば「どうにかなる」と考えています。また彼自身の「実際の売買」は【予想をせずに値動きに着いていくだけ】でそれは彼のチャートのサイン通りに「買う」「空売り(ショート)」もするし、その考え方は私と全く同じで、それが「どんな時代でも生き残れる唯一の方法」だと思うし、「流れに着いていく売買手法」だと【大きく負けることは無い】のね。ここが非常に重要な点。

ただ、彼が動画の中でいつも例として出しているチャートですが、バックグラウンドに色が付いていて、【赤なら買い】【黄色なら売り】で、それを機械的にやるだけで予想を元にした売買はしない。

この考え方も基本的には良いと思っていて、「流れに着いていく」ためには【流れがわかるチャート設定が必要】となりますが、このチャート設定は【彼と私のものとは大きく違う】のね。【考え方は同じ】でしかない。

私は石原順氏をお勧めするけれど、彼のチャートの【メガトレンドフォローシグナル】そのものにこのブログで言及したことはないはずですが、私は「このシグナルは使えない」と思うし、石原順氏と言えども「チャート分析」に関してはイマイチなのかもしれないと考えています。

彼のチャートと私のチャート(簡易版)を出します。ビットコインの日足で、ほぼ同じ期間です。


パッと見た目は同じですし、この「色分けをする」のはインパクトがありますから「迷わない」のね。横断歩道を渡る時に「眼の前に特大の歩行者用信号がある」ようなものです。

ただこの色分けの方法はいろいろあって、石原順氏がどういうアルゴリズムで色分けをしているのかは、私はわかりませんが、これだけでは使えないと私は思うし、私の色分けも「何種類もある色分けの中の一つでしかない」のね。世の中には「買いサイン、売りサインを出すインジケータ」「トレンドを見分けるためのインジケータ」も多数存在するわけで、残念ながら【これ一つあれば完璧】というのは存在しない。

それぞれのインジケータは「長所短所がある」し、「鈍感なもの、敏感なもの」もあれば、それは「パラメータでも変化する」わけです。そして値動きも「早い、遅い」「値幅が大きい、小さい」、いわゆるボラティリティは常に変化しますから、「一つのインジケータで対応するのは不可能」です。だから自分が使いやすいインジケータを何種類か同時に表示して、臨機応変に読むことが必要となる。

また「敏感な方が良い」こともなくて、それはそれで「重要」ですが、それを重視しすぎると「小さな動きに惑わされてしまう」し、では「鈍感なインジケータで大きな流れを掴もう」と思っても【常に売買ポイントが遅すぎる】事が起きて「買うと下がる、売ると上がる」なんてことも普通に起きる。でもそれでも「鈍感なインジケータも重要」で、それは【遅効サイン】ではあるものの、【確認として使える】という非常に重要な働きもする。例えば「売って撤退しようかどうしようか・・」と悩む場面で「遅効サインの売りサイン」が出たら、【問答無用に売る】とか、あるいは「売ったのは失敗だったか・・」と思った時に「売りサインが出る」と【そのままでオッケイ】という「確認が可能」でこの【安心感は馬鹿にできない】んですよ。

ではどういうインジケータを使うかは、それは本当に人それぞれで、「他人の真似をしても駄目かもしれない」のね。いわゆる「道具と同じ」ですから、自分が使い慣れたものじゃないと使えないのが普通。

「MA(移動平均線)」が好きな人は、現在値がMAの上にあるか下にあるかを「パッと見てわかるようにバックグラウンドの色を変える」とか、そういうのを何種類か作って、バックグラウンドではなくて、「帯」として表示すれば4種類でも5種類でも表示できる。

また「買いサイン、売りサイン」「上昇トレンド、下降トレンド」ではなくて【動きが小さい、ヨコヨコの動きから出撃するべきではない】こともあるわけで、そういうのも「帯で表示させる」のも良い。

いくつも「帯状」なら好きなだけ表示できるわけです。

こんな感じ。

また「チャートは一つだけ」ではなくて、「複数表示する」のも非常に重要で、例えば「日足中心で見る」としたら「4時間足、週足も表示する」とか、「1分足をメインで使う」としたら「5分足」「30分足」も同時に表示し、もっと大きな流れの「4時間足」も表示して、「その日の大きな流れ、現在値の位置、トレンドライン、支持線、抵抗線」も表示するとか。

時間軸が違うチャートのバックグラインドの「色の変化」を【帯状にして一緒に表示する】のも重要で、どんなトレード手法だとしても「より大きな動き」を見るべきで、「時間軸が大きなチャートのトレンドと同じ方向にだけ出撃する」のは【基本中の基本】

そうやって「自分流のカスタマイズ」が重要で、上に紹介した「石原順氏のメガトレンドフォローシグナル」があればどうにかなると思ったら大間違いだと思う。でも「無いよりかは遥かにマシ」でしょう。

私は、石原順氏ももっとややこしい独自のチャートを使っているはずだと思っていて、でもそれは「公開しない」し、動画がそもそも一般向けだから「最低限の簡単なチャート分析」と言う考え方で「メガトレンドフォローシグナル」を紹介しているのだろうと思う。

使うチャートは今、大流行の「トレーディングビュー」を私はオススメするし、自分が考えたアルゴリズムでインジケータを作ったり、表示方法を変えたり(バックグラウンドに色を付けるとか)するのは「Chat GPTに頼めば簡単に作れる」ので良いと思う。

どちらにしろ「トレンド追従型の売買方法」「順張り」を強く、強くオススメします。逆張りも上手い人は上手いけれど、「かなり難しい」と考えた方が良いし、海外でも「Trend is friend」と言われるように「順張りは王道」と思って間違いがない。

またチャート分析は多岐に渡っていて、私は「流れに乗る」のを最重要視していますからこういうチャート設定になりますが、前にも書いたように「現在値の位置、トレンドライン、支持線、抵抗線」は絶対に無視できないくらい非常に重要で、また基本的な「ダウ理論」、「グランビルの法則」「波動カウント」「ボリュームゾーン」「フィボナッチ」の見方など、掘り下げたらきりが無いのですがそういう知識も必要になるのは留意してください。

でも基本は「順張り」で、これの良さは「順張りをしている限り大負けすることは絶対にない」のね。

オーソドックスと言うべきかわかりませんが、チャート分析の基本に興味がある方はこのユーチューブチャンネルを見たら良いと思います。

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