日本って「医療費は安い」「保険制度も凄い」、なおかつ「高額医療の補助まである」。驚いた~~

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私は日本を脱出した時は38歳で、そりゃそれまで日本で「入院治療」を受けたことはあるけれど、医者や病院とは「無縁」と言って良くて、日本の医療や制度がどうなっているのかは殆ど知らない状態で今に至ります。

でも歳を取ってくるとあちこち悪くなりますし、「医療費」もどんどん上がる。

マレーシアでは「日本の海外旅行者保険」を使っていますが、これは「持病には使えない」「同じ疾病で使えるのは180日」となっていますから、今までマレーシアで受けた入院治療である「前立腺の手術」「心臓カテーテル治療」にはもう使えなくて、心臓絡みは定期的に診察を受けていますが、それは薬代も入れて「自費」。

「前立腺の手術」「心臓カテーテル治療」の時の自費の支払いはほとんどゼロで実際にいくら掛かったのかはわからないものの、ちょっと調べてみると両方で500万円は掛かっている計算。これがもし「自費」だったら痛いですよね~。

でも「再発」したら今後は自費となるわけで、そんな生活を続けていたら「保険でおりる疾病は無い」なんてことになりかねない。でも高い保険料は払い続ける。

その点、日本なら「再発でも保険は効く」わけで凄いと思うなぁ。「持病でもOK」って素晴らしいと思う。

マレーシアの医療レベルって私にはわからないのだけれど、「医療費」はかなり高いと思っていて、それは「私立病院に行くから」かもしれないし、またいつもいく「パンタイ病院」も知らないうちに「VIP待遇」となっている様子。これって外国人、あるいは海外旅行者保険を使う場合は自動的にそうなるようで、一般だったら安いのか、公立なら安いのかも知らないけれど、私としてはオーストラリアもそうだったように「公立病院を信用していないわけではない」ものの、様々な問題があるのは多く聞いてきたし、「高くても私立、最高の治療を受けたい」と思のはマレーシアでも同じ。

でもねぇ、「おしりに出来たオデキの治療」でも入院させられて、全身麻酔の手術で12万円の請求書を受け取った時には驚いたし、その時は10年以上前でまだマレーシアに上陸していない「旅行者の立場」で、しかも「海外旅行者保険」は使えなかった。

また高齢だった私の両親もマレーシアで最後を向かえたけれど、90歳を超えていたし「医療保険はなし」というか「加入不可能」だったので、それぞれパンタイ病院に入院したけれど、全て自費で、母の時には約1000万円、父の時には約500万円という出費。

でももしも「医療保険があったらどうか」を考えても、毎年の「保険料はとんでもなく高額」で、もし80歳を超えてマレーシアに来てから保険に入れたとしても夫婦で保険料の総額は十数年で3000万円を軽く超えるはず。マレーシアの保険では高齢者は新規の契約は出来ないものの、「若い時からの継続」の場合は90歳を超えても継続可能で、でも保険料は毎年一人200万円を超える数字だったのを思い出す(要確認)。

ま、「いつ死んでもおかしくない年齢」なのに保険に入るとなれば、そんな掛け金になるのは理解できる。

日本の海外旅行者保険の保険料も高くて、70歳以上は1年で一人100万円以上。夫婦で毎年200万を超える。29歳以下は年間28万ぐらい。30歳以上69歳以下で年間50万弱って感じでしょうか。我が家みたいな3人家族だと年間250万円ぐらいで、毎年、実際に使う治療費って私しかいなくて、それでも35万円(薬代含む)ぐらいですかね。それでいて、「持病は駄目」「1疾病、一度だけ。180日間だけ」という縛りがあるからその35万円は自費。保険の意味がない。

私の姉もマレーシアに住んでいて、姉の資産管理も私と息子でやっていますが、ダボファミリーとしては保険料だけで年間350万円となる。でも私以外は病院通いなんてしていないし、唯一定期的に病院に行く私の疾病は「持病」だから「全額自費」。これってなんだか納得が行かない。かと言って「無保険」も怖い。結局「疾病だけじゃなくて怪我や事故のケースを考えざるを得ない」から。

でも日本の公的保険はそんな風になっていないわけで、100歳でも保険は使えるし、持病でもOKって嘘みたいな制度。そしてなおかつ、自己負担の部分が一定の額を超えると「超えた分は補助対象となる」なんて、高齢化社会でそれを続ければ「医療費だけで政府は破綻してもおかしくない」ぐらいに思いますわ。

それでいて、「医療費そのものが安い」と私は思う。オーストラリア在住時に、「日本で手術した方が良い」と思って「日本で入院手術をした」ことがありますが、「全て自費」でも安いと思ったし、マレーシアに来てからの「二度の手術以外にもう一つ手術が必要だった」ことがあるんですよ。でも診察をしたパンタイ病院の医師がどうにも気に入らなくて、彼の見立ては「絶対に間違えている」という自信がありましたので、「日本で手術する」ことに決めたことがありました。

2019年のことでしたが、前にも入院したことがあって気に入っている病院がありますのでそこでお世話になることになったのですが、普通なら入院しても2日、そして通院みたいに簡単な手術だと思っていたのですが、ホテル住まいをしながら通院も気になったので、1週間入院させて欲しいと頼み込んで手術。ところが術後の傷口がうまく塞がらず、「延長、延長」でなんと「一ヶ月の入院」となってしまった。

もしこれがマレーシアだったら「三百万円程度は当たり前」だと思いましたが、日本のその時の支払いは「全て自費」でしたが、トータルで100万円ちょっと。「安っ」と思いましたっけ。なんせ「マレーシアではオデキの治療で1泊して12万円」でしたから。

でももしも私が日本在住で日本の公的保険を使えていたら、3割負担でも36万円。しかもこの額は「高額医療」ということになって「補助が出てもっと安くなる」のね。

私は日本の保険制度を全く知らないのと同じなので、今回調べてみましたが、やっぱり充実してますね。

もしもかなりの重病でお金が掛かる治療だとしても、支払うべき自費の上限があって、それは人によって違うのだけれど、24万円ていどであって、それ以上の出費は補助される。

嘘みたいですよね。

つい最近、何億円という高い薬が「保険適用になった」とニュースを見ましたが、その薬を使っても個人の負担は「安ければ数万円程度」でOKというシステム。収入が多い人は負担率、上限が違うけれど、それでも20数万円だったか、そんな負担で治療を受けられる。

「日本は医療天国」

と言っても良いと思うし、外国人が「日本の医療制度を利用しようとする」のは当たり前だと思う。

保険制度は「互助システム」だから「多くの人に加入してもらう」のが基本。だから外国人にも「入ってください」というのが政府の立場。この理屈はわかるけれど、「保険金だけでは成り立たなくて莫大な政府支出が支えている」ところに問題があるのは明らかで、「加入者は多ければ多いほど良い」という考え方は再考する必要があるんじゃないですかね。

私はもっと「日本はずるくなるべき」だと思うし、外国人もせめて「永住権(永住許可)を持っている人対象」にするべきだし、【日本で働く人達は皆平等】という綺麗事を推し進めるべきじゃないと思うなぁ。ましてや「ビザ制度」がおかしくて、【簡単にビザが取れる】、永住許可、市民権を取るのも日本は簡単で、それは「人口減少対策」なのはわかるけれど、「お人好し過ぎる」と思うし、もっと【契約の概念を重視すべき】だと思うんですよ。

保険制度はそのままだとしても、「健康保険に入って日本で働く外国人の扶養家族が海外にいたらその家族の治療費まで出る」っておかしくないですかね。またちょっと働けばビザは簡単に手に入る。家族の呼び寄せも出来て、永住許可、市民権も簡単。

人口減少対策なんて言うけれど、本音は「安い労働力が欲しい」だけなのは明白で、産業界も「人が入ってくれば万々歳」で「移民政策や社会保障のことなんか関係ない」と思っているんでしょう。

私はそういう意味で「外国人を扱うのが上手なマレーシアを見習うべき」だと思っていて、マレーシアは「安い労働力を大量に入れる」けれど、そこには当然「厳しい契約」があるわけで、「人道的なこと」は二の次。

だからマレーシアで働いているからと言って「家族、親を呼び寄せる」とか「永住権、市民権を取る」とか、そんなことは絶対に許さない。「仕事が終わり、契約も切れたら帰れ」というのが大原則。

私はそれが当たり前で、「働く人たちの気持ちや将来のことを考える」なんてのもわかるけれど、「契約優先」は【非情かもしれない】けれど、それをしないと「国の根本が崩れる」んじゃないですかね。ましてや「経済が外国人労働者に依存している」なら尚更のこと。

今の日本には「年功序列」とか「終身雇用」も、そういう概念はなくなりつつあって、「非正規社員」がごっそりいる社会になった。非正規社員を扱う会社の部署って「総務部であることが多い」と聞いて驚いたことがある。「人事部じゃない」のね。要は「消耗品と同じ扱い」だということ。本来、政府が面倒を見るべきはそういう「日本人」であるべきで、「海外からわざわざ働きに来てくださった外国人の皆様には安定した生活と将来を約束します」ってバカじゃないかと思う。

「契約の条件はこれ。それでOKならおいで」という日本で良いと私は思う。そして「健康保険は民間の保険に自身で加入してね」で良いと思う。海外では「ビザ発給条件に民間の健康保険への加入が義務付けられている」事も多い。マレーシアのMM2Hもそうですよね。取得時だけですが。

でもねぇ、世の中にはお人好しと言うか、理想主義者が多くて、「人間は皆平等」であるべきという考え方が世界的に広まっていて、そういう考え方を主張する人達は「どう?私達、凄いでしょ?これが人類の理想だよね?」と胸を張る。だからヨーロッパもアメリカも「異常事態になった」と私は思うわけです。

ま、イデオロギーの違いで「どちらが正しい」ということはないのだろうけれど、私は「理想主義は国を滅ぼす」と考えるし、「世界に平和を」「困っている人達を助ける」という前に「まずは困っている家族や同胞を助けろ」と思うタイプで、重要なのは「まずは家族や同胞」というのが原点で、その集合体としての世界構築を目指すべきだと思うわけです。

でもそれを人道主義者は「差別」だという。差別じゃないんですよ、「区別」だっちゅーの。また「優先順位があってしかるべき」でしょう。また「自己責任」なるものがあって、「国が駄目だから貴方の国に住まわせてください」ではなくて、「自国をどうにか良くすることに全力投球するべき」だし、「それを助ける」のが余裕のある国がすべきことのはず。

そもそも世界の人道主義者も、私は「高邁な思想に酔っているだけ」だと思っていて、「貧しい人達、外国人でも大事にしろ」というのなら、まずは「自分の収入を彼らに分け与え、自分の家にそういう人達を受け容れることから始める」べきだと思う。「口だけ立派」で「政府の支出と対応をあてにする」って異常としか思えず。アメリカで不法移民の大量移入に賛成するニューヨーク市などに、不法移民急増で困っている南部の州が不法移民をニューヨークに送り込んだら「非常事態宣言」をニューヨークが出して、高級ホテルを不法移民にあてがったり、市民へ「不法移民を家に入れて面倒を見てくれ」と言い出したりで大混乱。

日本の素晴らしい保険制度も私はおかしいと思うところがあって、「金持ちからはもっと保険料を取るべき」だと思うし、「高額医療制度も金持ちは上限をもっと上げるべき」とも思う。資産も収入もたっぷりある人達は増え続けているのだから、そういう人達にも「保険料には上限を設定しました」「医療費は3割負担でOKです」「額が大きくなったらその分、政府が負担します」って気前が良すぎだと思うなぁ。「保険料の設定、個人負担の上限設定も額じゃなくて収入の率で決めればよいのに」と思う。

日本って何をするにも「スピード感がない」のに「社会の構造変化のスピードは早い」わけで、どうなっちゃうのかと思う。

 

 

 

 

 

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