トランプが「48時間以内にホルムズ海峡を開放」しないと「イランの発電所を破壊する」と公言していましたが、直前になって「5日間、日程を伸ばす」と発言。
イランの発電所を破壊するということは「イランのインフラが壊れる」わけで、イランのほぼ全ての活動に影響が出る。当然、国民の生活も大打撃で、「海水から飲料水を作るプラント」も「石油関連を含む、流通、生産すべての産業」に大きなダメージがあるわけで、イラン側は「それを行ったらホルムズ海峡を完全に封鎖する」と言っていた。
となれば「石油不足」は長引くのは確実で「石油先物は急騰、株式市場は暴落」となった。
これの期限が日本時間の3月24日午前8時44分には来るわけで、どうなることやら世界がそれに注目。
ところが~~
トランプは「5日間、延長する」と発表。
これで緊張が解けた市場は「値を戻した」けれど、イラン側は「何の話し合いもしていない」と言い出すし、5日間の延長にどれだけの意味があるのかは誰にもわからない。トランプとしては「頼むから、折れてくれ」と祈っているんだろうけれど、ペルシャ民族のプライドと革命防衛隊の宗教に裏付けされた強い意志は理解できないんじゃないですかね。
それでも「話し合いが付く」かもしれず、この問題をそろそろ解決の方向に持っていかないと「アメリカの中間選挙で共和党は確実に負ける」はず。となればトランプはレイムダック化する。
でももし「決裂」となったら、本当にトランプはイランの発電設備を壊滅させるのかどうか。私は「絶対にできない」と思っていて、それによるイランのダメージは「その後の石油の高値維持」に続いてしまうと思うから。そしてそれを「理解しているイラン側」はトランプの誘いには乗らないだろうと思う。
では【トランプが折れたらどうなるか】だけれど、それは「解決を意味しない」し、「石油が入ってこない状態は同じ」なわけで、問題は、どうも今の時点ですでに「中東の石油関連施設のダメージは大きい」らしく、元の様な「生産量、供給量は確保できない」と言われている。復興には数年掛かると。
だとすれば、世界が向かっている方向性はもうすでに決まっているとも言えて、「影響の度合いに差はある」のしても「影響大」の状態は変わらないのかもしれない。
さて、どうするか。
私の場合は「イランが最悪の状態」になったとしても、直接的な悪い影響はない。株もインデックスも持っていませんし、株式市場が大暴落しても関係ない。ただ日本は大変なことになるし、多くの投資家たちにも大きな打撃となるんじゃないですかね。また「世界的なインフレ」は進むだろうし、マレーシアにいてもその影響はあると思う。でも考えられる影響はその程度で、私の資産や収入に大きな変化は起きないと思う。
というか、こういう事が起きても「影響を受けないような状態」をあえて作ってきたわけで、影響が出るようなら何十年の苦労や試行錯誤は意味がなかったことになる。
ただし、問題が大きくなって「金融クライシス」まで発展すると「世界経済の根本が壊れる」わけで、そうなれば当然、私も巻き込まれる。
でもそれが起きようが起きまいが、「デイトレ」でしっかり稼ぐことを淡々と続けるだけ。世界経済に大きな損害が出ても、「証券、先物取引所が機能している」ことと「インターネットがつながる状態」なら、生き残れるし、復興も可能。
なぜそういう風な考え方、手法にしたかというと、「儲けることより大きく負けないこと」「大きな含み損を抱えないこと」「意志に反して退場せねばならないようにすること」、そして「常に収入を得ることが出来るようにすること」を何よりも重視してきたから。
それでも「巨大な波に飲み込まれる」こともあるだろうけれど、ま、簡単には殺られない状態を維持してきたということで、この方針は今後も変わらない。
どちらにしても「石油が入ってこない状態」が続くと、日本はこうなると言われている。
どうなるかわからないけれど、最悪を想定した準備は必要だと思う。