馬鹿嫁行方不明騒動

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まぁ、参りましたよ。っていうか、このブログで知り合ったクアラルンプールでお店をやっているおおにしさんやお店のスタッフにご迷惑をおかけしました。

客家というレストランがホテルの近くにあるのですが、そこで食った飲んだで楽しんだ後、おおにしさんのお店にお邪魔しました。で、シーバスリーガルを入れてオリンピックを見ながらあーじゃこーじゃと馬鹿話に花が咲いて、楽しませていただきました。ありがとうございました。

で、そろそろ帰ろうということになって店を出て、まずはビルの中のお手洗いに行ったんです。ハイ、私だけです。嫁は後ろから着いてきていましたので、私はそのまま男性用お手洗いへ。

ところが、出てきたところそこには誰もいない。きっと嫁も女性用お手洗いに行ったのだろうと、私はその男女お手洗いのあるところで待っていたわけです。

ここまでは普通の話。

ところがですね、待てど暮らせど嫁は出てこない。何人もの女性が入っては出て行くのを見ていて、どうもおかしいと思い、出てきた女性に、中にほかの女性がいたかどうか聞いたのです。答えはNo。

あわてましたねー。おおにしさんの店に戻って店の女性にお願いして、女性用おトイレの中を探してもらいました。でも我が馬鹿嫁はいない。

さてどうしようと、そのビルの中を探し回りました。出口が3箇所ぐらいあるのですが、どこにもいないし、通りかかった女性に聞いても、嫁らしき女性は見なかったと言う。おおにしさんの店に嫁が戻ったかと思い、店をのぞいてみましたがもちろんそこには嫁はいない。おおにしさんも心配してくれて、店のスタッフも一緒に我が馬鹿嫁を探してくれました。お店にお客様もいたのに、その方々を放り出してうちの馬鹿嫁探しです。

でもやっぱりいない。

嫁は客家レストランで紹興酒を一本飲んで、おおにしさんのお店でも飲んでいましたので、かなりのへべれけ。どう考えても自分でホテルに帰れる状態じゃないのに、どこにもいない。

どうしようもないし、もしかしたらホテルに帰っているかと思い、歩いて数分のホテルに向かいました。で、ホテルのロビーに入ったところ、男性二人にエスコートされている馬鹿嫁を発見。

無事でいたかと安心するとともに、めらめらと怒りが沸き起こりましたわ。ここで会えずに、部屋にもいなければ警察に行くしかなかったんですから。

聞いてみると、なんと私がいなくなったので、ビルの外へ出たところ、タクシーに声をかけられ、それに乗ったというんですよ。

酔っ払いっていいですよねぇ。気楽で。

で、私が悪いんだそうです。嫁を放ったらかしにしたのが悪いと。おちおちお便所もいけませんわ。

おおにしさんやお店のスタッフにはご迷惑をおかけしました。どうもすいません。

我が家ってこういう夫婦なんですよ。馬鹿な嫁に馬鹿な亭主。部屋に帰ってからまた大喧嘩。最悪ですわ。

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