昨日、10時15分の予約で歯医者に行ってきました。右側の親知らずを抜くため。
私は歯に関してはラッキーで、子供の頃から今まで歯医者にはあまりお世話になったこともなく、最近はせいぜいクリーニングに行く程度。ですから痛い、怖いって経験が無いのが逆に未知のものにたいする恐怖を煽ったような感じでした。
ましてやヨメさんは10年以上前に、4本全部一度に抜かれるという手術(全身麻酔)をしましてその時の彼女の辛さも覚えていますし、まず食事が喉を通らないというのが気になりました。
「痩せるかもね。」とヨメさん。
「そんなに食事も出来ないほど痛いのかなぁ。」と私。
「いい機会だから痩せなさいよ。」
「やだね。口から食べられないほど痛いのなら鼻からすすってやる!」
「あんた、ばっかじゃないの!」
とまぁ、いつものお決まりの漫才会話の後、歯医者に行きました。
最初、親知らず周辺に麻酔薬を付け、それが利いてきた頃に局部麻酔の注射です。チクリとはしましたが痛いってほどもなく、10分ほど放置された後には口の中半分、ベロも唇も頬っぺたも何にも感じなくなりました。
そして抜歯。
抜けそうな歯を抜くなら良いですが、奥のほうにしっかり根を張った歯をどうやって抜くのか考えただけでもゾッとしますが、歯を割って取り出すことは聞いていました。で、ウィーーンという歯医者独特のアレですが、そんな可愛いもんじゃなくてゴーーーと言ってもいいほどのまさにドリル。身体にそれなりの抵抗も感じますし、これは気持ちが悪かったです。
でもその後はいろんな器具を使っていたようですが、何をやっているのかは全くわからず。あれよあれよと思う間に進んで抜歯完了。ちょっとあっけなかったです。そして何箇所か縫って終わり。抜糸の必要は無く、溶けてなくなるとのこと。
「次はいつ来ればいいですか?」と聞いたところ、変ったことが無ければ来る必要なしとのこと。
オーストラリアって何の手術でもこんな感じ。でもまいっか。
麻酔がしっかり効いているので全く痛みを感じないまま6時間ぐらい経ちました。夕食の時間です。さてどうするか?痛みがまるでないのでこれはチャンスかも知れずしっかり食べることにしました。
ということでまた餃子。(笑)
今回は今までで一番美味しいとヨメさんも絶賛だったのですが、私はというと口の中も麻酔が効いた状態で味は良くわからず。
その後時間が経過するにしたがって、段々と麻酔も覚めてくるわけですが、これから半端じゃない痛みが来るのだろうとそれを想像するとちょっと落ち込みました。
歯医者が痛み止めの処方箋を書いてくれるかと思い気や、何も書いてくれず、痛かったら市販の痛み止めを飲めと言われていました。で、麻酔が覚めて痛みを感じそうになった時、家にあった普通の痛み止めを飲みました。
眠くなってきたのでそのまま寝てしまいましたが、きっと痛みで目が覚めるのだろうと思うとこれまた憂鬱。
その後、夜中に目が覚めて全く痛みはありませんがまた痛み止めを飲み、そして朝、また痛み止めを飲んで今に至りますが、どういうわけか全く痛みがありません。ちょっと拍子抜けしていますが、痛み止めがこれほど効くはずもなく、もしかしたら局部だけまだ強い麻酔が効いているのかそんな気がしないでもありません。口の中、唇、頬っぺたの麻酔はもう完全に切れているようで、感触はいつもとまるで違いはありません。
ただ頬っぺたがちょっと腫れています。でもそこを押しても痛みは全くなし。
これからどうなるのかなぁ・・・。このまま痛みが来ないまま終わるといいのだけれど。
きっと日ごろの行いが良いですからこのまま終わるでしょう。\(^o^)/