なぜスキャルが駄目なのか

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前の日記にスキャルからの方針転換を書きましたが、早速その件に関してメールをいただきました。なぜ変更なのかと。

スキャルが良いのは変わりません。ただそれは私に取って良いということ。

そもそもなぜこのブログにお金のことを書き続けるかというと、ロングステイだマレーシアだゴールドコーストだ早期退職だと言うのも、それの根幹にあるのは「お金からの開放」だと思うんです。で、その部分の解決策があればどこで何をするのも問題がないわけですよね。

場所の情報はこのブログが参加しているブログ村にいくらでもあります。マレーシアしかりオーストラリアしかり。そういう意味で私が何の情報を発信できるかというと疑問があります。マレーシアのことはわかりませんし、ゴールドコーストに関しても別にいまさら書きたいことも無し。でも周りを見ているとどこで何をするという話の前に、やっぱり「お金」でつまずいている人が多いし、でもそれはどうにかできることかもしれないと私は思うわけで、私が書くとしたらその分野が良いと思うわけです。で、それは豊かな老後、楽しいロングステイを送るための第一番の関門だと信じています。

だから定期にするより債券が良いんじゃないかとか、換金するにはFXを使ったらどうかとか、日本の銀行の外貨預金は詐欺と同じだから止めたほうがいいとか、知っていれば誰でも使える術を書いています。

で、もっと爆発的威力があるのは新たな収入源としての相場であるという話。

もし自分だけ良ければ良いというのなら、それらに関して私が書く必要は全くなくて、自分でシコシコやってニヤニヤしていればOK。でもここに書くということはそういう情報をオープンにして、一人でも多くの方となんらかの「気づき」や「使える手法」を共有したいと思うからです。それで人生ガラッと変わるわけですから。

で、相場の手法としてのスキャルを中心に書いてきましたし、その手法が私に取ってベストではありますが、やっぱりそれをこのブログ上で書いても、あるいはその後の話としてじゃあ、みんなでどうにかやってみようとなったときにかなり難しい部分が見えてきます。

そもそも我々はもう良い歳かっぱらっているわけで、今更モニターを何台も並べて、夕方から夜中まで市場の動きを見て切った張ったすることそのものに疑問があります。私だってそんなことはもうやりたくないのが本音で、精神的、そして肉体的にもかなり無理があります。そんな老後を望む人もいないはず。それでもやってみたい人がいるのならそれはそれで良いし、いくらでもフォローしますが、でもそもそもこのブログでなんで相場なのかと原点に返ってみるとスキャルは方向性が違うと思うわけです。

また、コピートレード(誰かの売買をそのまま真似る)も近年は簡単に出来る様になりましたが、スキャルの場合は一瞬芸ですのでそれをコピーするのは今の技術をもってしてもかなり難しいのがわかっています。それはスリッページが必ず発生するということ。たった数PIPSしか狙わない手法なのに、その売買をコピーして自分の業者で自動的に売買するにしても間違いなく数PIPSのスリッページが発生します。つまり5PIPS抜きみたいな細かい売買にはコピートレードは向いていないってことです。

じゃぁ、どうするのか。

他に良い手があるのなら、そもそも私だってスキャルなんて忙しい手法はやらないわけですから、どうしたらいいのかわからないのです。あっち立てればこっち立たず。

でもこのブログで相場のことを何のために書くのかと、それを一番に考え、それを続けるのであるならばスキャルではない手法を考えなくてはならないってこと。

振り出しに戻ってしまった感があるのですが、どうにかブレイクスルーを探したいと思います。

それはスイングトレードであり、ポジショントレードであり、あるいは楽して儲ける手法のトップとも言えるこのブログの読者でも何人かがやっておられるトラリピであり、それの発展型であるクルクルワイドであり、またそれらの合体であり、効率の良いシステムの構築は決して簡単ではないとは思いますが不可能だとも思っていません。

なぜそう楽観できるのかというと、私にはテクニカル分析に関してそれなりの自信があるから。ただしそれは単なる誤解、慢心かもしれません。でももしそれがただの勘違いであるとしたら、そもそも今の私が存在しないことになるわけなんですね。

ま、過去は過去として、将来何か皆さんと分かち合えるものが見つけられるかどうかはまだわかりませんが、絶対に形にすると言う強い信念だけは持っています。

あてにしないで待っていてください。(笑)

また、アイデアはいくらでも欲しいので気軽にコメント、メールをください。

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