カメラの話。
GoProは小型でアウトドアで使うカメラ。60メートルの深さの水の中でも使えるという優れもので、テレビの世界はもちろんプロにもどんどん広がっている様子。先月、Hero3として新型は性能も上がってきて益々面白くなっているカメラ。
Hero3ではWiFiが標準装備。前のHero2ではWiFiパックというアクセサリーを買う必要があったけれど、Hero3では買う必要なし。
で、WiFiで何が出きるかというと、撮影は元よりありとあらゆる操作が可能な様子。動画、静止画、タイムラプスの切り替えはもちろんの事、様々な変更が遠隔操作で可能になった。そしてWiFiで複数台のGoProを管理できる。これって凄い進化で、私のようなローアマチュアは一台しか使わないけれど、GoProを本格的に使い出すとどうしても複数台欲しくなる。それぞれ違うアングルで狙うわけだけれど、3,4台となってくると管理が大変。
スイッチのオンオフだけでも面倒だし、GoProにはファインダーもモニターも着いていないのでアングルの微調整が出来ない。そこでアクセサリーとして売っているモニターを使うのだけれど、それを使えば嵩張るしお金も掛かる。また様々な機能変更、確認を一台一台やるのはかなり面倒。
ところがWiFiで繋がるとスマホで全てのカメラを管理できるようになる。
こんな感じ。iOS用のアプリは出ていたけれど、今、やっとアンドロイド用のアプリが登場した。
最近の普通のカメラでもWiFi搭載機が出てきたけれど、そんな必要があるの?と思っていた。でもやっぱりこれって便利かも。動画でも静止画でも撮影してすぐにネットにアップロードできるなんてのは一つの利用法でしかなくて、三脚に装着したカメラのファインダーを覗くこともなく遠隔から操作できるし、アプリが進化してくればHDR、あるいはタイムラプス撮影も簡単になるはず。
上の動画ではカメラで撮っている画面は数秒遅れて表示されるけれど、まぁ、スマホで確認が出来るというだけでも凄いと思う。少なくともGoProの問題点であるアングルを決めるのが面倒ということはなくなる。
こういう機能はきっと多くのカメラに採用されるはずだし、それはネットに簡単にアップできたら良いねというレベルじゃなくて、遠隔で細かな設定が出来たら嬉しいハイアマチュアやプロ仕様機だからこそ必要になるんじゃなかろうか。
アプリも進化してくればまさかと思うカメラの使い方も出てくるはずで、将来が楽しみ。
盗撮が好きな連中も喜んでいるんだろうけど・・・。(笑)
GoPro3で撮った映像から作ったプロモーションビデオ。高性能のビデオエディタがないとここまで綺麗にならないけれど、マッチ箱みたいなカメラでこういう素材が撮れるというだけでも凄い。