MM2Hを取得する場合、一般的には二度のマレーシア渡航が必要とされていますね。
1度目はMM2Hの申請前後に現地で「銀行口座を開く」。
2度目は本申請でその口座に規定の定期預金を作る。
一度の渡航で全てやってしまう(申請時に行く必要は無い)ケースもありますが、そもそも現地に銀行口座が無ければ送金はできず、キャッシュを抱えていくとか、あるいは(私はとんでもない方法だと思うのだけれど)申請代行業者に送金をするという手もある。また他にも方法があるかもしれませんが、一番良いのは
「渡航せずに銀行口座を開く」ことだと思います。
私の場合もHSBCマレーシアには一度も行かずに口座を開きましたが(シンガポールHSBC経由)、今はどうにかそれが可能なケースもちらほら聞くようになりました。
これは自分でやるというより、やはりMM2Hの申請代理店に頼むという形になりますが、それをやっている業者さんを私は二箇所知っておりますので紹介します。
○ Step1 Malaysia ←クリック
ここはマレーシアで事業を長くやっている会社がMM2H関連も始めたところで、元々は貿易関係だと聞いております。特に自動車関係は非常に強い。また社長自ら不動産投資を積極的にやっており、不動産関係の情報も非常に中身が濃いと思います。単に住む場所としての不動産ではなく、投資で考える場合は彼の不動産市場に関する知識、アドバイスは必要不可欠と言って良いかもしれません。またその他の投資案件もお持ちで、投資に興味のある方は連絡を取ってみたら良いと思います。また社長はボランティア精神が旺盛で、困ったときにはなんでも良いですから連絡してくださいと公言しております。
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○ 高橋里佳(たかはし りか)さん ← クリック
私のMM2H申請をお願いした業者さんで、ペナンがベースですがKLとは常に行ったり来たりしておりまして場所的には全く問題がありません。そもそもこの方はMM2Hで来るようになった日本人に対して情報を発信するというボランティアだったのですが、どうせなら申請もやってよ~という多くの方々の声に押されて2004年にこの仕事を始めたような方。今ではかなり年季も入って多くの顧客を抱えていますし、彼女のご主人は(亡くなりましたが)マレーシア人で、彼女は当然マレー語は完璧、またお子さんもいらっしゃって子育てやマレーシア生活事情に関しての生きた情報を持っています。個人的にお友達になりやすいタイプでMM2Hに限らず、あれやこれや頼める(融通の利く)貴重な方です。
高橋里佳さんの場合は、HSBC、Public Bank、Maybankで開設ができるそうです。
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この両方の業者さんはどちらも「マレーシアに行かずに銀行口座を開く」ことが出来ますので、興味のある方は連絡を取ってみてください。ただし、無料で情報だけもらって自分でやろうみたいな魂胆の方は遠慮してください。ここで紹介した私が怒られますから。(笑)
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追加。
これらの口座開設はMM2Hの取得が大前提になり、渡航する必要は無いにしろ(多分)申請後に口座開設をお願いすることになるはず。マレーシアでは海外在住者には口座を開かせないのが基本のはずですし、MM2Hを取ってマレーシアに渡りますので(今は海外在住だけれど)口座を開かせてくれと頼むことになるはずです。
ただし、これまた例外もあって、高橋里佳さん経由ですと「CIMBではMM2Hビザの申請前から口座開設可能」の様です。でも渡航する必要がある。ややこしいですね。でも観光や下見でちょっくらマレーシアに行った時に口座が開けるのは良いと思います。
私も始めてマレーシアに行った時、その時点ではMM2Hを申請していないのに里佳さんの繋がりでCitiで口座を開きました。里佳さんは現在ではその手の銀行リストにCitiを載せていないようで、今は出来るのかどうかはわかりません。詳細は直接聞いてみてください。