昼間っからお食事~~

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どうもおかしいと思ったんですよ。マリーナミラージュで買い物したいから付き合えってうるさいのね。クリスマスカードを買いに行きたいというのだけれど、一人で行けば良いじゃん。でも行こう行こうとシツコイ。

で、行ったは良いけれど、案の定、イタリアンレストランでランチを食べようという話になった。

私としては食い意地が張ってるから、ったく~~と思いながらもニヤニヤしてしまう悲しさ、悔しさがある。敵はその辺をよくわかっている。

で、行ったのはRistrante Fellini  ← ここ

場所はここ。

結論から言うと、美味しかった~~~~。私には敷居が高い店なんだけれど、やっぱりイタリア料理でもこういう店は町にはなくて、そうそう行くチャンスも無いから、ま、いいかと。

前にも一度行ったけれど、その時はディナー。ヨメサンは友人としょっちゅう行くようで顔。

イタリアンレストランと言っても私のイメージで言うとフレンチか、洋食懐石みたいな感じで結構美味しいと思う。

まずはビールで乾杯。窓が開け広げられていて良い感じ。目の前はヨットハーバー。向こう側に我らが住むコンドミニアムが見える。

この店はランチメニューってのがなくてディナーと一緒。でもタパスみたいな感じで、ここではスターターズと言うけれど、これが結構うれしい。

ヨメサンも私もこれは逸脱していると思うズッキーニの花の中にスパナクラブ(アサヒ蟹)の身が入った揚げ物。これはかなり天ぷらに近い感じ。最高に美味しいと思う。

酒の肴にも良いと思うイワシ。九州生まれのヨメサンはこれが美味しいと大喜び。

どこにでもあるイカのフライ。ここはどんな感じが頼んでみたけれど、まぁまぁ。なくてもOK。良くあるカリっと揚げたタイプじゃなくて、これはこれで良いかも。付け合せの野菜がなんだかわからなかったのだけれど、ヨメサンに聞いたらセロリの根、セロリアックとのこと。これとタマネギと併せてあって、これって良いかも。レモンはちゃんと種が取ってあるけれど、こういうのはゴールドコーストでは珍しい。

そしてちょっとわけのわからない団子。ヨメサンは美味しくないというけれど、私は好きだわ。牛と豚のソースで炒めたお米を団子にしてそれを揚げてあるみたいな。

そしてこんなんじゃお腹の足しにもならない私は大好きなカルボナーラを頼んでみた。かなり期待していたのだけれど、出てきたものはこんな感じで、かなりイメージが違う。

クリーム味も薄く、卵は上に乗っているだけで和えていない。でもこれはこれで混ぜ方一つで食べるごとに味が違うわけで楽しめると思うのだけれど、でもやっぱりこれがカルボナーラ?という感じ。でも美味しくないわけじゃなくて、本物はどんなものか知らない私としては、これはカルボナーラじゃない違う食べ物として食べたら結構良いと思った。なんていうのかなぁ、知らない味という意味じゃなくて、新鮮な味がするのね。材料が新鮮みたいな不思議な感じ。ヨメサンいわく、生パスタだからじゃないの?と言うけれどわからず。ただ、使っているのはベーコンじゃなくてパンツェッタ。気になるので調べてみたら、本来カルボナーラにベーコンは使わないとのこと。パンツェッタを使う。パンツェッタとは豚のばら肉を加熱せず、スモークもしていないハム。要はタリア版塩漬け豚肉だけど、これって普段使いにも良いかも。こちらのベーコンは塩辛いのが多いし、今度探してみようと思った。

普段ならここで打ち止めなんだけれど、ヨメサンがデザートを食べようという。これって今まで何十年間一緒にいて聞いたことの無い言葉。普段はデザートは一切食べない夫婦。最後のコーヒーも飲まないのに、ヨメサンがデザートと言うのは本当に不思議。

パンナコッタ。半端じゃなく美味しかった。ヨメサンの親友がイタリア旅行に行ってきたのだけれど、ここのパンナコッタはイタリアで食べたものより美味しいと言っていたとのこと。

茶色のソースはチョコレートかと思ったらさにあらず。ベルサミコのソースだった。

やっぱりこの店は私には敷居が高いのだけれど、良い店だと思いますわ。ここなら日本から来たお客を連れて行っても恥ずかしい思いをすることはないかも。

でも在住者の普段使いで行ける店じゃないなぁ。これだけ食べてワイン一本で178ドル。(T_T)

喜ぶヨメサン。

何が不満なのよ、と言われつつ遠くを見つめるしかない私。

帰りに近くにある漁師だまりに行ってきました。ゴールドコーストのこんなど真ん中に漁師がいるのか?と思うかもしれませんが、ど真ん中に港があるんですよ。主に海老を獲る漁師ですが、底引網漁の船が10隻ぐらいかなぁ、ならんでいます。

海老が目的じゃなくてスパナクラブの生きたのでも売っていれば買おうと思っていたのですが、どの船も全部Sold Out。こういうのって珍しいんじゃないかなぁ。そういえば、どこかのニュースで聞きましたが、今、世界中で海老不足で争奪戦が始まっているらしいですね。中国での需要が急激に高まっているとのこと。オーストラリアでは輸入海老も多いけれど、輸出もしているわけで、こんな小さな漁師にもその影響があるのかと思ったり。

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