日本から帰ってきてずーーっと頭痛。風邪かなぁ。でも咳も出ないし喉も痛くない。身体の節々が痛いなんてこともなく、こういう症状は初めてかも。
まさかとんでもない病気になっているのか、なんて気にしだすと、いやいや、これは風邪だと思う自分がいる。
若いころに偏頭痛に悩まされ、こいつが出てくると目は見えなくなり涙ポロポロ、顔が変形するぐらい痛くて壁に頭を打ち付けて痛みを軽減するほど酷かった。運転中にこれが出るとアウトで、路肩に車を止めて頭を抱えてのたうち回っていたっけ。これで仕事もやめて家でボーっとするひきこもりを数ヶ月していたことがあった。
これで俺の人生は終わりか、なんて思っていたらある日ある時ピタリと止まった。どうも母がやってくれた「温灸」（お灸の一種）のおかげかもしれない。（温灸ってなぜか非常に良く効く感じで、それを体得しているKL在住の姉が「KLで今、温灸が静かなブームになっているのよ」なんて言ってたっけ）
あの時の恐怖があるので、頭痛が怖い。でもあの時の痛みとは違う。でもズキンズキンと痛む。血圧を計ってみるといつもと同じ高い状態で（笑）、特別高い感じでもない。
不思議なことに、いくらでも眠れるんですよ。きっと毎日１２時間以上寝ているはず。でも良くならない。
このまま続くようなら週明けに医者に行く予定。
歳なんでしょうねぇ。
マレーシアで体調を崩したとは思わないのだけれど、日本は暑かったり寒かったり、特にホテルの空調が合わなかったみたい。部屋の温度を２５度にしても送風口から冷たい風が出てくるのね。それが身体に当たるとかなり冷たくなる。でも消しちゃうと暑い。そして真冬の暖房でもないのに喉がカラカラになる。部屋に空気清浄機＋加湿器があったけれど効いていたのかね。
そして飛行機の中。これが酷いのね。寒くないように長袖の薄手のセーターを用意していたけれど、機内は暑くなったり寒くなったり、全く何をやっていたのか。
ゴールドコーストは真冬だけど、帰ってきた日は結構暑かった。でも夜から冷え込むし、やっぱり冬。
こんな温度の急激な変化にやられたのだろうと思うのだけれど、だらしないですねぇ。こんなのは今始まったわけじゃないのに、それに身体が対応できなくなっているんでしょう。
良く年寄りが、寒い所はダメだとか、温かいところに住みたいとかいうけれど、そういう感覚って私には（まだ）なくて、どんなところでも順応できそうな気がしています。なーんて言いながらゴールドコーストの冬より寒い場所はこの二十数年経験したことがなくて、今は真夜中で一番寒い時間帯だけれど外気温は１２度とのこと。これって寒いのか？まだ温かい方なのか？
こんな感じで自分の身体が衰えて、好き嫌いに関わらず、住所を考えなくてはならないようになるのかな？その実感がまだありません。
ゴールドコーストってこの冬が私としては嫌いで、真夏はどんなに暑くなっても湿気がないから日陰に入れば涼しい。またメルボルンみたいに４０度近くなることなんて２０数年間の間に一度経験があるだけ。そういう意味で、ゴールドコーストの気候って気に入ってはいるのだけれど、さてさて、マレーシアはどうなのか。またその後、日本に帰ったらどうなのか。
今ではどこでもどうにかなるさ、なんて思ってはいるのだけれど、身体がどう反応するのかは別だし、どうなるか全くわからず。
渡り鳥のように季節に合わせて移動するなんてことも、ある歳までのことだろうし、定住するとしたらどこが良いんだろうか。
昔から気になっているのが九州は大分。
暖かくて台風も少ないらしい。そして他県からの移住者が多いと聞く。これは大分県の県民性というか、よそ者に対して拒否反応が少ないらしくてそれも大分を選ぶ理由の一つらしい。また海の幸、山の幸があって物価も安く生活はしやすいとのこと。
うーーむ、こういう風に定住する地を考えだすっていかに自分がジジーになったかの証拠だね。やだやだ。
KLってどうなのかなぁ。冬の寒さはないにしても、また真夏の暑さは東京ほどじゃないにしてもやっぱり暑い。それと今回の旅行でも思ったけれど、決して空気が良いとは思えない。あの交通事情を見てもそれがわかるし、ヘイズも気になる。そして食の安全、生活の安全を考えると、今までそんなことを気にして生きたことがない田舎者の我々には戸惑いがあるような感じがしないでもない。
ま、ダメ元で試してみるし、大きな期待や夢も持っていないから逆にどうにかなるような気がしないでもない。
しかし健康であることの重要さがこの歳になるとよーーくわかる。
まずは痩せないと。６０過ぎで１００キロ台なんて危ないよねぇ。
ヨメサンが言うんですよ。「年寄りであんたみたいにデブって見たこと無いわよね。どうしてだと思う？みんな死んじゃうのよ」だとさ。 （笑）
それって正解なんでしょうねぇ。