ダイエットに楽しみを感じるようになってきた

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ダイエットって苦しいもので、簡単に痩せられるなら世の中のデブはかなり減るだろうと思うのだけれど、そうはいきませんよね。

でも糖質制限をするダイエットって、私に言わせると一番楽で、食べ物を変えるだけでOK。まさかあの地獄の特訓みたいなエアロビクスをする必要もなければ、毎日何キロ歩く必要もない。ただ普通に「お地蔵様」みたいな生活をしていても痩せる。(笑)

だからそれに運動を足せばもっと良いわけで、運動を否定しているわけじゃない。

でも食事制限は激しい運動をするより辛い人には不向きなんでしょう。

私としては最初はそれこそお寿司や天丼、ラーメンが夢の中にでも出てきそうになるくらいあれも食べたいこれも食べたいと我慢をしてきたわけですが、やっぱり慣れちゃうんですね。辛いと思わなくなってきました。

また実際に体重が落ちるから、食べたい願望も我慢できるのかもしれませんが、「体重を落とす」という理性と「食べたい」感情は全く相いれませんからやっぱり我慢している内は駄目なんだろうと思うようになりました。そもそも我慢をして痩せたにしても、その後すぐ戻るのはまさに我慢していたからだと思うんです。

でも我慢しているという感覚がなくなってくると、食事制限が本当に楽になるのね。

この辺のことは「アトキンス式ダイエット」を勉強していると必ず書いてあって、「食欲がなくなる」と。でもそれって「本当かよ?」と思うし、食欲がなくなるとか、あれも食べたいこれも食べたいという願望がなくなってくるなんて想像が出来ないんですね。だから教本に書いてある「食欲がなくなる」というところが理解できないし、頭にも入らない。

でもこれが体感できるようになると簡単に痩せられるんじゃないかと思います。(食欲がなくなる、ではなくて、食欲の「質」が変わるというのが正解でしょう)

もしそうじゃないとまず長続きしないし、いつか我慢が出来なくなった時にまた元の身体に戻ってしまう。これがまさに私がずーーーっと続けてきたこと。

またかつては今回と違って簡単に痩せましたので、どうせすぐ痩せられるという甘い考えを持つようになるんですね。「アトキンス式なら簡単に痩せられる」と私は信じていたし、そういう風に友人にも話していました。

ところが今回は今まで通りにやっても痩せないわけです。この理由は全くわかりませんが、今まで何度となくやってきた経験上、歳を取るとアトキンス式が効かなくなるというふうに思っています。どんどん難しくなりますし、昔ならすぐ検出できたケトン体もなかなか出てこないし、まぁ、それでも痩せてきましたからどうでも良いと今は思うだけで、以前とはかなり違います。

ま、そんな苦労もあったのですが、2ヶ月もやっていると食事制限に慣れちゃいました。あれもこれも食べたいという願望も減りまして、平常心が保てています。そして(よく言われるように)胃が小さくなったような感じで、いっぱい食べたいという感覚もなくなってきました。これってまさに胃が小さくなったような気がしないでもないのですが、でも食べようと思えば(今まで通り)いくらでも食べられますし、やっぱり「食欲」「満腹感」という感覚的なもの、あるいは精神的なものというべきか、「食欲の質」そのものが変わったように感じます。

ま、そんなこんなで今は(最初は嫌だった)糖質制限食も私の生活の一部になりまして、全く違和感がありません。

となると、痩せられるところまで痩せてみようかという欲も出てきます。

それと書き残しておこうと思うこととして、甘味に対してかなり敏感になりました。私は甘いモノがないと駄目ってタイプではないのですが、やっぱり甘みが欲しい場合もあるわけでそういう時には代替甘味料(人工甘味料ではない)を使います。でもやっぱりなんだか美味しくないのね。そうこうしているうちに、甘味料そのものを使わないようになってきました。

ヨメサンはヨメサンで、自分のものと息子のものを毎日作るわけですが(息子は私が作ったものも食べる 笑)、たまに美味しそうなものがあると私も(隠れて)味見をするわけですよ。その時に、いつも感じるのは「甘い」ってこと。カレーでも甘いと感じます。我が家は全員辛党ですからカレーなんで激辛なんですが、それでも甘さを強く感じます。これは何を食べても同じ。

いつだか、料理に使ったオレンジを一口かじってみたんですよ。「あま~~~~~~~~、美味しい~~~~~~~~~~、こんなにオレンジって甘くて美味しかったのか」と感激しました。きっと原始人が蜂蜜を見つけた時のような感激でしょう。 (笑)

私としてはこれは良い傾向だと思っていまして、砂糖は点滴を打つのと同じぐらいに考えていますので、入って無ければ無いほうが嬉しいし、たまに口に入れた時に広がる甘さ、美味しさが新鮮で面白いと思います。

そういうことで、もう少しこのまま続けてみようと思っていますが、まさか、この食欲がなくなってきたというのは「拒食症の入り口」だったりしてね。それがちょっと心配。

かつては「拒食」じゃなくて「巨食」でしたから、拒食症に成れるものならなってみたいもんだ、なんて冗談を言っていましたが、このままずーっと続けた先に私を待っているものが何かというのが見えない不安が無くはないです。

後日、あれが拒食症の始まりだったんだね~~~、なんて話にならないと良いのですが。 (笑)

 

 
    

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