マイ包丁が欲しいって、この前買ったんじゃなかったっけ？
ハイハイ、その通り。あれはいつでしたっけ。今調べてみたら６月でした。
マイ包丁を手に入れたのは良かったのですが、「あら、これ良いわね」と我が家の女帝はそればかり使うようになりましたし、長男が帰ってきてからはもちろん彼もそれを使う。だからマイ包丁ではなくなってしまいました。切れなくなってくると「そろそろ砥いどいてね～～」なんて言われるし、うまい具合に使われちゃっています。（笑）
ま、それでも皆が「良い」と思う包丁を皆で使えればそれでしょうがないと思っていたのですが、とうとう我慢できなくなってきたんですよ。
この写真が今の現状ですがわかりますかね。
刃が欠けていますし、左半分には大きなキズがかなり付いています。右半分は曇ったようになっている。この曇ってどうして出来るのか私にはわかりませんが、多分、何かと「擦れ」て出来たものだと思います。気に入っていた「ダマスカス鋼」ですがこれじゃあまりにも酷すぎます。
私としては「切れ」に拘りたいですから、かなり鋭角に研いであるんですよ。ですから切れ味抜群なんですが、その代わり刃は欠けやすいわけで、注意して使わないと駄目。魚の骨ぐらいは大丈夫かもしれませんが鶏肉の骨なんてどうなんでしょうか。出刃包丁みたいに上からガツンと振り下ろすような使い方をしたらうまくないと思っています。でも多分、「誰か」がそういう使い方をしているはず。（笑）
また傷やスレを見ても、「その程度の愛情しかない」のがわかるわけで、私としては「マイ包丁」を一緒に使いたくないんです。
ということで、また買うことにしました。でも調べるとやっぱり難しいですね。切れる包丁は脆いのはアタリマエのことで、どの辺で妥協するかが難しい。でも完全なるマイ包丁にできるのなら「これは扱いが難しい」と言われるような「切れる包丁」を一度持ってみたいと考えています。
材質としては「青鋼二号」と呼ばれるものが良いかなと思ったり。ただ鋼は当然錆びるわけで、なんだかんだ言っても雑な私には難しいような気がしないでもなし。ではステンレス系はどうかとなりますが、中には鋼に負けない切れ味、持続性があるものもあるんですね。材質としては銀三鋼、有名なV金10号、ハイス鋼とか。この辺はステンレス鋼だなんて馬鹿にはできないものらしく、機械工具にも使われるような材質。
ついでと言ってはなんですが、セラミックの包丁もちゃんとしたのを使ってみたいと思ったり。昔、安物が我が家にありましたが、すぐ欠けちゃうし、変に軽くてバランスが悪いのね。でもその辺を考慮したのもあるらしいので、一度使ってみようかと。
でも大事なことは「マイ包丁」としてちゃんと使いたいってことで、また皆で使いまわしするようになると同じことが起きるだけなんですね。でもこの包丁だけはちゃんと扱って欲しいといっても無駄なのは、今の包丁の時でもそれは伝えてあったのにこれですから、同じことが起きると思って間違いがなし。
そんな話をヨメさんに話したんですよ。そうしたら敵はなんて言ったと思います？
「そんなに大事な包丁なら、鞘に入れて腰からぶら下げておけ」ですとさ。（笑）
よーし、今年はこの線で行こう～～。この強化エプロンも手に入れれば油はねなんか怖くないし、生きている魚に反撃されても安全。ついでに目が痛くなるタマネギ対策にゴーグルも掛けるか。それともフルフェイスのヘルメットのほうが良いかな？
