楽しみにしていたソニーのRX100シリーズの新製品の概要がわかってきました。
でも私が気になっていたセンサーの大型化はなくて、今まで通りの１インチセンサー。ただ随分進化しているようで、ハイスピードシャッターとか４K動画（撮影可能時間５分。きっと熱問題があるんでしょう）とかあるのですが、４代目としては３代目からの順当な進化という感じで、私のわくわくするような進化ではありませんでした。私のRX100は初代ですが、この４代目に買い換えたい願望はゼロです。ちょっと残念でした。
４K動画には非常に興味があって、パナソニックのLX１００もかなり良さげで、私が気になるジャンルである「コンパクトデジカメ」「大きなセンサー」「４K」のカメラとしてはLX100がベストかもしれないと思っています。ただし、大きさがRX100とは違うんですね。レンズも大きくてポケットサイズとは言えない。ですからサブ機として持ち歩くには中途半端なんです。メインはソニーのRX1Rです。でもRX100の大きさだと胸ポケットに入りますから邪魔にならないんですね。先行した噂ではセンサーがマイクロフォーサーズ（と同等の）センサーになって、筐体の大きさはさほどかわらずということでかなり期待していたのですが、１インチセンサーのままですと食指が動きません。
また４Kですが、５分しか映せないらしい。ソニーっていつも熱問題を抱えていて、この小さなRX100では放熱がうまくいかないのかもしれませんね。５分ということですが、普通そういう長いショットは少ないから良いような気がしますが、３０秒のショットを連続で映した場合とか、真夏だとすぐに撮れなくなるとかそういう問題があるかもしない。そういうカメラをソニーは平気で売りますから注意が必要だと思います。
大きさ比較。左からSony RX1R、Sony RX100 IV、Panasonic LX100。RX100の小ささは驚異的ですね。
それと面白いと思うのがズームの超望遠化がトレンドのようで、ニコンが凄いのを出したんですね。２４－２０００ミリというとんでもない望遠レンズが付いているCOOLPIX P900。これが馬鹿売れで買いたくても全く手に入らない様子。ニコンも生産が間に合わないとアナウンスしています。これの広角側が２４ミリってのが良いと思います。オールマイティに使えますね。
ただし、センサーが小さいのとやっぱり画質という点では気になるところがあります。またRAW撮影が出来ないって何？と思いますが、そういうこだわりを持つカメラじゃないんですね。私が１０代だったらこのカメラが一番欲しいカメラになるはずですし、旅行の記録用カメラとしてはほぼ完璧じゃないでしょうか。とにかく望遠の２０００ミリって異常なくらいで、それを光学式で達成しているのは驚きです。またデジタルズームを使うと８０００ミリ換算ですと。当然画質は悪いわけですが、それをどうこういうカメラじゃないんだろうと思います。
わかりやすいレビュー動画。
この動画は欠点もはっきり言っているので良いと思います。ちょっと気になる点がありますね。
この望遠ズームで競争が起きているようで、キャノンが面白いのを出してきました。２４－６００ミリのズームですが、センサーが１インチですし、私だったらこちらかな。
私は１０代の頃は望遠が欲しくてウズウズしていましたが、オヤジになってからはなぜか広角が気になるようになりましたし、望遠レンズは一本も持っていません。マイクロフォーサーズの１４０ミリ（２８０ミリ相当）が一番長いレンズですが、全く使いません。でも希望としては２４－７０ミリぐらいまでのズームがあったら良いなぁとは思ってます。そういう意味でもソニーのRX１００の新型が大きなセンサーで４Kも撮れて、しかしかなりの小型薄型ってのに期待をしていたんですが・・・。
あと楽しみにしているのはSonyのNEX7の後継機が出るらしいってこと。４Kを載せてきたら欲しくなるんだろうなぁ・・。（笑）
しかしカメラって面白い。