上海株がまた大幅に急落

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上海株ですが、本日また下がりましたね。下落率の大きさは2007年2月以来8年5ヶ月ぶりの大きさ。

これって、今までの流れで言えば当たり前だろうぐらいに思うわけですが、でも中国の場合は自由市場ではなくて、昨今の下落に驚いた中国政府が、自由世界では考えられないようなことをしてでも下落を止めようとした。その効果があったように見えて、共産主義の統制経済下の株式市場だけあるなぁと思った矢先にこれですよ。

それも下落率は8年ぶりで今回の下落の中でも最大級。

これって何かが中国で起きた、方針変更ってことじゃないですかね。絶対に許せないことを許したんですから。中国なら市場を閉鎖してでも下落は抑えたいはず。

上海株の投資家の8割は個人投資家で、多くはギャンブル的な発想で、レバレッジも掛けた信用取引だとのこと。今までの下落でさえも証拠金は吹っ飛び追証が掛かった投資家はゴマンといるはずで、一息ついたと思ったらまた大きな下落。今日だけの下げでもまた大量の追証発生があったんじゃないでしょうか。

でも投資家が払えなければ大変なことになりますから、政府はすでに多額の資金を証券会社に投入したと聞いていますが、どちらにしても個人はその金を用意しなくてはならず、不動産も容赦なく投げ売り状態になるんじゃないですかね。そもそも不動産も駄目だからと株式に資金が集中したという背景があるらしいのに、これじゃ不動産はもっと悲惨なことになる。

そんなことはわかっているから政府はなりふり構わずあの手この手を使ったのに、このザマ。でもなぜここまで放置したのか。中国なら強制システムダウン、あるいは売買禁止にさせても良いくらいじゃないですか。

でもま、そこまですると中国の信用はガタ落ちで、中国元を世界の基軸通貨に持ちあげたい中国の夢は遠くなるし、かと言って大きな下落を容認することもできないし、一体どうなっちゃったんでしょうか。

このままだとうまくないだろうに・・・。

中国の内情分析の討論会を今日、見ていたのですが、やっぱり中国が海外に武力行使をする危険性が高まっているとのこと。そんな話を聞いていたらこれですよ。

海外に武力行使となると、我々はすぐ尖閣を取りに来るなんて思うわけですが、私は尖閣よりもっと重要課題が中国にはあると思っていて、それは前にも書きました台湾です。長年の努力で親中政権を建てたのに、来年の総統選挙では独立派が勝ちそう。こんなことを認めたら台湾との統一がまた遠くなるはずで、また独立、民主化の動きは香港、ウイグル、チベットにそして国内全土に飛び火するはずで、中国はどうしたって阻止したいはず。

でも台湾は中国の一地方という位置づけだし、世界はそれを認めちゃっていますから、もし武力による弾圧を加えても「内政問題」となる。それを見ているわけには行かないけれど、日米が手を出すわけにもいかないんじゃないでしょうかね。

台湾の総統選挙は来年。またアメリカの大統領選挙でもあるし、私は腰の引けた平和主義者のオバマ氏が大統領の内にやるべきことをやってしまいたいという考えもあると思うんですよ。南シナ海での動きもオバマを舐めているからだと思うし、それはロシアも同じ。

しかし、どうしてこの急落を止められなかったんでしょう。まさか市場に委ねるなんてことを決めるわけも無いと思うんですよ。

不思議だ・・・・

ただ、各社報道機関のニュースを見ると、いかにも普通の自由経済諸国の株式が下落したような書き方をしてるんですね。「政府の株価押し上げ策が存続可能かどうか疑問が浮上している」とか。でも何でも力で押し切る中国が今回やったことは、「押し上げ策」なんてもんじゃないんじゃないですか?

そこまでやったのに今日の下落は放置するって・・・。なんだか納得行かないなぁ。何か政府内に大きな変化が起きたとしか思えないんですが。

こんなことが書いてあったけど・・・

事情に詳しい関係者によると、国際通貨基金(IMF)は中国に対し株安に歯止めをかけるために講じた措置を最終的に解除するよう促している。

 
 
 

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