スーパーで働くオニーチャンに感謝された

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まぁ、いつもの様にスーパーに行ったのですが、あの買い物用のトローリーがあるじゃないですか。我が家ではガラガラって呼んでますが。

あれを使って買い物をした後そのまま駐車場に持って行って、車に荷物を載せた後にトローリー用の場所に入れますよね。そしてそれを若いオニーチャンが集めて数珠つなぎにしてまたスーパーの入り口にまで持ってくる。

これっていつも見る光景なわけですが、スーパーの入口付近で20台ぐらいのトローリーを運んでいたオニーチャンが並べるのに手こずっていたんですよ。先のほうが他のトローリーに引っかかって。

あららと思って「Do you need my help?」と声を掛けて、トローリーを並べるのを手伝ってやったんですよ。

そうしたらですね、そのオニーチャン(有色人種)が嬉しかったらしくて、

「手伝ってくれたのはユーが初めてだ」っていうんですよ。

まぁ、そう言われて見ればあのオニーチャン達が苦労しているのを普通の買い物客が手伝っているのを見たことがなくて、そんなもんかなぁと思いつつ、私は私で自分用のトローリーを一台引っ張りだそうとしたんです。でもあのトローリーって重ねて置いてあるじゃないですか。で、たまに引っかかって抜けないことがあるでしょ。その時も抜けなくてガチャガチャやっていたら、そのオニーチャンがすっ飛んできて、「ちょっと待て」と私に言って、その引っかかってるのを直してくれたんですわ。

これって私も初めての経験で、なんとなくうれしくなりました。そのオニーチャンと繋がりが出来たというか、善意の交換が出来て。

でも考えてみると、オーストラリア人って年寄りや子供、障害者には非常に気を使うけれど、ああいうふうに仕事をしている人たちに関しては無頓着のような気がします。なんなんだろうか。

そういえば、かなり昔ですが、我々がオーストラリアに渡ってきた時、50個ぐらいの大きな段ボール箱を日本から送ったわけですよ。それを家に持ってきた配送業者がなんと女性だったんです。私より背も高くていかにもスポーツマンというかアマゾネスみたいな女性だったんですが、やっぱりこっちとしては気を使うわけで、「手伝おうか?」と言ったんですわ。

そうしたら「No, thanks. It’s my job」ですと。まぁ私みたいな慣れない奴に手を出されても邪魔に思うぐらいなんでしょうが、仕事には手出しをしないってのがオーストラリアでは常識なのかと思ったり。そういえば、会社の同僚がモタモタ仕事をしていても助けることはしないと聞いたことがあります。

でも日本人の感覚ではそれはないですよね。弱者だろうが強者だろうが(笑)、困っていれば助けるし、そうじゃないとその場がスムーズに動かないじゃないですか。これって日本人がエスカレータではちゃんと片側に並ぶとか、ゴミは無闇矢鱈に捨てないとか、そういうのと同じことだと思うんですよ。別に弱者を助けなければ~~~~なんて大げさな意識があるわけでもない。

ま、それはそれとして、どうせならあのオニーチャンに一言言っておけばよかったなぁと思うんです。

「日本じゃこれが当たり前なんだぜ」って。(笑)

というのはですねぇ、今のコンドは大きなショッピングモールの道路一本隔てたところにあるんですが、住人でそのモールで買い物をしてトローリーをそのままコンドまで持ってくるのが結構いるんですよ。当然、そのトローリーは放置するわけです。これってコンドも困るし、スーパーも困るはずで、毎日誰かがコンドからトローリーをまとめて道路の反対側にあるモールの中のスーパーまで戻しているわけですよ。

コンドの入り口にもエレベータの中にも「スーパーのトローリーの持ち込み禁止」の張り紙があるんですが、これを全く気にしない人達がいるのね。それの多くはあの同じ黄色人種ですよ。私も彼らが平気な顔をしてトローリーを持ってくるのを見ると一言言ってやりたくなるんですが、いつも我慢しています。(笑)

ある時、私がいつも車に乗せて使っている台車にスーパーで買った荷物を載せてエレベータに乗った時、オージーだったかなぁ、「スーパーのトローリーは使わないのね?」みたいに聞かれて、「当たり前ですよ。私は日本人ですから」って言ったことがありました。このことはブログに書いたっけ?

この時のオージーの反応が面白くて、私に親指を立てるんですよ。「Good!」の意味ね。

いちいち日本人だというのは白々しいしわざとらしいとも思うんですが、白人からすれば黄色人種は皆一緒に思うだろうし、昨今の日本を貶める言動があちこちで見えますから、どうにかこんなことでも言わないと私の気が済まないんですよ。世界に広がる反日勢力に対する私のささやかな抵抗でしょうか。

だからあのスーパーのオニーチャンにも同じようなことを言うべきだった、チャンスを逃した、とちょっと損した気分。(笑)

しかし禁止されているのがわかっていて、あちこちに「やめろ」とポスターも貼ってあるのに、どうして平気でそれをやるあの黄色人種がいるんですかね。禁止されていなくてもやることじゃないじゃないですか。自国で好きに生きるのは勝手だけれど、ああいう人たちが一体どういう価値観を持っているのか考えると、絶対に付き合いたくないって思うんですよ。同じコミュニティーに住むことさえ私は嫌だと思う。見えているところでさえあれなのに、見えないところでは何をやっているのか想像するとゾッとします。

トローリーなんてどうでも良いと思うかもしれませんが、そのどうでも良いような小さなことさえもきっちり出来ないってことこそ大きな問題だと思うんですよ。

日本人には「お天道様はお見通し」って意識がありますが、彼らは「お天道様が見ていても関係なし」ですもんね。

私の中国嫌いは・・あ、国名を書いちゃった(笑)、きっとこのトローリーの件があるからかもしれない。(笑)

 
 
 

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