SMAP問題は解決かぁ

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SMAPは解散か?のニュースに私はびっくりして、一体何があったのか気になるジジーってそんなに多くないのかもしれませんが、私はやっぱり暇なんでしょうねぇ。

私はSMAPよりTOKIOが好きなんですが、SMAPの芸能界というより日本経済との密着度、貢献度は高いと思っていまして、解散は社会問題にまで発展するんじゃないかと心配していました。

この事件の発端はやっぱり飯島マネージャーが独立を前提としていろいろ動いていた様子。外から見ていると頑固な年寄り経営陣が身内を守るためにブチ切れたみたいに見えますが、やっぱりそれなりの造反行動があったようで、それに呼応したのがキムタクを除く4人。結果的には「和解」という形になって、間に入ったのはキムタクみたいな図式ができているようですが、今回の騒動で芸能界の内幕がいろいろ見えちゃいましたね。

私はファンではないもののSMAPの番組はオモシロイと思って結構見ていました。でも昔から不思議だなぁと思うことは度々ありました。それは彼らは同じグループなのに「さん付け」で呼び合ったり、仲間意識が私が考えるのとは違うってのはテレビで見ていても感じたこと。いわゆる若い頃からの仲間が集まって「芸能界に行こうぜ~」「おう!」というグループじゃないのはすぐにわかるのね。

作られたグループであって、皆んなの仲が良い訳じゃないってのは薄々テレビからもわかってしまった。これはSMAPにかぎらず、私の好きなTOKIOも同じ。いや、みんなそうなんでしょう。芸能プロダクションに作られた商品でしか無いってのが見えてしまう。そしてそれが今回もはっきり見えた。

それでもそれを隠すのがプロダクションやグループのメンバーの役割のはずなんですが、中居くんがこんな発言をしたのはびっくり。一人ジャニーズ側に残り、間を取り持ったと言われるキムタクのことなのはすぐにわかるわけですが。

「人前で優しくする事なんてできなくなっちゃった。見せかけの優しさなんていらない。人が見てるところで、よくもまあ、優しさをふりまくことができるなあ」「そういうのがないからダメなんだろうなあ、俺。なんだろうなあ、優しいってね。優しくされるのも困るよね。薄っぺらい優しさが逆にストレスになるよね」

ドタバタ大騒ぎしている時に、こういう発言をするって、こりゃもうSMAPはダメだと思いました。またメリー副社長は激怒していて絶対に許さないと。まぁ、芸能界でどんな理由があろうと所属プロダクションから独立する意向をはっきりさせたら、それは造反者の烙印を押されるわけで、絶対に許されない。独立しても干されるのは業界のお約束だし、戻っても居る場所がないんじゃないですかね。

またSMAPってドル箱のはずで、ジャニーズ事務所の中でトップに君臨しているのかと思ったそうじゃないのもわかって驚きました。他のグループに比べてスタートがまるで駄目で日陰の存在だったんですね。CDも全く売れない、コンサートはガラガラ。そんな時にマネージャーに名乗りでた一事務員だった女性(飯島さん)があの手この手で売り出すことに成功した。でもその時からすでにSMAPってジャニーズ事務所の中では亜流だったんですね。冷遇されていたという話は結構出てくる。

ではジャニーズ事務所では誰がトップなのかというと、それがマッチであることも今回の騒動で知ってびっくり。近藤真彦ってジャニーズ喜多川氏に取っては息子みたいな存在だと。

この中居くんの話が面白かった。

創業者のジャニー喜多川さん(84)の誕生日会の様子で、15年10月、70人ほどの所属タレントが集まった。ジャニーさんの席の近くには、近藤真彦さん(51)、東山紀之さん(49)などが鎮座した。するとなぜかそこに小学4年生くらいの男の子がいた。顔も名前も知らないし、事務所所属のジュニアの可能性もあり、「そっち側に座るのおかしいんじゃない?直の先輩が注意しなければならないんじゃない?俺に挨拶もしていない。あいつ誰なんだ、腹立つな!」などと思っていた。

すると近藤さんがやってきて中居さんに対し、「イライラするなこんなところで。ジャニーの誕生日なんだからよ!」と言ってきた。中居さんは挨拶すらしない男の子がいる、注意すべきだ、と言ったところ近藤さんは、「俺の息子」と言って中居さんの頭をバチーンと叩いた。

近藤さんは息子をその場所に呼んだ。中居さんは子供に、「挨拶まだでしたね。すみません。中居と申します」と頭が地面にくっつくくらいに下げた。

これが芸能界なんですねぇ。

またSMAPのメンバー同士の仲が悪いなんてのは他のメンバーも番組で暴露しちゃうことも度々あって、草薙くんが公園で裸になって公然猥褻罪で逮捕されたことがありましたが、彼らのストレスって半端じゃないんだろうと思ったり。

フト思い出したのが「伊東ゆかり」「ちあきなおみ」。伊東ゆかりは昔から米軍キャンプを回っていてジャズも上手いのは知っていましたが、まさかあの「ちあきなおみ」もそうだったことは知りませんでした。あの演歌歌手が・・とびっくり。そこで探してみると「ちあきなおみ」がジャズを歌っているLPも見つけて、上手いなぁ・・と聞き入っていた頃もありました。

結局、売れることをやるしかない作られた商品が芸能人だと。

そうかと思えば私は詳しいことがわかるわけじゃありませんが、X JapanのYoshikiは頭が良いというか、最初から自分たちでレコード会社も立ち上げて自分のことは自分で決められる道を進んだ。こういうのって外から見ていると良くわかりませんが、どれだけ売れても「商品」でしかない芸能人と、Yoshikiみたいな「経営側」である芸能人が混在しているんですね。もちろん稼ぐ額もまるで違うわけで、面白いと思います。

また芸能プロダクションもケチで有名な吉本興業もあれば、タレントが受け取る割合が高いプロダクションもある。自分がどこに所属するのかで売れる売れないも決まる部分があるのだろうし、売れても儲からないなんてことがあるんでしょうね。私はひょんなキッカケでピンクレディーが売れる前から知っていたのですが、彼女たちも安月給で大変苦労したんですよね。

グループサウンズ時代も同じで、皆が一様に売れているようでも、あの有名なグループがそれっぽっちしか給料がなかったの?みたいな話もあれば、発祥が他のグループとは違う「ブルー・コメッツ」は凄い収入があったり。

まぁ、あの舞台に立って照明を浴び、拍手される快感って一度味わったら抜けることは出来ないんだろうと思いますが、芸能人って「凄い」というより「可哀想」に思える部分が結構あって、凡人でよかったね~~~と思った今回の話。(笑)

しかしこれだけ大騒ぎしたSMAPが元の様に活動できるんですかね。

きっと業界はもちろん経済界もこれを逆利用して、視聴率が下がって大慌てしているテレビ局も渡りに船で「心配かけてごめんねツアー」とかネタにして今まで以上に売りまくるんだろうと思いますが、それだけに当人たちの心の傷ってどんどん深くなるんじゃなかろうか。そしてどれだけ稼いでもジャニーズ事務所内での彼らの立場はまた一つ下がるんでしょう。キムタクは偽善者の烙印を押されたまま・・・

俳優ってその時その時役柄が決まりそれを演じるわけですが、SMAPみたいなアイドルは決まった役柄を延々演じ続けなくてはならないんでしょうね。厳しいだろうなぁ・・・。

 
 
 

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