野蛮なユッケジャンスープを作ってみた

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ちゃんと牛骨からスープを取り美味しいユッケジャンを久しぶりに作ろうと思いました。

なぜそう思ったかというと韓国スーパーで売っていた美味しいそうな肋肉、いわゆるカルビを見つけたから。そして店のスタッフに「韓国人はこれをどうやって食べるの?」と聞いた所、焼き肉と言うと思ったら「スープにする」っていうんですよ。

霜降りの美味しそうな肉だと思いません?骨付きで1キロ23.5ドル。約550グラム。これを2パック買いました。

スープということはユッケジャンとかのはずで、では牛骨を・・・。これまた骨髄がしっかり詰まった良さそうなのがありました。

これなら良いスープが取れそうですが、時間がないので圧力鍋を使うことに。それでも2時間掛けました。

出来たのはこれ。気持ちが悪いほどの脂が出ています。

上に浮いた恐ろしい脂を取り除き、骨も取り出しました。

いい感じの濃厚な白湯スープになっています。

これにカルビを入れてまた煮込んでいくわけですが、冷凍庫に「アキレス腱」が入っていたのを思い出しました。それも一緒に使おうと。アキレス腱は一度吹きこぼしをしてカット。

これをカルビと一緒に入れれば、トロリとしたアキレス腱と美味しいカルビと一緒になって、初トライのダボ流創作ユッケジャンになります。

ところがアキレス腱がトロリとするぐらい煮込みますとカルビもトロトロになってしまいますので、アキレス腱だけ別に再び圧力鍋を使い、それをカルビと合わせたらどうかと。

アキレス腱は30分圧力をかけ、カルビと一緒にスープに投入。それにコチジャンを入れて煮込みます。この時にガーリックを6粒投入。

肉系は全部トロントロンではつまらないので、カルビはちゃんと歯ごたえもある美味しいカルビとして食べられるように火を掛けるのは30分にしました。

この後、これに大量のワラビ(Gosari)を入れます。韓国スーパーで買ったもので、本当はこれ以外に里芋の茎(Toran)も入れたいのですが、在庫は乾燥ワラビしかなかったのでこれを戻して投入。

そしてキムチを1パック投入しさらに煮込みます。食物繊維たっぷりの濃厚ユッケジャンスープになるはず。

これで基本的には完成なんですが、味見をしたところ何かパンチが足りません。ヨメさん曰く、古くなったニラのキムチも入れちゃったら?ですと。それを入れたら塩っぱくなると思ったのですが、女帝の言うままに・・・。

これが大正解で、スープを飲むと「鍋の後のスープ」みたいな濃くて複雑でなんとも言えない味になっていました。キムチに入っているアミ(海産物)や大量の化学調味料がうまく効いたのでしょう。(笑)

これを小鍋に移し、野菜を入れて煮立てたら完成~~~。あとは上に唐辛子をのせるだけ。

美味しい~~~~~~。スープがメチャうまだし、中を探すとトロンとしたアキレス腱にそこそこ噛みごたえと味もしっかり残っている美味しいカルビ。\(^o^)/

ヨメさんが食べたところ、「うっ」っていうんですよ。こんなに美味しいのに「ガーリックが効きすぎ~~~」ですと。

おいおい、これ韓国料理のつもりだし、ガーリックはそんなに入れてないし、私はガーリックはもっと入れても良いと思うくらい。ああああ、キムチにもガーリックが入っているかぁ。orz

やっぱり和食好きのヨメさんには私の好みは「野蛮」なのだそうです。ヨメさんと肉骨茶を食べに行ったことはないけれど、ヨメさんはあれは嫌いなタイプだと思う。

ふんっ。どうせ私は野蛮な肉食系ですよっ。

でも私も息子も美味しいと思うのでOK。

このスープにご飯を入れて食べても美味しかった~~~~~。

しかし、こんな料理は韓国料理にあるんだろうか。

もしこれと同じようなのがお店にあったら私は嬉しいんだけどなぁ。

これを韓国人に食べさせたらなんて言うんだろうか。「うっ」だったりして? (笑)

 
 
 

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