ダボ流手抜き簡単の鮭フレークを作る

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この25年、何はなくても鮭だけはあるというゴールドコーストに生きてきて、もう鮭を見るだけでもごめんなさい状態なのは何度もブログに書いていますが、それでも最近、洋食風の低温調理(お風呂みたいな温度で調理する)や鮭フレークを作ることが増えてきました。鮭の汎用性って半端じゃ無いのがわかってきた。

特にこの鮭フレークって使いみちが多様で、何に使っても美味しい。パスタでも卵かけご飯でも抜群の美味しさ。\(^o^)/

いつもはヨメさんが結構手を掛けて作るんですが、私には不満があったんですよ。それは「脂分」が足りないってこと。ヨメさんはそれなりに気を使ってしっとり感をだそうとしているんですが、そもそも脂肪分がたりないからやっぱりパサツキ感があるのね。こちらではキングサーモンのしっかり脂が乗った鮭なんか売ってないし、売っていたとしてもそれで鮭フレークを作るのはもったいない。

クッキングオイルを入れれば良いのに・・、なんてことを言ったらヨメさんは怒り出すので自分で作ることにしたのがこの数ヶ月。この発想は「マグロの赤身にマヨネーズを付けるとトロと間違える」という裏ワザからでてきました。安い回転寿司の「油分を添加した」ネギトロと同じね。

私のインチキ鮭フレークも最近、結構評判が良くて、ヨメさんも美味しいじゃんっていうようになりました。大量に作ったものがいつの間にかなくなっていることが頻繁に起きるようにもなった。

ということで「時」が来たのでしょう。(うっせ~)ヨメさんが私の作り方を最初から見ていたんですよ。

やっぱり案の定、「ウソでしょ~~~」「そんなの駄目~~~~」の連発。(笑)

まずヨメさんがこだわっていることは

◯ 皮付きを買って、皮は別にパリパリに焼いて細かくして後で混ぜる。
◯ 鮭は時間を掛けて塩鮭にしたものをオーブンでじっくり焼く。(その後、崩す)

こんなところかな。もちろん絶対にクッキングオイルなんて入れない。

さてさて私の作り方ですが、まずはスーパーで一番安い鮭を買ってくる。皮なし。部位はどこでも構わず、形が悪く売れ残っているようなものでも十分。

これに酒を振り、塩も振って20分ぐらい放置。その後、冷水で綺麗に洗う。

それを電子レンジでチン。ラップをする必要なし、乾いても構わない。ここでヨメさんが発狂。(笑)

これを適当に油をひいたフライパンに投入。崩しながら酒、ミリン、調味料、塩を投入。油は多目でも全く問題なし、冷やすときに斜めにしておいて流れてきたものを捨てればOK。

調味料は粉末の昆布出汁、鰹出汁。あ、そうそう。ミリンが重要。これがないとイマイチの味になる。

その後は中火でひたすら炒め煮をしていきます。結構水が出てきますが、炒めながら蒸発させます。けっしてこの汁を捨ててはいけない。

この辺でヨメさんが「焼いたほうが美味しいのに・・」と言い出したので、すぐに閃きました。バーナーで焼けば良いと。(笑)

バーナーで焼いたら美味しそうな香ばしい匂いが出てきました。やっぱり焦げって大事なのね~~。

ほんのちょっと焦がしただけで随分変わったのが味見をしてわかります。胡椒の様に見える黒いツブツブが焦げ。

このまま炒めて行くのですが、どの辺りで止めるのかで出来上がりが随分違うんですね。私としてはオイルを入れてあるからもう少し水分を飛ばしても良いと思ったし、その方が保存性も高いと思ったのですが、女王様の一声。

「そこまで!!」

で完成。

あとは適当に冷えたら瓶詰めにして冷蔵庫に入れるだけ。

美味しいのが出来た~~~~~~~~~。でも塩を入れすぎて(このまま食べると)ちと塩っぱい。(T_T)

これで我が家の常備品である鮭フレークを作るのは私の役目に決定かな?次回は皮付きを買ってきて、皮だけパリンパリンに焼いて混ぜてみるつもり。

 
 
 

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