まったくカメラに関しては物欲が止まりません。次から次へと良いなぁ・・と思うカメラが出てくる。
そして最近のは一時期のPCと似ていて、3年も経つと全く違うレベルに上がっているということ。こういうのって見ているとワクワクするのだけれど3年毎に買い換えるなんてことは出来ない。困ったもんだ。
私は望遠って全く興味がなくて、それより広角が大事だと思っています。でも先月ですか、日本から友人親子が来て一緒にテーマパークに行ってきた。テーマパークなんてもう10年以上行ったことがありませんでしたが、やっぱりこういうところに行くと望遠が欲しいと思うシチュエーションがかなりあるんですね。ところが私がメインで使っているカメラは35ミリまでしかない。50ミリも無い。(笑)
24-70なんてのがあればかなり良いとは思うのですが、フルサイズカメラでこのズームとなると、大きい、重い、高いの三重苦で、常時持って歩くなんてことは不可能。またテーマパークで撮るような写真ってスナップ写真みたいなものですから、たいして質には拘らないわけで、そんな良いレンズである必要もない。そして70ミリじゃちょっとこころもとない。
昔、ペンタックスを使っていた頃はタムロンの28-300mmを結構使っていて便利だったのを思い出しました。やっぱり300mmなんてのがあったら良いなぁと。でも当然、大きい、重い、高いし、交換レンズを持ち歩くのも無理。
そんな時に、またソニーが良いカメラを出したんですね。
Sony RX10 IIIです。かなり大きい。
RX10の3世代機ですが、前世代機とは大きく違って出てきた。なんとズームが24-600mm。こんな倍率の高いズームなんて使い物になるわけがないってのが古い頭のジジーが考えることですが、これが結構良さそう。でもとんでもなく大きなカメラ、レンズになるかというとそうでもない。なぜならセンサーは1インチ。これはかつてお気に入りだったRX100シリーズと同じセンサー。これがまた成長していて、写りの良さは磨きが掛かっているし、4Kビデオが問題なく撮れる。4Kビデオなんか・・・って思うかもしれないけれど、これって一度これを使うともう手放せないのね。ハイビジョンに慣れたら昔のテレビなんか見れないのと同じ。
これがコンパクトデジタルの写りか?と思うほどの出来上がり。これは小型で薄くて胸ポケットに入る大きさで大ヒットしているRX100と同じ。
このズームが24ミリスタートってのがミソで、28ミリだとイマイチ風景はダメなんですよね。この4ミリの差って凄く大きい。そして600ミリの威力って半端じゃない。
映像は十分綺麗だと思う。
でもこれだけのカメラだからやっぱり大きいし、重い。小型軽量で写りも良いベストセラーのRX-100と比べるとこんな違いがある。でもセンサーは同じ。
う~~む、やっぱりパスかなぁ。だろうなぁ・・・。
でも望遠があるとやっぱり便利。何か良い手はないもんか・・・。
マレーシアに行ったらたくさん写真を撮りたいし、望遠ってほどじゃないにしても120mmぐらいは欲しい。そしてもちろん常時持ち歩いても大丈夫な大きさ重さで、ちゃんとボケ味も出るカメラ。
そんなのあるわけないか。(笑)
でもこのカメラ一台あれば街角スナップには完璧だと思う。