ポケモンGOの将来性、可能性

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ポケモンGOの勢いが留まりませんが、凄いですねぇ。

町を歩いていても大きな団体として動きまわるのはまだ見ていませんが、多くの人がポケモンGOをやりながら歩いているのは見ているとわかる。きっとサーファーズとかどこか人が集まる場所には特別でレアなポケモンが出て人が集まっているのかもしれない。

これって社会現象と言ってもいいくらいの大きな変化だと思うのですが、これは単にゲームでは終わらない感じがするんです。つまり、世の中にスマホが出てきて様変わりしたのと同じで、ポケモンGOや位置情報、地図を利用しオーバーレイさせたゲームが一つの新たなツール、プラットフォームになる予感があります。

ゲームといえば家に引きこもってやるのが今までの歴史ですが、それがアウトドアに出て人の動き、流れさえ作ってしまう。NYのセントラルパークに集まる人たちを異常だと思ってそれで終わらせたら駄目で、この流れは地方創生にまでつなげることが出来ると思うんです。

セントラルパークに集まる人達。

韓国ではまだポケモンGOがリリースされていないようですが、世界をいくつかの区域に分割し配信をしているわけですが、韓国の東北にある小さな観光都市はリリース区域に入っているそうで、そこへ行けばプレイできる。これが知れたら毎日凄い数の人たちがその都市に集まって大型バスまで動員されているとのこと。

ポケモンGOには「ジム」なるポイントが設定されていて、そこで自分のポケモンとジムのポケモンを戦わせる事ができる。で、そのジムのポケモンを倒すと自分のグループのジムに変えることが出来るんです。陣取りゲームみたいな。

このジムがあるところには人が集まるわけで、どうもマクドナルドとタイアップして、あちこちのマクドナルドの店舗にジムが設定されることになるらしい。これが本当だとすれば最近、日本では落ち目のチンタのマクドナルドに若者が集まるようになるはずで、これにマクドナルドが大金を払ってでもそのジムを設定してもらったら今までのどんな広告よりも効果があるのかもしれない。日本でのリリースが遅れているのはこれが理由だと言う人もいる。

またレアポケモンを手に入れたくてどこにでも行くような人たちがいて、彼らは「エベレスト」に行けば絶対に凄いのがいるはずだと話しだしているのがわかります。つまり、過疎地や観光地にレアポケモンが出るようにするとそこにまさかの人たちが押し寄せる。ま、どのくらいのレア度のポケモンをどのくらい散らばせるかによって効果は変わるし、皆が飽きた頃には水が引くように誰も来なくなったなんてこともあるんでしょうが、この手のゲームはポケモンGOだけではないし、昔から観光地を回って「判子」を押してもらいそれを集めるのを趣味にする人はいくらでもいるわけで、私も学生の頃は各地のペナントを集めて部屋に飾るのが好きでしたし、このポケモンGO、あるいはこの手のゲームが新しいメディアになる可能性があると思うし、あいつらバカだで済ますのではなくて、一つの新たな文化として育てたほうが良いと思うんです。

休みの日に暇だなぁ・・・なんて家でテレビを見るのも良いけれど、日光にXXXがいる、西伊豆にはZZZZが、銚子にはYYYYがなんて聞けば、ちょっと行ってみる?と動き出す人たちの経済効果って凄いものがあるんじゃないですかね。

ポケモン収集のために飛行機乗って海外になんてケースもいつか出てくるはずで、今のユーチューブでの有名人を見ても、みんながまさかと思うようなことをやるから人気が出るし、彼らが買うものが売れるし、それが広告業界ともくっついて良い効果を出しているようで、またポケモンGOの達人はユーチューブで半端じゃない購読者数、閲覧回数があるから、ポケモンGOの達人になることが彼らの生活にも掛かっていて、彼らがそのために世界を回ることも近い将来ありえるはず。そしてそれにファンが釣られて動く。

最近、とげ抜き地蔵に若者が増えた。なんでだろうと思ったらポケモンGOだったり、そんなことが各地で起きるんじゃなかろうか。

任天堂の株が上がるのは当然にしても、プレイヤーはアイテムを買うお金を消費する以上に、プレイ時間と移動に自分のリソースを割いているはずで、これの経済効果はバカにできないと思うんです。

プレイの仕方によっては危険がいっぱいのゲームで、なんらかの規制が掛かることはあり得るにしても、今までのゲームのように家に引きこもってというのとは違うし、またプレイヤー同士の連携もあって「うつ病患者にも良い」なんて報告がすでに出ているし、この流行の悪い点を指摘するばかりじゃなくて良い面を伸ばしたら面白いことになると思うんですけどね~~。

私もプレイしだしてまだ数日でレベルは上がっていません。まだレベル2。やっぱり良いオヤジがスマホを見ながらウロウロってのが恥ずかしいんです。でもいつもとは違う所へ買い物に行くと、この周辺には違うポケモンがいるのかな?なんて気になって車の中でスイッチを入れてみたり。(笑)

もしその周辺にレアポケモンがいたら、私は車を降りて追いかけるかもしれない。(笑)

運動量は間違いなく増えるから、ジジババがいつも行くウォーキングにしても近所の散策にしてもちょっとポケモンGOを動かしてみると新しい発見があると思う私。いつも行くゴルフ場の8番ホールの池には水性のレアポケモンが出没するなんてことになったら、ゴルフのプレイヤーもハマるかも。情報をネットで知った子供に捕まえてきてくれと頼まれたり。

ゲームを効率よく進めるには有料のアイテムを買う必要があるけれど、別に入れ込まないのであれば買う必要もなさそう。ここのところはまだ私にはわからない。

ポケモンGOのイメージ。こんな雰囲気のゲーム。実際のプレイは随分違いますが・・・。

このゲームのプレイヤーは外に出るから目立つだけの話で、それこそ昔のドラクエにしてもそうだけれど、今までは皆が家の中でやっていただけの話で、プレイヤーが外に出るって私は素晴らしいことだと思うんですよ。革命的だと思う。

 
 
 

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