JPJで免許の書き換え:代書屋を使って良かった

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我らが3人親子の免許証ですが、オーストラリアの免許証です。ですのでこれをマレーシアの免許証に書き換えに行ってきました。

場所は3箇所ぐらいあるみたいですが、大した理由もなくWangsa MajuのJPJに行くことに。

事前にどういう手続をするのかは調べてはいたのですが、ま、行ったらどうにかなるだろうと気軽な気持ちで行きました。

ところが英語表記が全くなく、何がなんだかさっぱりわからない。(T_T)

あああ、ここは外国なんだとあらためて思いました。どうにもならず、お手上げ。

どうしよう・・・なんて突っ立っていると、すかさず人が集まってきます。ああ、これが代書屋かぁと思いましたが、いわゆる日本みたいな正式な代書屋ではなくて、私設代書屋ですね。

「代書屋が話しかけてきますが無視をしましょう」なんて書いてあったサイトがいくつかありましたが、我々ではどうにも出来ないのがすぐにわかりましたので、代書屋の話を聞いてみることに。

○ 全て代行する。
○ 普通は1時間以上掛かるけれど30分程度で終わる。

とのこと。

いくら?と聞きましたら、15リンギットですと。ワンファイブ?と確認したらその通り、ワンファイブですと。

この15リンギをケチる理由なんかまるでありませんので、彼に頼むことにしました。

まぁ、それで食っているだけあって、手慣れてるなんてもんじゃありません。必要なのはこれとこれとどんどんコピーし、申請書に書き込んで行きます。

このやっていることを見れば、ああ、簡単なんだ、ってのはわかりますが、初めて来て何もわからない場合はかなり面倒なことになるのは間違いがなさそう。

一人分だけ頼んで、あとの二人分は自分たちで・・・なんてことも考えず、全部彼に頼みました。

ここでおかしな話になってきたのです。書類は全部出来上がり、それにお金を添えて申し込むのですが、彼は一人250リンギットだと言うんです。免許は5年間有効なもの。

でも我々は何も調べてずに行ったわけでもなくて、申請にいくらぐらい掛かるかぐらいはわかっているわけです。それは申請に20リンギット。1年30リンギットですから、5年分で150リンギット。つまり合計で170リンギットプラス彼の手数料ですね。でもそれが250だったら彼の手数料は80リンギットになってしまいます。

おかしいじゃないかと言いましたところ、ごめんごめんと謝りだして、合計で一人220リンギットですと。これだって高いわけで、どういう計算?と聞きましたところ、170プラス手数料が50で220ですと。手数料は15,ワンファイブと確認したのに、いつの間にかファイブゼロになっています。

文句を言いましたら、じゃぁ自分でやれば?と書類を全部くれたのですが、自分たちでやる自信がない我々は彼らの値上げを受け入れることにしました。

でもこれが大正解で、一切並ぶことなく、すぐに部屋に入って係官の前で申請書の確認、拇印をおして申込みは完了。かなりの人達が順番待ちをしていましたからこれだけでも助かりました。

その後は免許証が出来上がるのを待つばかりで、それも20分ぐらいでしたか。

1時間程度は掛かると聞いていましたので、50リンギットなら頼んだほうが間違いなく良いと思いました。

待っている間、彼と話したのですが・・・。

ダボ 「何年ぐらいこれをやってるの?」

彼 「十年ぐらいかな?」

ダボ 「いっぱいいるようだけれどグループでやってるの?」

彼 「いや、みんなバラバラの個人」

ダボ 「何人ぐらいいる?」

彼 「50人はいるかなぁ。そこらに立っているのはみんなそう」

ダボ 「一日にどのくらい稼ぐ?」

彼 「200-300かなぁ。暇だと100ぐらい」

ダボ 「結構良い稼ぎになるね」

彼 「いや、そうでもない」

ダボ 「JPJの役人にコミッションはだすの?」

彼 「もちろん。出さなかったら何もしてくれない」

ダボ 「いくら?」

彼 「ーーー(笑うのみ)ーーー」

彼らは私設代書屋ですから、彼に免許証やパスポート、現金を渡すのはちょっと気になったのですが、こちらは3人で見張っていたので大丈夫かと。(笑)

面白いシステムがあるんだと思ってみていますと、彼らはどんどんお客を捕まえていました。もちろん自分で番号札を持って並ぶ人もいましたが、彼らを利用する人のほうが多いかもしれないと思ったくらい。

不思議だったのは「白人」が全くいなかったこと。来ていた人たちは皆、有色人種ばかりで、黄色も少ない感じがしました。で、彼らも私設代書屋を利用していた。でもきっと費用は相手によって違うんでしょうね。日本人には日本人プライスがあるんでしょう。

順番待ちしないですぐにやってくれるのは当然、役人がそうしてくれるからなわけで、一体、あの多くの人達がいる場所で私設代書屋がどういうふうに役人とやりとりするのか見てみようと思ったんです。

ところがですね、彼らは部屋に入るなっていうんですよ。できれば呼ぶから、と。なんでかなと思いましたが、役人との癒着を見られたくないのと、また我々みたいなのが部屋の中でウロウロしているとそういう「何かが行われている」のが目立つのかもしれませんね。

でもそのまま引っ込む私ではありませんので、どうにか部屋に入り込んで隅の方に座ってみていたんですよ。するとカウンターは6つか7つあるんですが、皆さん、若い女性ばかり。ところがですね、一番端のカウンターにいた女性は中年でちょっと怖そうな顔をしていました。

あれがボスだな、ってのは見ればすぐ分かる感じだった(笑)のですが、遠くから見ていると私設代書屋はみんな彼女のところに書類を持っていく様子。

おもしろいですね~~。ただし、これが不正なのかシステムとして成り立っているのかはわからず。MM2Hのビザを受け取りに行ったときもVIPルームで待っているうちに全て終了だったし、最近のMM2Hビザは受取に本人が出向く必要もなくなった様子。

しかし困ったことも起こりました。

我々の免許証はオーストラリアの免許証なんですが、有効期限しか書いていないんですよ。つまり、古い免許を書き換えても「その書き換えた日付が有効日」になっているんですね。ですから免許を見ただけではその日付が「免許取得日」に見えるんですよ。

オーストラリアではP(初心者)マークがついておらずO(Open)となっていますが、オーストラリアの領事館に作ってもらった書類、オーストラリアの交通局が出した免許の証明にも取得日は書いていない。

だからマレーシアではP(初心者)マークをつけろと。

ああじゃこうじゃと説明したのですが、取得日はどこを探しても書いていないのだからしょうがない。でも私のだけはOKで、Pマークはいらないというんです。なぜ?と聞いたら私の免許証には1991年に取得したと書いてある。

えええ?おかしいなと思って見てみたら、それは自動車の運転免許ではなくて「モーターボートの運転免許」でした(クイーンズランド州では一つの免許証に両方記載される)。でも息子もヨメさんもその免許は持っていないので当然、記載がない。

でも面白いですよね。モーターボートの免許って書いてあるのに、自動車免許の取得日として扱ってくれたなんて。(笑)

それとですね、もう一つおかしなことがありました。

私とヨメさんのパスポートは2018年までしかないので、免許の有効期限も2年だと言うんですよ。

ま、それはしょうがないと思って、5年じゃなくて2年にしたのですが、受け取った免許を見てびっくり。ヨメさんのは2018年の今日まで。ところが私のは(パスポートが切れている)2019年の誕生日まで。

ま、何がなんだかわけがわかりませんが、その理由をいちいち聞いたり、変更してもらったりそんな面倒なことをする必要もないのでそのまま受け取りました。多分P(初心者)マークの関係だとは思いますが。

世の中にはなんでも自分でやるのが好きな人、とにかく経費は削りたい人とかいますが、我が家は正反対で、自分よりちゃんとやってくれるプロがいれば頼む、という考え方です。ビザとか許認可とか、そういう大事なものを自分でやるなんてとんでもないと思うくらい。下手にミソがついたら大変ですから。

でもこの自動車免許の書き換えに関しては、誰か知っている人にでもついてきて貰えば(時間は掛かるにしても)良いかもしれませんね。

なんて思っていたら、偶然、Step1の中村社長とばったり会いました。お客様のアテンドだと思いますが、あんなところで会うなんて奇遇だと思いました。先日はHSBCの支店でもばったり会うし。そもそも最初に会ったのは「美久仁」という天ぷら屋で偶然カウンターで隣り合わせたのが始まり。それまではブログ上の知り合いで実際にあったことはなく、えーー?テレモンさん?えーー?ダボさん?みたいな出会い。

何か中村社長とは縁があるのかなぁ・・・。

 
 
 

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