イポーの温泉旅行に行きましたが、有名な「ソルトチキン」も買ってみました。
ところが・・・
「もやしチキン(タウゲアヤム)」もそうですが、多くの店がそのメニューを持っているのね。エッグタルトを売る店も何件もある。
やっぱり「本家」で食べるしかありませんが、もやしチキンの超有名店「Lou Wong Tauge Ayam Kuetiau 老黄芽菜鸡沙河粉」は休みだったので、その姉妹店と言われる「安记芽菜鸡沙河粉 Onn Kee Restaurant」で食べたことは前に書きました。
ソルトチキンですが、ヘマをしましてどの店で買うべきかを調べていなかったんですよ。で、目についた店で買ってしまった。その店は「もやしチキン」を食べた店の近くの「萬里香」という店。本来ならすぐ近くの、そして大きな「宴琼林盐焗鸡 Ayam Garam Aun Kheng Lim」で買うべきでした。(T_T)
多分この店が本家かもしれない。
グーグルマップのストリートビューです。
店が違うのに気が付いたのが今日ですからどうしようもないのですが・・・。
買ったチキンはこれ。味付けが「ショウガ、ハーブ、スパイシー」と3種類ありましたが、その中のハーブにしました。
ホテルに持ち帰って開けてみたのですが・・
痩せてますねぇ。(笑)
でも地鶏ってこんな感じですよね。カンポンチキンとして売られているものもそう。
中はこんな。ハーブ類が詰めてありました。
当然、買ってから2時間ぐらい経って冷えていますので、電子レンジでチンすることに。中で5分ぐらい。
ま、そこそこ美味しいと思いましたが、私が想像していたものとは肉のテクスチャーが違っていました。
この鶏の肉は「長い時間茹でた(蒸した)鶏」の非常に「柔らかい」テクスチャーで、しかし茹でたり蒸したりしたものではないですから「水分は少なめ」でした。
でもねぇ、買った時点で「出来たて」ではないんです。注文してからケースの中に入っているものを取りだして、それが我々に渡されるまで5分以上かかりましたかね。つまり「チン」したんじゃないかと。受け取った時点では熱々になっていましたし。
ということは、出来たてじゃないものをチンして、それが冷えたものをまたチンして食べたことになりますね。
こういう場合に美味しいとかそうでもないとか何も言えませんよね。
どちらにしても皆で味見をしてから、皆が沈黙。(笑)
いや、美味しいとは思いましたが、これが名物かぁ?と皆が考えたはず。そして買った時には、帰りには3つぐらい「冷凍もの」を買って帰ろうねと話していたのに、食べた後には誰もそれには触れず。(笑)
やっぱり「本家」の出来たてを食べないとですよねぇ。
そういう意味じゃ「もやしチキン」もそうで、姉妹店だろうがなんだろうがやっぱりそれじゃ駄目で「本家」で食べないと。
ということで、ソルトチキンのレポートは保留。(笑)
でも作り方を見ると、これって蒸鶏なわけで、美味しい地鶏があれば家で作るのも不可能じゃないと思いました。料理方も紙で包んで塩の中に・・っていうんじゃなくて、現代にはオーブン、オーブンバッグがありますからほぼ同じ調理は出来るはず。大量に作ること、そして茹でるでもない、蒸すでもない場合、全体に火を通すには「石焼芋と同じ」考え方で調理するしかないですよね。
塩は「火を通すための媒体」でしか無いんじゃないでしょうか。
これはどの店だかわかりませんが、まさに「石焼き芋式」ですね。動画の中にオヤジが出てきますが、「Mr Lim」と言っていますからこの動画はあの有名店「宴琼林盐焗鸡 Ayam Garam Aun Kheng Lim」なのかもしれない。
私達が買った店の場合、鶏を紙で直接包んでないんですよ。上の写真を見ればわかりますが、ベイキングシートで包んだ後に紙で包んでいる(紙で包む意味がない)。だから肉汁が紙に吸収されずに残っているのが見えます。これならこれと同じ調理はオーブンバッグだけで出来るはず。
何度で何分ぐらい調理するんだろうか。私は温度は高くないんじゃないかと思っていたのですが、上の動画を見ても「紙が焦げている」のがわかりますから結構高い温度なんでしょうね。そして時間がながければ、上に書いたように「長時間茹でた(蒸した)ときの肉のテクスチャー」ってのも理解できますよね。
でも「本家」のソルトチキンってどんなんだろう・・・、気になります。