「天ぷら」を食べたひ・・・

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たま~~に無性に天ぷらを食べたくなります。

KLで美味しい天ぷらってどこへ行けば良いのだろうか。

実はデサスリハタマスの「光屋」は楽しみにしていたんですよ。シェフのS氏は天ぷら職人ですから。だからS氏が帰ってきて光屋をオープンしたと聞いた時には本当に嬉しかった。

でも行ってみたら天ぷらは彼は揚げずにキッチンハンドに任せていてイマイチだし、どうも天ぷら粉も違うものを使わせていると。難しいから駄目なんですと。

それどころかウナギなんかやってるし・・・

でもまメニューはいろいろあるし、安いし、お酒も安いから、自分の腕を出すことより商売を考えたんだろうと思ったわけです。煮物も上手いし「里芋の煮付け」なんて美味しいけれど、どこでも手に入る里芋を使わずに「冷凍モノ」をつかっているし。

彼の揚げる天ぷらを食べたかった・・・。

でも彼はもう辞めたし、海外ではよくある話でうまくスポンサーに利用されちゃったみたいで(地元スタッフで店の運営、調理ができるようになれば、給料の高い日本人は切られるのが普通)、そんな店にはもう行きたいとも思わないし。というか食べたいものもない。

彼がまた復活するかどうかわからないけれど、彼の天ぷらは封印するんだろうなと思ったり。まだまだクアラルンプールは天ぷらだけで勝負できる街じゃないと思うわけです。やっぱり香港やシンガポールとは違う。

でも逆に、この街はなんだかんだ言っても「価格にシビア」だし、天ぷらを安く提供する店は無理なのか、そんなことをスバンジャヤの「炭家」に行った時に考えてみたり。炭家が凄いと思ったのは、あんな繁盛店で忙しいのに、焼いた焼き鳥は一本でもすぐに客に出しているってこと。何本かまとめて出すことをしない。

そんな天ぷら屋ってできないもんなのか。

一緒に飲んだ時に、天ぷらのネタは冷凍モノでほとんど揃うらしいし、ローカル物も交えて何か出来るんじゃないの?なんて話をしました。でも私が美味しいと思った「Gold Pomfret(マナガツオ似の魚)は「日本のとは違って臭いんですよ」なんていうけれど、その辺のプライドを捨てても良いんじゃないかと思ったり。

NSKでローカルで養殖している「Tiger prawn」の話になって、あの活エビをメインにしたお店も良いんじゃないかと。あの旨さは「活エビ」を置いている店にしかないし、そういう店は水槽をたくさんおいている中華料理店ぐらいしか無い。まず和食店では無いはず。そしてあの活エビってNSKでさえも1キロ55-65リンギで、卸で買えばもっとやすいはずで十分採算は合うはず。

刺し身でも塩焼きでも当然天ぷらでも美味しいはずで、海老は中国人もマレー人も食べるわけだから、あの旨さは絶対に受けるはず。

おもしろそうだね~、「海老屋」なんて店名も良いねなんて話にはなったものの、でも客が来るようになればすぐ真似されて終わるね、と。

カウンターで揚げたての天麩羅を食べたひ・・・・。

自分ちで揚げてみようか?

なんて思うけれど、天ぷらはどうにもならず。我が家のヨメさんも天ぷらだけは家ではやらない。難しくて全く手がでないそうだ。

ヨメさんもやらないようなものを私がやってどうする?って思うのだけれど、どうにか出来るようになれば好きなものを使って好きなだけ食べられるし。実は「モンゴウイカ」の天ぷらが好きなんですが、材料だけは入手したものの冷凍庫でお休み中。

とりあえず、あの活エビを買ってくるか・・・・

あの活エビのミソは癖もなくて、味噌汁でもビスクでも良いはずで、頭と殻は冷凍保存しておけばかなり利用価値があるし。

 
 
 

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