真夜中の「NSK」に行ってみた。「活エビ」と「オーストラリア牛リブアイ」が安い!!

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NSKって安いしいろいろあるし、たまには行こうと思うんですが、なんせモントキアラから遠いのね。それも車が混んでいる時間帯に行こうものなら往復で2時間ぐらいは掛かってしまってなかなか行く機会がありません。

でも昨晩、夜中に寝付けなくて、フト「NSKに行ってみよう」と思い立ちました。24時間営業ですから。

真夜中の1時過ぎですから道路はガラガラ。でも逆に飛ばす気も起きなくて100キロ以内でチンタラ行ってきました。NSKに着いたのは2時ごろかな。

こんな時間にどのくらい客が入っているのかと思ったのですが、結構いるもんなんですね。それも「普通の人」ばかりで、なんでこんな時間に買い物をするのか不思議なくらい。

NSKの中に入ってすぐに思ったのは「臭い」ってこと。魚臭さだけじゃなくてありとあらゆる臭いが混ざっていて、昼間はこんな感じじゃないのに・・って思いました。魚売り場に直行すると臭いは強くなって、やっぱりこの臭いかと。一日中開いているNSKですが、魚に氷を被せだしたり、大きな水槽を洗っていたり、「今、一段落して掃除を始めた」みたいな感じがしました。

まずはお目当ての「活タイガープロウン」ですが、表示はあるものの水槽は空っぽ。あじゃーこの時間は駄目かと思いつつ、近くにいたスタッフに聞いてみた所、「大丈夫。あるよ」というので1キロ買うことに。倉庫から出してくれたのですが死んでいるのも混ざっていて、やっぱり水槽に多くの活エビが泳いでいる時に買わないと駄目ですね。

いかにも気絶ではなくて死んでいるようなものはハジいて出しましたが、こういう買い方じゃ「活エビ」を買う意味がないかも。

「活エビ」の価格ですが、2種類あって、活きの良いのはRM65で、元気が無いのはRM55。今回は活きの良いのも混ざっていましたが「RM55で良いよね?」とRM55にしてもらいました。

しかし安いと思います。このタイガープロウンってビレッジグローサーやB.I.G.でも常時売っていますが、大体RM80ぐらいなのね。もちろん死んでいますし、ちょっと火を通すと殻が黒くなったり臭うのが普通。ミソなんか臭くて啜れない。私はこのNSKの「活エビ」を知ってからあの手のエビは一切買わなくなりました。あれを買うぐらいなら「むき身の冷凍エビ」の方がよっぽど美味しい。

家に帰って見てみるとこんな活エビ。自分で選んだのではないので大きさもバラバラ。半分以上は元気に跳ねていました。

もし良さそうなのがあれば「カツオかマグロ」を買おうと思っていました。もちろん「刺し身用」です(笑)。売ってはいましたが、なんとなく買いたい気は起きず。魚に関しては、私はTTDIの方が良いような気がします。ヤリイカも同じく。当然、新旧ある「卸市場」に行けばもっと良いのがあるんでしょうが、とにかく真夜中~夜明けの時間帯に行かないとなりませんし、あまりにも広くて、そして日本の魚市場とは違っていて「なんでも新鮮ってわけじゃない」ですし、新市場の方は「ロットが小さいと買えない」ですし、私はTTDIで「良いのがあれば買う」程度が丁度よいと思っています。前にも書きましたが、TTDIで売っている鮮魚を店で出している和食店も少なからずあるみたいですし。

それから肉売り場に移動。冷凍モノね。もしも良さそうな「牛タン」があれば買おうと思ったのですが、あることはあるものの食指は動かず。結構じっくり見たのですが「マロウボーン(牛の大腿骨)」と「ネックボーン(牛の首の骨)」はスープ用に十分使えると思いました。またキューブ状の肉もあって、煮込みだったら良いかなと思ったり。1キロRM16ぐらいで激安です。でもあれだけ安いと「臭ったりするのかな」なんて気がしないでもありません。^^;

目に止まったのが「オーストラリア牛のリブアイ」。ブロックなんですが冷凍でガチガチに凍っていますし、外から見ただけじゃどんな肉だかわからず。その前を行ったり来たりしながら考えていたのですが、1キロRM38というこれまた激安なので買うことにしました。この価格ってスーパーで買う価格の3分の1~4分の1。大丈夫なんですかね?(笑)

解凍してからとりあえずステーキの厚さに一枚きってみて食べてみようかと。基本的には「ローストビーフ」にするつもりで買いましたがどうでしょうかね。あまり良くなければ「シチューみたいなブレゼ(蒸し煮)」でも良いかと。安い肉は安いなりの食べ方があるし、「安い肉はソースで食べる」のはオーストラリアで十分経験しているのでどうにかなるはず。

2キロはある大きな塊。楽しみ~~。

野菜は買うつもりはなかったのですが、「日本の長ネギ」みたいなのがあったので買うことに。「北京葱」と表示してありました。この手のはスーパーでも売っていますが、スカスカでブヨブヨなんですよね。だから日本の長ネギだ~~なんて喜ぶと期待はずれになる。でも硬めのがあったので買ってきました。

2本でRm2.6ぐらいだからやっぱり安い。

スチームボートに入れる具を売っているところのすぐ横に、今まで見たこともない(気が付かなかった?)「生麺」が売っていました。これって嬉しい~~~。

全部で6-7種類ありましたかね。とりあえず3種類、買ってみることに。

ラーメンに一番合いそうな「上海拉麺」。

細めの麺。でも卵麺ではない。「雲呑麺」。

太麺。「潮州美美麺」。

買いませんでしたが平打ち麺、そして平打で細めの「伊府麺」に似ているものとか、いろいろあったので楽しみです。

生麺ですから日持ちはしないはずで、我が家はいつもすぐに冷凍してしまうのですが、このまま冷凍すると解凍した時に「団子状態」になっちゃうのね。ですから、一度袋から出して、【ほぐしてから(重要)】一人前ずつ小袋に入れて冷凍します。

実はこの麺を「蒸してからしっかり焼いて」かた焼きそばを作ろうと思っています。本当に楽しみ。

あとはオマケでブドウ。

乾物や瓶詰めで買いたいものはいろいろあったのですが、今回はこれだけ。

活エビと牛肉がどういう感じなのかは後日またレポートしますね。楽しみだ~~~。

オーストラリア牛のリブアイがそこそこ美味しければ良いなぁ。大きな期待はしていませんがキロ単価がRM38程度って安いですよね。イオンでもRM100前後ですし、最近はB.I.G.でもこの手の「無印オーストラリア牛のリブアイ」でRM180ぐらいしますから。

まさか注入肉、合成肉じゃないと良いけれど・・・。

NSKってあちこちにあるみたいですが、私が行くのはKuchai LamaにあるNSKです。他の店は行ったことがないのですがKuchai Lamaが一番大きいと聞いているのでそこに行くことにしています。

ただし、NSKって安いことは安いけれど、なんと言いますか、人によっては「無理」って思う人もいるかもしれない。品質的にはあまり期待できませんから。私は品質的にはTTDIの方が上だと感じています。実は私はヨメさんをNSKにもTTDIにも連れて行ったことがありません。何を言い出すかちょっと怖いもんで・・・。あのアジアらしさに弱い人っていますもんね。

当然、買い物は伊勢丹かLot10、もしくはB.I.G.かビレッジグローサー、あるいはバンサショッピングセンター専門なんていう人がNSKに行ったらぶったまげるかも。(笑)

そういえば、NSKで欧米人って見ないなぁ。

でも探せば面白いものはいくらでもあるわけで、「活タイガープロウン」は私はここ以外で売っているところを知りません。新旧の魚卸市場でも見たことがないし、TTDIにも無い。でもあるところにはあると聞いてはいますが・・。

どちらにしても「自分の目」に自信がない人はNSKでの買い物は難しいかもしれない。でも面白いですから一度は行ってみる価値があるんじゃないでしょうか。

もしこのNSKが家の近くにあったら、私は行く頻度は多くなると思います。その内、他のNSKも行ってみるつもり。

 
 
 

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