ビットコイン(FX)再び

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またビットコインかぁと思った?(笑)

でも私が興味があるのは長期保持ではなくて短期売買のみであるのは読者はご存の通り。ですから世の中の一般的な「ビットコインはどうよ?」という考え方の人はパスしてください。

いやいや、長期で持とうと思う人もこのFXを使うのが良いと思います。初心者は「投資」というのは「現物を持って保持すること」と考える傾向がありますが、一般的には「投資とヘッジ」は車の両輪なんですね。つまり予想と違う動きが見られる時には「リスクヘッジ」を必ずするわけで、プロの投資家達は先物やオプションを「必ず併用する」と言ってもよいくらいじゃないでしょうか。つまりこのFXでビットコインを持てば、「現物では出来ない空売り」ができるってことですね。下げ相場で利益を出そうと積極的に考えないにしても、そこそこ自分が狙う値に到達したらそこで「売り玉」を入れておくことも出来る。

現物しか持っていなければ、手持ちの物を売るしかありませんが、現物の売買の場合のスプレッドや手数料って馬鹿にできないわけですよ。でもこういうFXならそれらを全く気にしないで売買できる。

またFXではリバレッジを利かすことが出来るという点。このBitMEXという業者は100倍までのはず。100倍そのままリバレッジを掛ける人っていないと思いますが、5倍程度なら大きく下げない限り大丈夫そうで、それすなわち5分の1の資金で済むということ。

またビットコイン以外にこのBitMEXではBitcoin Cash、Cardano、Dash、Ethereum、Etherium Clasic、Litecoin、NEO、Monero、Ripple、Stellar、Zcashなどの扱っており、ビットコイン以外のそれらの動きが面白くなった時には乗り換えるのも簡単で経費はほとんど掛からない。あるいは「下げ波動」でも利益が出せる。

どうしてもビットコインの現物を持っていたいと固執する人、あるいは他のアルトコインに興味がある人は別にして、暗号通貨に投資してみたいと思う人にとってもFXって良いと思う私。そもそも私には「現物」を持つ意味がよくわかりません。

このブログの読者に教えていただいたビットコインFXですが、これにはちょっと考えられない利点があるのは前にも書いたとおり。

◯ 取引高が多い(先物に比べて)

◯ スプレッドが50セントしかない

◯ レバレッジは100倍まで

◯ ヘッジができる

◯ 下げ波動でも利益は出せる

取引高が大きくてスプレッドが小さい(手数料が小さい)のは非常に大事なことで、そうじゃなければ短期売買はできないんですね。

そしてビットコインは「ウネリが大きい」という点。

これ以上短期売買に合う条件ってないわけで、どうしても気になるんですよ。(笑)

まず私の場合はいつも使っているチャートセッティングじゃないとトレードできませんから、それをどうにかやろうと思っていたのですが、取引所のBitMEXのデータはNinjatraderにデータを渡せると言っても私が使っているバージョン7ではなくてバージョン8なんですね。バージョンが新しいほうが良いだろうなんてのはNinjatraderの場合は全く関係なくて、バージョン8が出てきてもうかなりの年数が経つのですが、世界の主流はバージョン7です。このバージョン違いって「全く別のソフト」ほどの違いがあって、バージョン7で使っていたインジケータ、スクリプトなどがそのままバージョン8では動かないんですわ。

ではバージョン8でも動くように・・と誰しも考えるわけですが、これがいろいろあるようでバージョン8で動かすのは簡単ではなくて、売買システムを販売しているベンダーでも苦労している様子。当然、巷に出回っているインジケータも極端に数が少ないのね。

でもどうにかいつも使っているチャートにかなり近づいたものが出来ました。バージョン8です。

短期売買をする人には「よだれが出るような動き」だろうと思いますが、こんな動きが延々続きます。

でもよーく見てください。一番下の時間を。このチャートはなんと「一分間」の動きです。

ですからモタモタしていると全く動きに追いつきませんし、短い間にこれだけ動くってことはつまり「値幅が小さい」ことを意味するんですね。でもチャートの横グリッドラインはひとマス10Tickで、スプレッドは1ティックしかありませんから、やりやすいのは間違いがない。でも1ティックの値はかなり小さくて、10ティックを抜いても金額的には千円にも満たない。

ここはちょっと注意が必要で、普通の先物やFXとは計算が違うってこと。ティック(呼び値)はいくらという考え方が違うんですわ。ここはBitMEXでそのへんの説明を読んでもらうしかありませんが、ま、今の時点では10ティック抜いても1000円未満でしかない。ああ、ロットは1ビットコインの場合です。BitMEXではもっと小さなロットで売買できますから、10ティック抜いて100円狙うなんてことも出来る。(笑)

逆にもっと大きく張りたい場合は困るんですね。出来高は大きいですが、その瞬間その瞬間の出来高はせいぜい数ビットコイン程度(1ビットコインに満たないこともある)と考えるべきでそれ以上大きく張ると当然、値は飛ぶ。

この辺のことがわかる動画を前に作りましたが、再びそれを出します。動きの速さ、スプレッド、出来高に注目して見てください。特に「オーダーブック」の欄。これがDOM(板情報)です。

私としては動きが早すぎますし、値も細かいので、パラメータを10倍程度にするとCMEやCBOTの動きとほぼ同じになるのでそうしてみたのですが、ここは前にも書いたようになかなかうまく行きません。まず過去データは直近のほんの少ししか入ってきませんから、チャートを立ち上げたまま放置して「データを貯め込む」しか過去データを蓄積できません。でもそれをやっても24/7の完璧な過去データを得るのは難しい。

そこで考えられるのは「CBOT,あるいはCMEのチャートを見てBitMEXで売買する」という方法ですが、比べてみるとびっくり。かなり値動き、値そのものが違うんですわ。この違いを是非見ていただきたいのですが、画像を取っておりませんし、またそれをセッティングするのが面倒なので(笑)、興味のある人は見てください。かなり違いがあります。

ということは「アービトラージができるかもしれない」とは思うのですが、これは当然自動で動かすしかありませんし、それなりのややこしいスクリプトを書ける才能がないとどうにもならず。

ま、そんなことで私が参戦するにはまだまだ問題点があるのですが(Ninjatraderのバグも発見し、バージョン7との根本的に違う点がわかってやる気が落ちてる 笑)、なぜ今日このことを書いたか。

これってスキャル。自動運転には最適だと思うから。

実は私のトレード手法は短期売買とかスキャルとか言っていますが、実はスキャルを専門とする人たちって「もっと細かい」のが普通なんですよ。私はスキャルと言っても5分以上持ち続けることは普通にありますが、スキャルパーは数秒~数十秒で勝負をつける人も多いのね。

そんなんじゃ雀の涙ほどしか利益が出ないだろうと思いますよね。

全くそのとおりですが、自動売買で動かす人達は「一日に数百回の売買」をする人もいるわけです。まさに「塵も積もれば山となる」方式。実はスキャルパーというと、私みたいなのではなくてこういう人たちを言うことのほうが多い。ですから最近はスキャルという言葉ではなくて「短期売買」というようにしているわけです。

つまりですね、このビットコインのFX、XBTUSDですが、これ以上スキャルに向いた商品ってないんじゃないかってこと。

このブログの読者には「自動売買」をやっている方、興味がある方がいらっしゃるのですが、このビットコインFXってその対象として良いんじゃない?

あるいはどうにかこのスピードに負けずに手動売買をするか。1時間もやれば1日としては十分な日当は稼げるかもしれない。その代り心身のダメージって半端じゃなく大きいと思いますが。(笑)

でも大きな時間軸で流れを大雑把に掴んで、15分だけやって休憩、なんてことを続けることは可能かも。

短期売買に興味がある人が「これで練習する」なんてのはかなり良いんじゃないですかね。

ということで、今日は中間報告みたいな感じですが、私が参戦するにはまだクリアしないとならないことも多く、それをもう少し煮詰めてみたいと思っています。

CBOTやCMEの出来高が増えてスプレッドが小さくなっていれば、私としてはそちらで売買するのが一番楽ですが・・・。

 
 
 

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