早くマレーシアに戻りたいと思う。不思議だ・・・

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12月の1日にシドニーに入って、本日は7日。

昨日あたりから早くマレーシアに戻りたいと思うようになった。

「やっぱりオーストラリアは良いなぁ」とか「オーストラリアを出たのは本当に正解だったのか」とかいろいろ考える時間はたっぷりあって、オーストラリア脱出を決めた頃、そして実際にマレーシアに渡った頃、そしてそれから二年経った今と思いは微妙に変化しているんだけれど、「マレーシアに早く帰りたい」と自分が思うとは想像していませんでした。

不思議だ・・・・。

私達が25年間住んだのはゴールドコーストで、その間、シドニーには数回来たことがあるだけで住んだことはなし。それはメルボルンも同じ。

オーストラリアの一体何が好きなのかってのは在住者でもいろいろだけれど、私は「ゴールドコーストだから永住を決意できた」というのが真実で、もしも永住前の事前調査でシドニー、メルボルンしか調べなかったらオーストラリア永住をする気にはならなかったはず。私はゴールドコーストが好きなのであって、オーストラリアならどこでも良いってわけじゃない。

これはヨメさんも同じで、世界で一番好きな場所はゴールドコーストだという。そしてそこで育った子どもたちは「ゴールドコーストが故郷だ」という。

どうも昔からシドニーやメルボルンって好きになれないんですわ。

その理由って自分でもよくわからなくて、理屈じゃなくて自分の感性の問題。

私は若いときから、海外でも日本でもどこでも同じですが、「街の真ん中にぼーっと立ってエネルギーを感じる」みたいなことを良くします。そこでどう感じるかが一番大事なんですわ。

そういう意味で、シドニーもメルボルンも私は「マイナスエネルギーを感じる」んです。「陰」なんですわ。でもゴールドコーストは「プラスエネルギーが充満していて【陽】である」と感じる。

ちなみにマレーシアでも同じようにして「何を感じるか」を大事にしてきましたが、モントキアラ周辺はプラスエネルギーがある。でも苦手な場所があるんです。それはブキビンタン。実際に立ち寄るだけでも、またブキビンタン周辺で「コンド探し」をしたときにAirbnbで何箇所かの「住む可能性があるコンド」に泊まってみましたが、感じたことは一緒で、「ここは合わない」と思った。

でもKLCCでは違う感覚で大丈夫。

その感覚の違いがなぜ起こるかってのは私にはわからないし、突き詰めようとも思わないんです。それこそ街の真ん中に立って「瞑想をする」ようなつもりで、その土地、その街のエネルギーみたいなものを感じるだけ。

じゃ、そのエネルギーってなんなんだ?ってのもややこしいしここには書くことはしませんが、とにかくそれを大事にしています。

つまり、今、大好きなオーストラリアにいるわけですが、場所はシドニー。やっぱり今回もこの街で私が感じるエネルギーはマイナスだし【陰】なんです。ここにずーっといたら病気になるんじゃないかと思うくらい。マレーシアの住まいであるモントキアラに比べたら、モントキアラのほうがはるかに良い。(シドニーの郊外に出れば全く違うことを感じるはず。でも今回の滞在はシドニーのど真ん中)

じゃぁ、ゴールドコーストに行ったらどう感じるのか。これはわかりませんが、今、マレーシア、モントキアラに早く帰りたいと感じる自分を見つめてみると、なんだか今の自分にとっての住まいはマレーシアで良いのだ、それがベストなんだ、と感じています。

冷静に自分の内部の心の動きを観察していると面白いことに気が付きます。

今になると、かつては「オーストラリアを脱出しないとならない理由」「マレーシアに行かないとならない理由」を無理やりさがしていたのがわかります。そしてマレーシアに渡ってからは「マレーシアの良いところばかり探そうとする自分がいた」し、「オーストラリアを出たのは正解なのだと再確認しようとする自分もいた」のは間違いがない。

でもそういう心の動きも落ち着いてきて、無心で自分の内面を見て思うことは「自分がマレーシアを好きだという自覚はないものの、マレーシアに住みたいと思う自分がいる」のがわかります。少なくとも、私はシドニーに住みたいとはまるっきり思わないし、ゴールドコーストに対する思いも変化して「思い出」になりつつあるのを感じます。

そういう意味で、今回のシドニー旅行は「想像もしなかった収穫があった」ような気がしています。

早くマレーシアに戻って、B.I.G.やビレッジグローサーに買い物に行き、「まったくしょうもねぇなぁ、ろくなものがない」なんてブツブツ言う生活に戻りたい。(笑)

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