香港市民はやる気満々。中国がこのままそれを放置するわけもなく、我々にも影響があるはず。

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香港市民はあの手この手の弾圧にもめげずに頑張ってますね~~。

このブログの読者に「香港ウォッチャー」がいるのかどうか知りませんが、これって「対岸の火事」じゃないと思うんですよ。

香港の民主化運動が「中国全土に広がるようなことがあれば大変なことになる」。それは天安門事件と同じで、どうしても潰さないと中国の体制そのものが壊れる。ましてや「台湾」も香港の動きと関係があって「中国統一」なんてどんどん遠のいてしまう。

これを習近平は放置するわけもなく、さてどう動くのか。

米中の関係にも最近、変化が起きているのは皆さんご承知の通りで、「習近平はトランプ氏の意向に沿うことをやめた」ように見えます。貿易関係でも「強気」で出るようになってきた。

これって「アメリカを敵視する方向」へ動いているわけで、非常にうまくないですよね。

そして「香港の市民運動の影に【アメリカあり】という【噂】があった」わけですが、それを中国では公然というようになってきたらしい。

今までのように「習近平の【のらりくらり戦法】が続く」とは思えない。

ま、今までは「出口を探していた」ということなんでしょうが、香港そして台湾問題、なおかつ大きな経済問題も絡めると【習近平の我慢も限界に近づいている】感じがします。

ヤクザ同士が「小競り合い」をしていたのが、とうとう「てめぇ、やる気か?」「おうよ!」なんていう方向に動いている。

でも戦争なんてするわけもなく、かつて「日本が感情的になって先制攻撃をした」みたいなことも起きないはず。米中は子供じゃないし、言葉も行動もエスカレートするにしても「損得は常に考えている」わけで、まだまだ「落とし所を模索中」ってことなんでしょうが、今のままならまず間違いなく習近平は除外されるだろうし、トランプ氏も大統領再選を控えていますから、「変な妥協はどちらもできない」環境じゃないですかね。

世界を取り巻く経済環境は悪化している中で、それに日韓問題も絡んでいて、「このまま日本とて【安泰なわけがない】と私は思う」わけで、海外在住の我々にどういう影響があるのかと言えば、無関係でも対岸の火事でもなく、影響はかなりあるんじゃないですかね。

今の危機的な世界情勢を見ると、リーマンショックなんてかわいいものでしかないかもしれず、でもリーマンショック時には「マレーシア在住の日本人、日本企業、駐在員も大いに影響を受けた」じゃないですか。日本企業の中にも「撤退」は多く、「ごっそりいた駐在員が潮が引くようにいなくなった」のを覚えている人も多いはず。

当然、中国と深いつながりがあるマレーシアそのものにも大きな変化が出てくるはず。経済、株価や不動産価格にも大きな打撃があるんじゃないですかね。

一般的なジジババの感覚だと、声を大にして言うことは無いにしろ「デフレ歓迎」「不動産価格の下落も歓迎」ですよね。それらは「生活費の低下を意味する」わけで、「大変なことになりましたね~」なんて言いつつ「本心としてはニヤニヤしている」なんてことがある。

でも「資産の保全」なり、根本的なところの影響を考えないとうまくなくて、「流されるだけ」ってわけには行かない人も多いはず。

今の動きの「円高は嬉しい~~~」なんて思っているマレーシア在住者も少なくないと思いますが、それで大丈夫なんでしょうか。

「じゃぁどうすんだよ」ってことですが、日頃「ヘッジ」を無視している方々は「流されるだけ」になるかもしれない。

でも「日頃ヘッジを心がけている人たち」にこれからが本番のはず。

気を引き締めて行きましょ~~~。

日本の株式をお持ちの方も多いと思いますが、大丈夫ですか~?

(株式などの)長期投資は一切しない私としては「この時点で買いポジションを持っている方が不思議」に感じるわけですが、私らの年代って過去も長い間見てきていますから「為替も株価も循環するんだよ」なんて「不安を払いのける考え方」をする人が多いと思います。でも実際は1ドル360円の時代からとんでもない円高に襲われて倒産した人もいるし(私の父は廃業した)、株価の下落も同じで「我慢をした人ほど被害は大きかった」のが現実のはず。

ところが中には「近年の株価の値上がり(安倍政権になってから)で、やっぱり【良い株は手放さずに持っていてよかった】という人」もいるのは事実。

随分、長い間、我慢して持っていたんだなぁと思うのですが、私はこれは「負け惜しみ」でしかないと思っていて、「定期預金のほうがはるかに良かったはず」なんですね。そしてどれだけ「過去の優良会社」が消えていったのかという現実を忘れるべきじゃないと思うんですよ。(私もJAL株で大損した 笑)。

私があえて「市場は循環する」というのであれば、「良い会社の株価はいつか戻る」ではなくて、「優良会社も消えていく」ということが常に起こるという風に考えます。

この辺は「若い人は理解している」のね。若い人は「経済成長を経験したことがない」ですから。

でもジジババはこの辺の考え方が違うのね。「頑張って働いていたら会社も大きくなり、給料も上がり、生活も良くなった」時代を生きてきたから。

結果的には「肩たたき」にあったにしても、良かった時代を忘れられない人たちって多いんじゃないでしょうか。そもそも「株とは買うもの」という固定観念を持っているでしょ。またなぜか「外貨投資」も「外貨は買うもの」と考えてしまうはず。違います?

「外貨は売るもの」「株は空売りするもの」という考え方を持っているジジババに私は会ったことがないんですよ。このへんは若い人の方が現実をちゃんと見ているはず。臨機応変で動ける。

中には「なんで世界の景気が悪くなると【円高になる】のかもわからない人」もいて、これで資産保全もへったくれもないじゃないですか。

過去のことは一切忘れて、目の前の動きだけを注視するべきかと・・・。そして将来のことは「神様にしかわからない」。理論理屈を振り回しても、それで勝ち続けた人って「世界に一人もいない」んですね。ああ、バフェットみたいな天才もいますが、自分が天才かどうかそれをじっくり考えてみたほうが良いと思うわけです。

雨が降れば誰でも傘をさす。天気予報が「晴れ」でも「雲行きが悪そうなら」傘を持って出かける。

これは誰でも当たり前のことですが、雨が振っても、雨が振りそうでも傘をささない人が投資の世界には多い。不思議な現象だと思います。

せめて分散投資でもするならわかるんですが・・。

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