糖質制限のために「血糖値測定器」を買った。Lazadaは安い!

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血糖値を測るようになってから何年ぐらいになりますでしょうか。

私は「糖尿病」と診断されたこともなく、「予備軍かもだな」とホームドクターに脅かされたことはありますが、検査をしてみると予備軍でもない。でも「予備軍の入隊前(笑)」なのは間違いがなくて、特に食事後の「急激な血糖値の上昇」「なかなか下がらない」のは間違いがない。

でもそれは「食べすぎ」が原因のようで・・・。

一般的に血糖値と言うと、「朝の空腹時の血糖値」を定期検査で測って、それに異常があれば次の検査となるわけですが、私にしてみれば「朝の空腹時の血糖値が低いのは当たり前」で、そこに隠されているものが見えない、わからないってのは問題じゃないかと思っています。上のグラフからもそれが想像できる。

ま、どちらにしても「血糖値を測る必要はないレベル」なんですが、かなり前から血糖値測定器を使っています。その理由は・・

「きっちり糖質制限をしたいから」

こんな理由で血糖値測定器を買う人って聞いたことはないのですが(笑)、もし糖質制限をするのなら「自分で測らないでどうするつもり?」って思うわけです。

糖質制限をする理由は「太らないため」「痩せるため」の人が多いはずですが、糖質制限をすることがどうして「太らない」「痩せる」に結びつくのかは知らない人も多い様子。

簡単に説明しますと

◯ 炭水化物(この場合、糖質の意味)を食べる

◯ それが消化され、グルコース(血糖)となって体をめぐる

◯ 血糖値が上がる

◯ それを体は感知し、インスリンを分泌する

◯ インスリンの働きによって臓器は血糖をとり込んでエネルギーとして利用したり、たくわえたり、さらにタンパク質の合成や細胞の増殖を促したりする

このインスリンの働きで私達は糖分を栄養として得て生きているわけで、もしインスリンが分泌されないなんてことになると大変なことになるわけですね。

ところが~~~~~

このインスリンは非常に真面目なやつで、【余った血糖を脂肪に変えて蓄える】という働きもする。

これが「デブになる原因」と言われているわけですね。と、非常に大雑把な説明ですが、【重要なのはインスリン】であって、決して「炭水化物そのもの」でもないし、「血糖値でもない」んじゃないですかね。

つまり、もし「インスリンの分泌を止めることが出来たら太らない」ということになる。でもこれは私にも友人でいましたが、「糖尿病に罹って痩せだした」状態で、放置したら死に至るとんでもないことなんですね。

ただし極論を言えば

◯ 糖質を摂らなければ、血液中の血糖値も上がらず、「インスリンは分泌されない」

◯ 糖分が無くても、タンパク質や脂肪分を分解、あるいはそれらを摂取することで生きていける

実際には糖分は「糖新生」などの働きで作られて、全く無いってことはないわけですが、「甘いもの」「ご飯」「麺」「パン」「ジャガイモ」などを多く食べていれば有り余るほどの糖分になる。そしてそれは「脂肪」として蓄えられる。でもインスリンが分泌されない、働きが悪いと、その糖は血中に溢れかえり、尿と一緒に排出されてしまい、非常にうまくない。

逆に糖質が入ってこないと、体は「飢餓状態」だと勘違いするそうで、「大変だ~、このままでは餓死する。よし!脂肪やタンパク質を分解しよう」となる。

ま、大雑把な流れってこういうことだと思っているんですが、「インスリンを分泌しない」「脂肪(やタンパク質)を分解し始める」ためには「糖質制限をする」ということで、糖質制限はキッカケづくりでしかないんですね。

でもそのキッカケがちゃんと機能しているかどうかを我々はどう調べたら良いんでしょうか。

そりゃ、痩せてくれば「よしよし、これでOK」となるわけですが、「思うように痩せない」場合はどうしたら良い?その原因をどうやって調べる?

そこで、私は「自分の血糖値を調べてみるべき」だと考えたわけです。

これをやっていると、「思い込み」「勘違い」「巷の嘘」を排除できるのね。

自分は糖質制限をしている【つもり】でも、実は全然、出来ていなかったり。血糖値が上がらない「食べ物」だと思っていたのが、全くそうではなかったり。あるいは、「これは食べないほうが良いだろう」と思っていたのが、実は大丈夫だったりと、「想像から開放される」し、「的確」で「自分にあった」、「効率の良い」【糖質制限が可能】ってことだと思っています。

特に「GI値を重視する人は多いけれど、これはほとんど関係ないレベル」だというのも、自分の体で実験してみるとすぐにわかる。例えば「ウドンより日本蕎麦の方がGI値が低いからオススメです」なんて多くの人が言うけれど、ではどれほど違うのか?自分で食べて測ってみればすぐこの答えはわかります。そして「重要なこと」はGI値ではなくて、「どう調理して」「どう食べるか」のほうが問題。つまり「消化吸収しずらければOK」なんですね。糖質も低く、GI値が低い食べ物でも、ドロドロのスープ、離乳食みたいにすれば消化吸収は早く「血糖値は一気に上る」わけです。逆に、たとえば「血糖値が上がりやすいニンジン」でも「生で」「よく噛まない」で食べれば(笑)、血糖値の上昇は緩やか。

こういう様々なことが、自分で血糖値を測ればすぐに分かるんですね。

だから、真剣に糖質制限をしようとするなら、「血糖値測定器」は必需品だし、「脂肪が分解されると生成される【ケトン体】のチェック」も大事。不思議なことに、糖質制限はうまく行っていて、血糖値も上がっていないのに【ケトン体が出ていない(脂肪が分解されていない)】という摩訶不思議なこともわかるし、それがわかれば対処方法も考えられるわけです。

せめて「ケトン体のチェック」だけでもしていれば、順調に脂肪が分解されているのかどうかはわかるし、これはリトマス試験紙みたいなものを「尿」にちょっとつけるだけ。

この試験紙は薬局で売っていて、「Ketostix」といえばすぐにわかるはず。数百円で買える安いものです。

で、血糖値測定器もかなり安くなってきて、Lazadaでも安く売っている。薬局よりかなり安く売っているのを見つけて、買ってみました。

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これよりも安い他の機種も売っていますし、また糖質制限だのダイエットは別にして、マレーシアでは「甘い食べ物が溢れている」し、マレーシア人の糖尿病患者はかなり多いことからも、こんなのがあっても良いんじゃないですかね。朝の空腹時の血糖値はもちろんのこと、「何をどう食べたら、どんな血糖値になるか」わかるわけですから。また運動で血糖値は低くなるわけですが、「どの程度の運動をするとどうなるのか」とか、「運動をするタイミング」も血糖値を測るとすぐにわかる。

食事と血糖値の動きが「自分の場合、どうなっているのか」がわかってくれば「毎日毎日、血糖値を測る必要もない」わけで、あとは思い出した時に確認する程度でOK。

私が今回、なぜ再び買ったのか、ですが、私が今、使っているものが故障しているのではないかという不安があったから。なんせ、先日は「ご飯を二人前以上のかなりの大食い」をした1時間後に、血糖値が63しかないような事が起きたから。こりゃおかしいと思い、薬局に行って調べてもらったり、違う機種と同時に測ったり、ま、いろいろやった結果、「低めに出る」のは間違いがないようで、この際、安いからもう一台、同じものを買おうと思ったってこと。

でもこの血糖値測定器って誤差が大きいんですよね。実はゴールドコースト時代にもおかしな数値が出るので調べてもらったのですが、10-20の誤差があっても当たり前みたいな感じで驚いたことがあります。でもこれって「温度計」もそうですが、誤差があってもそれを使い続けていれば、日頃の増減の具合はわかるわけで、それで十分なのかもしれない。

血糖値測定器、オススメです。

ただし、わかりきったことを書いておきますが、「糖質を減らす程度」ならまだしも、私がやっているような「かなり厳しい糖質制限(ケトジェニックとか言われる)をする場合」は医師と相談するなり、それなりにかなりしっかり考えてそして「覚悟」も必要で、このブログを含むネットの適当な情報を元にやるべきじゃないのは間違いがないと思います。

でも「糖質を減らす程度」だとしても、やる気があるからやっているはずで、その思いを成就するためにもちゃんと「血糖値ぐらいは測ってみる」のは大切ではないでしょうか。メリットは多く、デメリットは私はないと思います。

自分は健康体だと信じていても、スパイクと呼ばれる食後の急激な血糖値の上昇があったり、私みたいに「上がった血糖値がさがりずらい」とか、あるいは中には「糖尿予備軍」という自覚がある「境界型」の人たちもいるはずで、食事の内容を考えて「血糖値を抑える」ことによる「メリット」もあるはずなんですね。私がそうであるように「インスリンの分泌が活発になる」「インスリンへの反応が良くなる」ことが起きるのは多くの医師も言っておりますし、「予備軍から出る」ことも可能かもしれない。

特にマレーシアという、糖尿病患者が他国に比べて多い国で、なおかつ食べるものは「甘く」「炭水化物が多い」のは明らかで、その中でどうやって自分を、家族を守るかという意味においても、血糖値、そしてその動きを把握するのは良いことだと思っています。

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