日本の「パチンコ」は不要不急の外出自粛に該当しない

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本当にこのコロナ騒ぎで、普段は見えない「おかしなこと」が明らかになりますね。

3つの【密】を避けろと小池さんはいうけれど、パチンコはこれに該当しない。

そもそもパチンコはギャンブルではないことになっている。こんなことを信じる国民がいるんですかね。

パチンコ業界を見張るのは警察の役目だけれど、天下りが多いのもパチンコ業界。

パチンコ業界には「パチンコ・チェーンストア協会」なるものがあって、そこに多くの国会議員が「アドバイザー」として名を連ねている。そして「パチンコ議員連盟」も存在し、新たな「IR議員連盟」もそうで、同じ顔ぶれのおエライサン方の名が連なっている。

菅官房長官でさえ、「すでに警視庁は遊技機のハンドル等を消毒するなど防止措置を要請。引き続き警察庁において、パチンコ業界で適切な対応をとられるように指導する」と。だから外出自粛の対象にはならないと。

官房長官という国の中心人物でさえもこういうことをシャーシャーという日本。

私はこの「パチンコの異常な世界」がそのまま日本の政界、官界、財界を表していると思います。全ての官庁、業界で同じことが起きている。

私が腹が立つのは実は「水産関係」なんですよ。魚好きってのがありますが、この水産庁もメチャクチャで、世界で大騒ぎになっているマグロ(クロマグロ)ですが、日本近海に【サンクチュアリ】があるんですってね。そこにクロマグロが集まって産卵をする。ここで生まれたクロマグロが海流に乗り、太平洋に散って世界を回るわけですが、この産卵の時期に特定の場所に集結したそのクロマグロを「一網打尽」にするのが日本の水産業。

嘘だろ?って思いますよね。

またクロマグロも大きく育つと非常に高い価格になるのは「大間のマグロ」もそうで、誰でもわかる。ところが小さな子供は美味しくないし価格も安い。

これらをまた一網打尽で取るのが日本の水産業。

当然、規制を甘くしているのが農林水産庁で、水産業界はとんでもなく大きな天下りの先。Win-Winの関係ができている。

そして水産庁の調査官は、「調査の結果、この捕り方をしても全体数に影響はない」と言う。でも漁獲高は減っているので規制を変更したけれど、「漁獲高を大幅に減らされたのは小規模漁師」なんですと。

これって世界から嘲笑の的になっているけれど、農林水産庁も業界も知らん顔。

世界は水産資源を守ろうとあの手この手を使って、そして水産資源の回復にも成功して、「水産業は儲かる産業。花形産業」となっている。でも日本は「跡取りを心配しないとならない業界」のまま。

日本ではバターが高かったり、品薄になるのも農水省と業界の癒着があるからで、その仕組から抜け出てバターを作ろうとする農家は農協からも外されて生きていけないようにする。

文科省も厚労省も、なんだかおかしいなぁというのは我々国民にも見えてきている。加計学園問題なんてそれの一部でしかないと思ってます。安倍さんばかり攻撃の的になって、獣医学部設立に猛反対していた日本獣医師会からしっかり献金をもらっていた玉木雄一郎も石破茂も全くなんの追求も受けない。玉木なんて安倍攻撃の先鋒で、日本獣医師会の代表に見えるのに世間は沈黙。

これもまたネットの普及のおかげで、今までならメディアも結託して流さなかったニュースやデータ、癒着・利権構造の中で何が起きているのかの現場からのレポートもたくさん出て、問題指摘がされている。

私達は「こんな事が長年行われていたことさえ知らなかったのか」と唖然とするぐらい。

これが日本の実態で、安倍さんが記者会見で神妙な顔をして「最善の努力をいたします」なんてのを誰が信用するかっつーの。

でも私はかなり昔からの安倍ウォッチャーで、安倍さんが総理になってやっと日本にも光明が差すかもしれないと喜んだくらい。

でも彼の岩盤規制、政財界・官界の癒着や天下り構造を壊す方針は、半端じゃない攻撃にあって挫折でしょ。メディアも左派政党も「岩盤規制、癒着、天下りの応援団」みたいなことをする。安倍さんの三本の矢も二本目の矢を放つことは許されず逆の「緊縮財政」をやらされた。でも一本目の矢が効いたからどうにか日本の景気は良くなったけれど、彼が考えた三本の矢構想自体は潰された。そして「アベノミクスは失敗だ」と攻撃を浴びる。

政治の世界って本当に怖いと思いました。それに官庁や業界も手を組んで、「利権構造」が出来上がっている。「規制緩和」だの「天下り禁止」だのって、政界、官界、経済界はその土台の上に生きているのに、その土台、基盤を壊そうとするんだからそりゃ半端じゃない抵抗に合いますよね。メディアも左派もなぜか利権構造を守護する方向に動くし。

要は「国民不在」で日本という国は動いているのは間違いがなくて、いや「国民が中心」だけれど、それを支える政界、財界、官界は三つ巴でしっかりした「基盤を持たないと国民も大事にできない」という理屈があるんでしょう。利権構造を壊したら、日本そのものが崩壊するように彼らは考えている様子。

景気が良いときには国民の末端にもおこぼれが来るけれど、もうそういう時代は終わった。そのきっかけを作ったのが私は「竹中平蔵」だと思っていて、グローバリズムの美名のもとに日本の根幹を変えてしまった。でもそうしなければそもそも「日本そのものが生きていけない」というのが彼の考え方の中心にあったんでしょう。

そして利権構造が野放しにされ、「富の集中化」が起きただけで国民はおいてけぼり。でも利権構造にぶら下がっている企業や個人は良い思いが出来ているんでしょう。

それを壊そうという理念を持っていたのが安倍晋三という男だと私は思っていて、彼が総理大臣に返り咲いたときには、「これで日本はやっと変れる」とニタニタしていたんですよ。

でも安倍さんは一強と言われるけれど、常に少数派でしかなくて、周りは敵ばかり。そして負けた。と私は見ています。そもそも安倍さんが総理になれたのも、たまたま安倍さんを推す保守系の国民が多くいたからで、本来なら総理になれる人じゃなかったのかもしれない。

そして安倍さんのあとは、あのアホみたいな岸田氏が総理になるのかもね。彼は財務省べったりなのが私は何よりも気になるところ。

「パチンコ業界との癒着」。こんなことも解決できない日本。パチンコはギャンブルではないと政府もそれを言う日本。

もしパチンコ店でコロナの感染が広まったらその事実を握りつぶすのだろうか。

 
 
 

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